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白騎士は黒い狼に恋をする  作者: ユミエリ
第1章 白騎士は黒い狼に恋をする
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閑話 秘密の邂逅ーメリア視点ー 後編  

「メリアさん、貴方の力の可能性があるかも┄しれませんよ」

「┄え!?」

「┄ああ、その可能性は、あるかもな?」

「┄┄確かに私も、そう思ってしまうな」


リュウセイさんの言葉にシリウスさんも、ルーヴェンスさんも同意して私を見つめていた。

理解出来ていない私は3人に、疑問符を浮かべ、首を傾げた。


「あの┄3人だけで、理解されても困るんだけど、私にわかるように教えて、欲しいんだけど?」

「┄┄あ~、すみません。急にこのような事を言われても理解出来ないでしょうね」


うん? 何か少しバカにされたような感じがきたなと思ってしまうものの

私は頷いた。話しに割り込むよりも、クロードさんの状態が気になったから


するとリュウセイさんは、クロードさんの方を向いたままで説明をしてくれた。


「俺は人の魔力や状態等を見る目をもっているんだ。だからクロードの身体事態に、癒しの力が働いていたのを見つけて、そう思ってな」

「まあ、何て言うか。抱きついたと判断したんだが、接触したのかい?」


リュウセイさんの説明に驚いた。

確かに抱きついたというか、抱きつかれたが正しいと思ってしまうものの顔が赤くなり、両手をブンブンと振った後に弁明する


「┄わ、私は抱きついてなんか┄い┄いません! クロードさんから! 抱きついたんです!!」

「「┄それは本当なのか?┄」」


言い訳みたく動揺して言ったときに、何故かシリウスさんとヴェスさんが、えらく楽しそうな表情をして私に詰め寄ってきた。

 

私はなに? と疑問に感じながらも、コクコクと頷いたら、二人は良いネタを見つけたと言わんばかりに手を叩き合っていた。


「シリウスにルーヴェンス様、話しが先に進みませんので、割り込まないでください、いいですね!」


リュウセイさんは、振り返るなり二人に注意を促した。けれど二人は駄々っ子のように文句という名の言い訳を口にしていた。


「エーー! 折角のネタだぜ、こんな面白い事ねえじゃん、なあルーヴェンス!」

「そうだぞ! クロードも良くなってんだし、良いだろう!」


二人の言い訳に、リュウセイさんの片眉がピクリと反応し、思いっきり良い笑顔を浮かべて右側の腕を腰に当てた後に


「二人に選択肢を、あげましょうか? 一つは、俺によるお説教か? もう一つは、水の加護による制裁と、どっちがいいですか?」

「「え?」」

「┄どっちがいいですか!?┄」


ニッコリと優しく笑っているはずなのに、私はとてもリュウセイさんの笑顔が、うんん、人の笑顔で寒気を感じたのは初めてな気がした。


そんな私の反応とは、違いシリウスさんとヴェスさんは、青い顔をして


「「┄┄全力で遠慮する!!」」


と声を合わせて拒否っていました。


◇◆◇◆◇◆◇


あのあと、リュウセイさんはお二人に正座をさせ、ニッコリと小一時間ほど説教をし、シリウスさん達は屍の如く憔悴し魂が飛んだ状態になりました。


少し心配になって、オドオドと行ったり来たりして、声をかけようかと悩んでいると、リュウセイさんが優しい声で


「メリアさん、お二人はいつもの事なので、すぐに復活しますから無駄に心配しなくて大丈夫ですよ」


と告げてきた。


「え? そうなんですか?」

「はい。それにいつもは、クロードも追加で怒ってますしね」

「え? クロードさんもですか?」

「そうですよ。ですが今は、話しが反れるので、また後日に教えてあげましょうか?」


僅かにリュウセイさんの言葉に魅力を感じて、私はコクリと頷いた。

だって私の知らないクロードさんを、少しずつ知っていきたいから


「わかりました、では、後日に教えてあげましょう。それでは話をもどしますが、身体の接触によってメリアさんの魔力が、クロードの中に良い影響を与えた。そのおかげで、身体が浄化され、落ち着いた可能性があると推測したんです」

「メリアさん、貴方の魔力の何に影響したと思いますか?」

「┄┄わかりません」


クロードさんに抱きつかれ、ただ私は動揺していただけだから、それにキスされて┄┄

ボッと思い出したら、恥ずかしくなって顔を伏せた。


するとリュウセイさんが、ポツリと考えるようにブツブツと呟いた声が聞こえた。


「もしかしたら、ですかね。少しばかり宰相と話したほうがいいでしょうね」

「まったく、運命の糸はどこまで┄」

「リュウセイさん、何か、わかったのですか?」

「┄┄え? ああ、すみません。思考にふけり、貴方を無視してしまい。ですが、一つわかったのはクロードと仲良くして欲しいと思いましたね」

「┄えーっと、意味がわからないんですが?」


リュウセイさんの突飛のない発言に、疑問が尽きず首を傾げたら、急に頭を撫でられた。


「意味は、今はわからなくて、良いんですよ。貴方の心次第ですから」

「え? あの?」

「┄┄さて、話は終わりです。もうそろそろクロードが目が覚めてしまうかもしれない。メリアさんはこのあと、どうしますか? このまま、ここにいるのか? 家に帰るのか? 決めてください」


急に話を強制終了されて、戸惑いが隠せなく

一瞬、リュウセイさんの二択に帰ると言う気持ちはなく、私は┄┄┄┄┄

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