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1話

皆さん、月影 傀斗です。

この小説は僕の初作品なので下手かも知れませんが楽しんで頂けたら幸いです。

間違い等は指摘して頂けたら以後気をつけます。

「弱い、弱すぎる…」

愚痴をPCのモニターに向かいながら吐く

俺はネトゲーや格ゲー、ネットの世界では最強と言われているが現実はそうでは無い。

俺は榊 蓮也「サカキ レンヤ」、18でニートで童貞だ。

しかも、現実では歩くことも出来ない。

下半身不随とまでは、いかないが歩けるほど脚が動かない。

車椅子が無ければ、移動すら出来ない。

引きこもる生活を始める前はクラスの奴らから

「お前って女顔だよな」

「榊は女の子みたいな体つきだな」

などと言われていた。

今は髪も伸び、自分でも女の子見えるときがある。

髪は長年の引きこもり生活のせいで白髪になっていた。

俺はする事がネトゲーか格ゲーのオンライン対戦で1年に一度コミケに行くとき以外は外室しない。

「にゃ〜」

猫の鳴き声が聞こえた。

雪菜「ユキナ」がかまって欲しくて鳴いている。

「雪菜、おいで」

雪菜は俺が去年、コミケに行った後の帰りに俺が見つけた捨て猫だ。

最初は無視しようとしたが出来なかったので、連れてきた。

結構、可愛いので連れてきて正解だった。


「にゃん〜」

雪菜も俺になついている。

「雪菜は俺の膝で寝るのが好きなんだな」

「にゃん!」

雪菜は俺の膝の上で寝るのが好きみたいで、俺がおいでって言うと俺の膝の上に乗り、寝たり、甘えたりする。

「雪菜、何で、俺はこんな醜い世界に産まれて、こんな姿になってしまっただ。異世界に行けたら良いのにな…」

すると突然、俺は眩しい光に包まれた。

「なんだ!!あっ、………、」

そのまま俺は意識を失った。

「うん…、」

目が覚めると、そこは俺の部屋ではなく、見知らぬ部屋のベッドに寝ていた。

「ここどこ!!、雪菜!、」

「何、蓮也」

声の方に顔を向けると一人の少女がいた。

「君、誰!」

「僕は雪菜、貴方が連れてきた猫だ。」

「猫が人に…、ダメだ、訳がわからない。」

「蓮也、ここは、異世界、名前は、エルカサ王国だよ」

「エルカサ王国…聞いた事がない。」

まず、俺は異世界に居るらしいが実感がわかない。

「まず、雪菜が何で人の姿になってるの?」

「こっちの世界に来たらなってた。」

雪菜の見た目は黒髪の腰まで長髪で小柄の体つきで、なぜかフード付きパーカーを羽織、ロングスカートで、僕が雪菜が猫の時に着けた首輪に似た首輪を着けている。

案外可愛い

「雪菜、俺の車椅子は?」

「ベッドの隣」

「とりあえず、外に出て街の様子をみようぜ」

俺は自力で車椅子に座り、部屋の扉に向かう。

「押すよ、蓮也」

「ありがとう」

雪菜と俺は部屋から出て玄関に向かう。

「外に出るのも1年前のコミケ以来だなだな…」

「確かにそうね」

俺は異世界の情報が欲しがった。

ここは、地球上に存在するのか、ここはネット環境があるのか、ここはニートでも居れるのか、など色々知りたい事があった。

「蓮也、パーカー着た方が良いかもよ。」

「確かに僕は日光に慣れてないからな」

俺は異世界に行く前に膝掛けの代わりに使っていた猫耳フード付きパーカーを着る。

雪菜に車椅子を押してもらい外に出る。

「何か、みんなファンタジーな服装だな」

「いつも蓮也がやってる、ネトゲーみたい。」

俺と雪菜は案外気が合う。

「そう言えば、雪菜って元猫でしょ」

「うん」

「雪菜はまだ、俺の膝の上で寝たりしたいの?」

「したいよ」

「雪菜って俺の事好き?」

「好き…」

「俺のどこが好き?」

「髪と優しい所」

冗談で聞いたが、うれしい答えが返って来た。

「見つけたぞ」

突然、鎧を見に纏った、ネトゲーで言う女騎士と数人の騎士のような人にかこまれた。

「俺たちに何の用だ」

「貴方達に、エルカサ王国、国王が話をしたいそうだ。」

「良いだろう、国王に合ってやる。だが条件がある。」

「なんだ言ってみろ。」

「俺たちに家と金をくれ」

「国王に問い合わせてみる」そして俺たちは、騎士たちの馬車に乗り国王の居る、城に向かう。

