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月の光  作者: 麗音
1章
1/45

1話

初めての投稿です。

私、レイラ・ルシルフルは僅か4歳ながら、2回も人生の転機にぶつかっている。


1回目は3歳の生誕日の1週間前。

生誕祭のドレスの最終チェックを行っていたときに鏡を見て、違和感を感じたその瞬間、ある人物の記憶が一気に頭に入ってきて、意識を失った。

目が覚めたらベッドにいて、家族全員から無理はしないようにと注意を受けたことを覚えている。

2日間も高熱で目を覚まさなかったらしい。

家族に謝ったあと、1人になって頭の中を整理した。

ある人物とは前世の私だ。

前世の私は日本に住んでいたアラサーで、小学4年生の頃に地震で家族を失い、それからは施設で生活していた。

高卒で就職し、施設を出て1人暮らしをしながら普通の生活を満喫していた。地震の経験から防災グッズなどは完璧に用意をしていたり、カラオケが好きだったり、漫画が好きだったり、というような生活の知恵や趣味などは思い出せても、前世の名前や死因、友人などについては一切思い出せなかった。


前世の知識と今の知識、混乱しないように今の知識も整理しておこう。


前世と今、2つの知識を整理して1番テンションが上がったのは魔法があることだ。

前世で1度は使ってみたいと思ったことがある魔法がある!

絶対に使えるようになりたい‼

いろんな属性があるみたいだが、まだ勉強中なので詳しくはわからない。


つぎに、ドラゴンや人魚、鬼などファンタジーの世界の生物も種族として存在しているということ。話を聞くと、力の強い上位の者は人化出来るという。

力が強くないと、体の一部が変化できないらしい。

例えばネコ族だと、耳、尻尾があったり、手が変化しなかったりということらしい。

リアルネコ耳メイドをいつか見たいと思ってることは内緒だ。


ああ、忘れてた。

今、私は魔族として生きている。

人とは違って長命な種族だ。

この世界にも人族はいるが、人族の10年が魔族の1年になる。

といっても15歳までは、だけど。

15歳以降は肉体の老化がもっとゆっくりになる。

外見年齢が30歳位に見えると1000歳、50歳位だと2500歳、65歳位だと3000歳となり、平均寿命は3000~4000歳だ。

人族の寿命は日本人の-10歳位で、この世界で1番短命な種族だ。

1番長命な種族は龍族で、平均寿命は5000歳。びっくりだ。

そのため、私は魔族の3歳ではあるが人族にしたら30歳のアラサーなのだ。

言っててちょっとショックだが、見た目は3歳の女の子です。


たくさんの種族が暮らすこの世界には50近くの国々と4つの

不可侵の領域で成り立っている。

50近くの国々の王は魔族、人族、鬼族、龍族、人魚族、妖狐族などさまざまな種族の国がある。正確には覚えてないが、魔族の国が3割、人族の国が2割、その他が5割だったはずだ。

同じ種族でも仲が良い国と悪い国、違う種族でも仲が良い国と悪い国がある。

そして、4つの不可侵の領域と言われているのが

「絶対の海」

「遮断の谷」

「深淵の森」

「尊厳の山」

この4ヶ所はどの国にも属さない、属せない場所だ。

簡単にいうと、難易度SSSクラスのダンジョンまたはレベル測定不可の魔物が住んでいたりと大変危険な場所である。

そのため、どこの国にも属さないのだ。


とりあえずここまで整理した。

前世の記憶を1冊の本を読んだような感覚としてとらえるようにした為か、この世界で生きてきた3年間の私はそれ以上混乱することはなかった。

それからの1年は両方の知識を生かすこと、興味深い魔法についてを学んだり、前世のくせで防災グッズを用意したりと、充実した毎日を過ごした。

はじめまして。

初めてなので誤字など多いかもしれないですが、これからよろしくお願いいたします!

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