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蛇の詩

作者: 秋葉竹
掲載日:2024/07/15


これ、タイトルだけで引かれるうただよね。

そして内容も、引かれるうただよね。

───────────────────


 「蛇の詩」


吐き棄てたくて

こらえた心臓に

乾いた蛇が

巻きつく



受け入れたくなくて

忘れた裏切りを

梅雨の暗渠に

流し去る



機械仕掛けの鴉から

壊れた耳障りな機械音が

風に乗って

流れる


ギィコ、ギィコ


この街には

許さなければならない慰めが

ため息の数だけ白月に照らされているのを


心臓は知っているから

とても酷い罰も

覚悟して


なにも知らない勁いひとたちに

この柔らかい真実を

告げないでいる


記憶を消し去った

震える心臓に

苛ついた乾いた蛇が

二度と許されない未来を

きっと守るために

舌舐めずりしながら


ミシミシ、

巻きつく







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― 新着の感想 ―
[良い点] 一度目読んだ時と 後に何度か読んだ時印象が違いました。 蛇が巻き付いているのは 記憶を消し去った震える心臓、、、 二度と許されない未来を守るために、、 なんだか血の気が引くような描写…
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