「私はエルカサ王国、聖騎士団 団長のアリスだ、よろしく」

「俺は榊 蓮也、見ての通り車椅子生活者だ、ちなみに髪の手入れは人一倍力を入れてる。よろしく」

「僕は雪菜、蓮也のペット、よろしく」

「アリスさん、聞きたい事があるんだか…」

「なんだ、あと呼び捨てで構わない」

「まず、なぜ俺たちはここに居る。」

「実は、国王が勇者とその使い魔を異世界から召喚してな、それが貴方たちではないかと思い、国王が会いたいと」

「俺が勇者で雪菜が使い魔か」

「私もわからないが、多分そうだろう。」

「城はあとどれくらいつきそうだ。」

「あと10分位だろう」

そして俺はアリスに色々聞いた。

結論、ここは地球上に存在しない、ネット環境がない、ニートになれても毎日、魔法の勉強

どうやらこの世界は魔法が使えるらしい。

「ついたぞ、」

「ここが国王の城か、無駄に大きいな…」

「僕はも同感」

「付いて来い」

「押すよ、蓮也」

5分程歩き、王室に着く

「ここが国王の部屋か…」

「国王の前で無礼な行為はするなよ」

「ヘイヘイ」

アリスが王室の扉を開け中へ入る。

「貴方が儀式により召喚された勇者とその使い魔ですか…」

「私はエルカサ王国、国王のレンヤ ハルトです。よろしく」

「榊 蓮也、よろしく」

「雪菜、よろしく」

「レンヤ、とは私と同じ名前ですね」

「名前だけな」

「どう言う意味ですか」

「歩けないし、長髪だし、白髪だし、童貞だし」

「最後は関係ないような…」俺は国王に自分の事を話した。

「貴方の脚は歩けるほど動かないですか…」

「ああ、車椅子が無ければ移動が難しいな」

「あと、俺は蓮也か君で構わない、貴方って呼ばれるのは何か嫌でな」

「では蓮也、君の脚の治療はどうします…」

「治療はしなくていい」

国王が少し驚く

「なぜですか?」

「正直、歩けても歩けなくても、俺は雪菜居られるなら構わない」

「蓮也…」

「優しいですね。そろそろ本題に入りましょう。」

俺は本題の事を忘れていた。

「蓮也、君は勇者で雪菜さん貴方は蓮也の使い魔です。」

「それはわかってる。」

「まずは勇者が使い魔と契約しなければいけません。」

「契約?」

「はい、契約の仕方は口づけです。」

「口づけってキスだよね…」「はい」

「無理!無理!!」

「なぜですか?」

「雪菜とキスとか恥ずかしくて…」

「契約のキスですよ。」

俺は引きこもりニートで彼女居ない暦年齢、童貞暦年齢の俺が美少女の雪菜「元猫」とキスって、しかも俺、キスとかファーストキスだよ。

「無理!無理!!無理!!!、せめて二人きりにしてくれ…」

「わかりました。」

国王は立ち上がり、王室から出ていく。

王室には俺と雪菜しか居ない、二人きりになった。

「蓮也…キスして」

「うん…」

俺はぎこちないが雪菜と契約のキスをする。

すると突然俺の頬に少し痛みを感じた。

「痛っ!」

「何か頬に傷みたいのが出来たよ。」

「そろそろ入って良いでしょうか?」

「ああ、もう終わった。」

「儀式は成功しましたか?」「何か俺の頬に傷みたいのが出来たけど」

「それは使い魔の主人を示すルーンですね。」

「ルーン?、これがあると俺は何が出来るんだ?」

「蓮也、君が魔法を使えるようになります。」

「どんな?」

「君が修得した魔法ならなんでも」

「でも魔法って言われても、魔法にも種類があるだろ。例えば、回復とか、属性攻撃、防御とか」

「蓮也、君はなぜこの世界の魔法を知っているのですか?」

国王、二度目の驚き

「俺の元居た世界にはここと同じような世界がゲームであった。」

まーあ、俺はネトゲーては国内最強や世界最強と言われていた。

「君の居た世界はかなり文化が優れているみたいですね。」

「そーでもねぇよ、俺は歩けないから国から毎月、金は貰って居たが、周りの目は俺を邪魔者にしか見えていない。」

「蓮也、僕は蓮也を邪魔者なんて思ってないよ。」

「ありがとう、」

「私もです。蓮也」

「では、勇者、蓮也とその使い魔の雪菜さん、」

俺は今では車椅子邪魔者ゲーマーだか今日から俺は勇者になった。


基本は2〜3ページ位にします。

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