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転生オーライ!  作者: 高岩 唯丑
4:枯れた柳の正体は

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11話!

「本当か!」


 ヨルセダが体を前のめりにして聞いた。


「ゴーストはアンデットの一種よ、だから他のアンデットなら倒せるかもしれない……あるいはアンデットの力を使える人なら」

「あっ、そうか」


 僕は思わず声を上げてしまった。クレブリアの話は確かに試してみる価値はある。


「ゴーストを討伐しようとする者は今までいなかった、一過性ですぐにいなくなるからじゃ、だからこそ有効な対抗策が確立されいないのじゃ……よくぞ思いついたの、さすがじゃ」


 嬉しそうにヨルセダがクレブリアを褒め称える。


「そういう事なら、ちょうどいいのがいるのじゃ」

「ちょうどいいの?」


 ヨルセダがニヤリと笑う。


「窃盗団の頭領じゃ」

「そうか、ゴーディルなら」


 サモンズスペルでスケルトンを呼び出せる。もしかしたら、ゴーストを倒せるかもしれない。


「私がゴーディルを向かわせられるように交渉してくるのじゃ」

「じゃあ……私たちはお役御免でいいわね」


 クレブリアがそう言う。


「そんな、僕たちも行ってできる事をしようよ、村人が避難までしてるんだし」


 僕はクレブリアにたいして訴えた。できる事をしたい。村人が可哀相だ。それに人手はたくさんあったほうがいい。セルカも僕に同意してくれるようで「クレブリアさん」と訴えかけるように言った。ヴェールもネピアも同じだった。


「もぉ……どんだけお人好しよ」

「私からも頼むのじゃ」


 最後にヨルセダが言った。


「不測の事態もあるかもしれん、誰も経験のない事をしなければならん、君がいれば安心じゃ……皆の指揮をとってほしいのじゃ」


 そう言ったヨルセダが頭を下げる。それを見たクレブリアがため息をついて言った。


「これで断ったら私、悪者じゃない……わかったわよ、やるわよ」


 僕達はその言葉を聞いた瞬間「やった!」とはじけるように喜んだ。


「よかったのじゃ……私はすぐにゴーディルの事を交渉に行く、窃盗団全員行けるようにするからの、人は多いほうがいいじゃろ、たださすがに今日中は無理じゃ、頑張って明日の朝には間に合わせる」

「わかったわ……ところで聞いてなかったけど、どこの街なのかしら、レガル?」


 レガルは確かセレンから北に行った街だ。ヴェールが走っていったくらいだから近いのだろう。そこだったら簡単だけど。


「ドサバじゃ」

「遠いわね……歩いていて行くのは無理ね」


 クレブリアが渋い顔をして言った。まだ聞いたことない街。

1回目!

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