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ウエポンマスター 異世界編  作者: K
拾伍章
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拾伍章─シノプシス─

─先日、元パワーウエポン科の生徒達の元に、『招待状』と銘打たれた書状が届いた。

その中には、『中央巨城セントラル・ビッグキャッスル』なる建物へ招待するとしか記載がなく、滝田やブルースタイン王に尋ねてみたが、そんな名前の城は知らないと言う。

そんなこんなで生徒達は、そんな紙切れの事など只の悪戯だと思い込んで気にも留めていなかった、そんな時。


少年「やぁ、君達が、『招待客カスタマー』か。」

健「は?」

ここは、学校の屋上である。

パワーウエポン等、武器をきれいさっぱり没収されて傷心していた健が、屋上で呆けていたのだ。

その少年は音もなく突然現れた。

気付けば健はドアを塞ぐ形で座っていて、ドアを開けて屋上に入れば気が付くし、ビルからビルに跳び移ろうにも市役所も兼ねたこの学校より高い建物はこの第一舞奏市にはないし、同じ高さの建物だってない。ってか跳び移ればまず音がするだろう。

ここは第一舞奏市。以前、神襲ゴッドフェイズという、神の使い『神使ゴッドプリズン』と戦っていたとき、人間サイドの教師、滝田 奈央が発明したプリズンと唯一まともに渡り合える兵器、『パワーウエポン』を扱えるようにするための養成校を兼ねた高校、『第一舞奏市立高校』の建設を目的に作られた、孤島にある都市だ。

津田つだ たけるは、同居している女子 とどろき さくらや、様々な武器を使う仲間達と共に、様々な苦境を乗り越え、ついこの前、主に健の妹である戸須田麻とすだま ことらの尽力により、神襲ゴッドフェイズが終結した。


何もかもが平和で、武器は奪われてももう戦うことはないんだ。皆がほっとしていた、そんな折り。

突如現れた少年は、こう言った。

少年「ねぇ君、異世界、行ってみない?」

そう言うと、少年の傍に黒だか赤だか分からないような色をした渦巻きが現れる。

少年「まぁ、問答無用で行ってらっしゃいなんだけどね。」

渦巻きは、健をあっという間に吸い込んでいった。

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