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  作者: ゆい
2/2

赤い飴

小さな女の子が泣いている


「どうしたの?」って声をかけても泣き続けてる


赤いワンピースを着た髪の毛の長い女の子



ずっと泣いていて、何を言っても聞いてくれない。



抱きしめてみたら、こっちむいてくれた。



でも、、、



「やめろ」



って突き放された。



何が何だか分からないけど、なんでか抱きしめなくちゃって思ったからもう一度、今度はさっきより強く抱きしめた。


私の腕から逃げようとするけど逃がさないように強く抱きしめた。


諦めたのか、私の腕の中で泣いた



何日も何日も泣いた



何をしていてもずっとそばで泣いていた


私が仕事をしていても

ごはんを食べていても

お菓子を作っていても

掃除をしていても

お風呂に入っていても

洗濯していても


ずっと私の側で泣いていた


時々頭をなでて、

ごはんを食べさせて、

お風呂に入れる


大丈夫だよ


って声をかけながら、

泣き止むのを待った。


ある日、私は赤い飴を天使からもらった


その飴を女の子にあげた


女の子は不思議そうにその飴を見つめていた


「食べてごらん」

と言うと、恐る恐る飴を舐めた。



女の子はにぱっと笑い


「ありがとう」


と言った


それからはすべて一緒にやった。


一緒に仕事して

一緒にご飯を食べて

一緒にお風呂に入って

一緒に掃除して

一緒に眠った


いつもニコニコにっぱっぱ


それからしばらくして、女の子は居なくなった



いつの間にか、

気付かないうちに、、、


何をしていた時にいなくなったのかも思い出せないけど、

いつの間にかいなくなった。


ありがとう。

大好きだよ



遠くからそう聞こえた気がした。





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