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転生オーライ!  作者: 高岩 唯丑
3:魔道具の役目は何たるか

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28話!

 セルカとクレブリアと別れた僕達は進んでいた。


「エルと二人きりは初めてだな」

「そうだね」


 微妙にどう話していいかわからず、変な間があいた。確かに出会ってからあまり二人っきりで話した事なかった。進んでいると目の前に見張りの男がいた。僕たちは声を潜めて、体を低くする。弱めにしたサンダーアローを当てれば良いかな。


「ヴェール少し離れて」


 小声で言うとヴェールが僕の背後に回る。僕は魔力を弱めに保ち、右手を男に向け、サンダーアローを撃ち出す。うまく命中して男は崩れ落ちた。


「よし」


 倒れた男に駆け寄って脈を確認する。


「死んでない……よかった、うまくいった」

「すごいぞ……これなら簡単だな」

「不用意に近づかなくていいからね」


 ヴェールがすごいすごいと嬉しそうに笑顔を見せてくれる。なんだか嬉しくなって、僕はヴェールの頭を撫でた。


「さぁ次に行こう」

「おう!」

「ヴェール、声大きい」

「あっ、ごめんなさい」


 少しのやり取りして僕たちは進んでいく。それから見張りの男を二人気絶させて進んできた。


「あいつらはどれくらいで起きちゃうんだ?」

「どうだろう、わからないけど、そんなにすぐには起きないはず」


 それでもいつか起きちゃうんだろうな。全部を手早く終わらせないといけない。


「あっ、クレ姉だぞ」


 そう言ってヴェールが少し先を指差し、嬉しそうにする。クレブリア達も少し小走りで近づいてきた。


「無事だったようね、よかったわ」

「そっちも無事みたいでよかった」

「それで、そっちは三人倒したかしら?」

「うん、三人倒したよ」

「じゃあ、こっちも四人倒したから、全部ね」


 クレブリアが安心したように言った。その姿を見て僕はふと心配していた事を聞いてみる。


「見張りのやつらは……殺してないよね?」

「当然ですよ!」


 セルカがそう言った。よかった、僕は一安心して、息を吐きだす。


「敵の心配とはお人好しね……ほんと」

「やさしさの現れですよ」


 嬉しそうにそう言うとセルカが僕を見る。褒められると嬉しくてつい赤くなってしまった。


「さて、そろそろ次の行動に移るわよ、見張りはじき起きるわ、あるいは次の見張りが来た時に倒されたことが知れる、早くしないといけないわ」

「どうするの?」


 クレブリアがニヤリと笑う。何か怖い事を考えている気がする。


「騒ぎになる前にアジトに侵入するのよ……そこで待つ」

2回目!

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