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月の光  作者: 麗音
1章
26/45

26話

今さらだが、私達は国を出るときだいぶお金を持ってきていた。

母上様と民の避難所に行く際に国庫はもう貯めておく必要はないし、ここにあったら敵に奪われる。

それは癪だということで、民の逃走資金として配ったのだ。

収納ネックレスに入れて運んだのは私とジオルド、シャナリーゼ、ルイの4人だった。

母上様の命令で、常に5兆はあった国庫のお金は1000万ごとに袋に入れていた。

姉上様達には城を出る前に50袋(5億)渡していた。

民の避難所にいた約100万人に1家族1袋ずつ配り、余った分はそのまま私達が持ってきていた。

その数467袋(46億5000万)。

結構余っていて、ビックリだ。

それにそれぞれの給料とか、宝石とか色々あるためお金に困ることは今のところない。

が入ってくることはないので、無駄遣いしないようにしないと。

とりあえず全員に1億渡して、家具や寝具、服、必要なものをそれで買うように言った。

ルイにはもう2億渡して、1階の家具や食器を買ってもらうことにする。

ジオルドとシャナリーゼにももう1億渡していて、ジオルドは客室の家具と寝具をシャナリーゼは買い貯め出来る洗剤類、調味料、非常食、薬や包帯などを買ってもらうことにする。

私も2億予算がある。

魔法石や結界石、本などを買うためだ。


朝9時、レフィーリア、ルイ、タマキ、ソウマが出発する前にソウマ、シラー、ティナに収納ネックレスを渡す。

3人とも喜んでくれて、それぞれ使い方を習っていた。

4人を見送った後、私、ジオルド、シャナリーゼは屋敷の建設を初め、他のメンバーは馬の世話や畑の水やりの後、1階と地下の掃除をすることになった。

以前ルイに怒られたため、適度に休憩と魔力を補充しながら建設を進めていく。

集中していたのと慣れてきたのとで、昼食前には3階の間取りと屋根だけという状態になった。

ジオルドとシャナリーゼと踏ん張り、14時には完成した。

私達3人は倒れ込むようにテントに入り、リビングで休んでいた。

3人とも寝ていたようで、気づけば買い出し組が帰って来ていた。

2時間は寝ていたようで、無理しすぎだとまた3人でルイに怒られた。

夕食中は4人の街の感想などを聞き、早々にお風呂に入って寝た。


次の日も9時にレフィーリア、ジオルド、シラー、ティナが街に出発する。

私、シャナリーゼは屋敷の最終チェック、ルイとタマキは屋敷の掃除、ライゼンとソウマは馬の世話と畑の水やり。

それぞれ終わったら、1階の家具のセッティングや食器類の収納、図書室に本をジャンルごとに並べたりと片付けをする。

ルイ、タマキ、ライゼン、ソウマはそれぞれの部屋を先にセッティングし、今日からここで寝れるようにする。

タマキはライゼンと同室なので、ライゼンと相談しながら家具をセッティングしていた。

ルイが買ってきた家具は私好みのものばかりだった。

ふわふわのソファに中華テーブルみたいな上に回る台が2つ付いている楕円型の大きいテーブル。

15人は囲めそうな大きさだ。

引っ越しって大変だなと思いながら、でも好きにセッティングして楽しみながら作業を進めていった。

17時に4人が帰ってきたので今日はここまでにし、夕食の準備を行う。

今日から屋敷で食事が出来るのだ。

お風呂はまだだが。

夕食の話題はティナの街でのことと屋敷の1階の内装のことで、大いに賑わった。

そして屋敷とテントに別れてそれぞれ休む。


そして私とシャナリーゼ、ライゼンが街に行く日。

私は朝からわくわくしていた。

ジオルドとシラーは屋敷に防御魔法をかけた後、私の部屋にも防御魔法をかけるらしい。

私の部屋は全員の意見により2階の1番広く良い場所だ。

庭が半円形のサンルーフから一望でき、サンルーフの屋根は窓ガラスな為、夜は自然のプラネタリウムになっている。

私の部屋の中にはもう1つ部屋がある。

もしもの時の為に部屋を2重構造にし、奥が寝室になっている。

そしてトイレや洗面台と至れり尽くせりだ。

ある意味豪華ホテルのスウィートみたいだ。

主なのだからこれぐらい差をつけて当たり前と言われてしまい、断れなかった。

サンルーフと窓には魔法を弾いたり、矢を弾く防御魔法、部屋で爆弾が爆発しても寝室はなにも影響がないように防火、防爆、防音などの魔法もかけるらしい。

私の寝室は核シェルター並みの性能になるようだ。

ルイとタマキは私の部屋の掃除と食料庫、裁縫室の整理。

ソウマは馬の世話や屋敷のお風呂とトイレの掃除。

ティナは畑の水やり、自分の部屋の掃除と片付け、ジオルドとシラーの部屋の掃除、1階の空き部屋の準備をする。

1階の空き部屋は医務室にすることにしたのだ。

今まではタマキの光魔法や仲間内では私の光魔法で事足りたが、私達が治療できない場合の為に、薬や包帯、消毒液などを置いて置いたり、治療できるような部屋を用意することにしたのだ。

シラーとジオルドは屋敷と私の部屋に魔法をかけた後、それぞれの部屋のセッティングと医務室の準備、図書室の整理、魔法研究室の準備をする。

魔法研究室の奥には実験室があり、そこにも爆発してもいいように防御魔法をかける。

シラーはさすがはエルフ族という感じで、魔法の知識がとても豊富だ。

今度じっくり話をしたいと思う。


今日の夜は私、シャナリーゼ、レフィーリアしかテントは使わなくなると思うとちょっと寂しい。

が、知らない街へ行く好奇心でその寂しさはすぐに吹き飛んだ。

ああ、楽しみだ!

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