表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生オーライ!  作者: 高岩 唯丑
4:枯れた柳の正体は

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
91/221

32話!

 馬車がドサバに到着した。馬車と別れた僕たちは街のギルドを探し始めた。


「どこにあるの?」

「わからないわ、セルカって来た事あるんでしょ?」

「ありますけどギルドはちょっと知らないですよ」


 クレブリアにそう聞かれたセルカが困ったようにそう言った。


「誰か知ってる人いるかしら?」


 ぞろぞろと歩いてる一団に向かってクレブリアが聞く。その言葉にゴーディルが反応して言った。


「そういえば昔この街にいた奴、いなかったか?」

「あぁ……俺です」


 一団の中で一つ手が上がる。


「おう……わかるか?」

「実は結構昔で少し自信がねぇんです」

「大丈夫だ、ある程度の位置がわかれば探せるからな」


 ゴーディルが手をあげた男に近づいて肩を叩く。そしてその男を先頭にまたぞろぞろと一団が歩き始める。


「なかなか目立ってますね」


 セルカが困ったように言う。確かにかなり目立っている。街の人たちがチラチラとこちらを見ているのがはっきりわかった。騎士団っぽくないし、雑多すぎてなんの団体なのかわからない。


「気にしないだぞ」

「気にしない」


 一番そういうのを気にしなさそうなヴェールとネピアがあっけらかんと言った。確かにそうだけど。


「気にしない事にします」

「おうっ」

「それでいい」


 セルカが仲間に入って三人になった。


「ははっ、なんだ、恥ずかしいのかい?」


 そこにゴーディルが話を聞きつけてやってきた。


「わりぃな、俺らがいるせいで浮いてる」

「そんな……謝る事じゃないよ」

「あんた達のせいよ」


 僕が謝った言葉に少し被るようにクレブリアがそう言った。


「クレブリア、なんか冷たいよ」

「別に」


 それだけ言ってクレブリアが少し後ろに移動して離れてしまう。


「なんかごめん」

「ははっ、いいんだよ」


 面白そうに笑いながらゴーディルが僕の背中をバシバシと笑う。


「でも馬車に乗る時はそんなにゴーディルの事、嫌ってるように見えなかったけど」


 実際、尻尾を少しだけど振ってるように見えた。僕がよくわからないという表情をしているとゴーディルがくつくつと笑い始める。


「女心のわからない子供だな、エルは」

「え? どういう事?」

「言わね」


 心底面白い物を見つけたという表情をしたゴーディルが団体のもとの場所に戻っていく。どういう事なんだろう。女心って。まぁわかりませんが。


「確か、ここの辺りだったの思うだけどな」


 先頭を歩いていた男がそう言った。

2回目!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