日本人ファーストなんぞ生ぬるい!? 日本人オンリーこそトレンド!!
ほんの二十年ほど前までは、コンビニや飲食店で働く中国人や韓国人をよく見かけたものだが、いつのころからかそういった人々を目にすることはなくなり、令和のいまではベトナム人、インドネシア人が主流になっている。ベトナム人であれば建築業、インドネシア人であれば介護職といった棲み分けが見受けられる。
いずれも日本人のやりたがらない仕事である。
先の参院選では、某政党が「日本人ファースト」を掲げて得票数を伸ばしたが、いやがってないで介護でも建築でも日本人自身の手でやれば、別に外国人労働者の力を借りずに済んだのではないのか。
外国人問題とはつまるところ、安い労働力を求める経営者や、仕事を選り好みする日本人自身が引き起こした問題なのである。
ちなみにあと十年もすればベトナム人も裕福になり、わざわざ日本まで出稼ぎに来ることもなくなるという。ベトナム人の次はカンボジア人だそうである。それより先は皆目見当もつかないが、この調子でいけばやがて誰も来なくなることだけは分かる。
外国人問題の解決をあせる必要はない。「日本人ファースト」どころか、アベノミクスで貧乏になった日本を誰も助けてくれない「日本人オンリー」の社会が到来するからである。




