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転生オーライ!  作者: 高岩 唯丑
3:魔道具の役目は何たるか

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20話!

「ヴェール、大丈夫?!」


 呼びかけていないと心配で僕はヴェールに声をかけ続ける。ついでにクレブリア達に位置を伝えられる。


「意外と大丈夫だぞ」


 ヴェールは力なく笑う。意識を失う様な素振りはない。それでも怪我は怪我だ。安心はできない。


「マスター、みんなきた」


 ネピアの声で僕は顔をあげる。真正面からクレブリアとセルカが来ていた。


「ヴェール! 怪我したの?!」


 クレブリアがほとんど悲鳴のような声をあげた。


「ごめんなさい、つい自分で何とかしないとって」

「今はいいから、喋らなくていいわ」

「ヴェールをお願い」


 僕はクレブリアにヴェールを渡した。


「アンデット倒さないと」


 アンデット達は追いかけてきていて、もうそこまで迫っている。


「私がヒールでヴェールを治すわ!」

「ネピア、使うといい」


 ネピアがそう言って杖をクレブリアに差し出す。そうか杖を使って回復魔法をかけたらより強くかけれる。


「使わせてもらうわ」


 クレブリアが杖を握るとネピアが霧散するように消え、回復魔法をかけ始めた。


「僕達はアンデットの相手だね」

「はい! 私のお披露目の時です」

「あぁ、さっき秘密って言ってた」

「そうです」


 返事をした後、セルカが剣を構えると両手が淡く光る。


「あっ、魔力が」

「はい! まだ一部だけしかできませんけど」

「すごい!」


 僕がそう言うと嬉しそうにセルカは言った。


「全身まですぐにいって見せますよ」

「ははっ、頼もしいね」


 僕がそう笑いかけるとセルカも笑ってアンデットに向かっていく。僕は一度、クレブリアの方を見た。ネピアの補助のおかげかもうヴェールの表情は痛みをこらえているように見えない。


「よかった、あとはアンデットだけ、僕も行くか」


 アンデットに向って僕は走っていく。武器が無いから魔法で行くしかない。サンダーアローを使って倒していく。それにしても討ち漏らしたアンデットがいたとして、こんなにも集まってくるんだろうか。アンデットが出て来る条件も知らないから。


 その時、背後からクレブリアの悲鳴混じりの声が響いた。アンデットがあっちに行ってしまったか。そう思いつつ、目の前の敵を倒していて、振り向くのが遅れてしまった。


「何するのよ!」

「よこせ! オラ!」

「きゃぁっ」

「クレ姉! 何すんだお前! まて!」


 僕は振り向いたがすでに事は終わっていた。何が起こったか分からずクレブリア達に駆けよる。


「何が起こったの?! 大丈夫?」


 クレブリアがお腹を押さえ表情を歪めながら応えた。


「ネピアが……連れ去られてしまったわ」

2回目!

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