表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
グルメとファッション、庶民派王様一家とチヨちゃん  作者: 古寂湧水 こじゃく ゆうすい
53/75

本場貴州産芽台酒をコテンパンにのしちゃった酒

アンコールトムは観世音菩薩のお寺ですね。

345

サスケ[この150年物の芽台酒で本場の貴州産をコテンパンにのしちゃって、儲けさせてもらったんですよね。さすがにおいしいですよ本場物でも2・30年物でしたら全く歯が立ちません。


それに明日香の方が少し安めになっていますんで、勢いが止まらずに本土だけでなくアジアの中華圏にまでどんどんと浸透していますよ。


これを箱ごとビシバシと分身ですものね。笑いが止まらないです。]沖縄の3大高級魚と言われるアカジンミーバイことすじあらが、こちらでもたまに獲れているので運よくオーダーに入ったが本当に漁獲は少ないようである。


志野[このお魚は初めてですけれど美味しいですね。中華風煮魚は中国醤油と中国酒を使いパクチーを添えて出てきますが、


その組み合わせで日本の煮魚と風味が少し違いますがこの違いが私には合っているんですよね。]


チヨ[部屋でネットで調べてみたらスジアラは日本でキロ3,000円です。3キロですと9,000円ですから、料理屋さんで3万円ですか。]


346

長[カンボジアですけどこの環境の中ですと同じようなもんですかね。いずれにしても高級魚ですよ。]


次に鯨肉と筍のオイスター炒めが出てきた。これは明日香でサシを入れて柔くして肉色も牛肉と同じ程度にしたものである。


すず[さすがに真田さんの店ですんで明日香の食材を使っていますね。でもこれは新しい感じの食べ方です。青抄牛肉糸のようにしてもいいですよ。]


あとは五目焼きそばにチャーハンそれに卵スープにコーヒーかジュースそれとフルーツである。

翌日、8時から朝食バイキングで8:45からジープ2台に王宮専用車の3台を連ねて、


潅水期でも琵琶湖の4倍はあるトレンサップ湖の北端の東の琵琶湖の半分ほどの広さだがトレサップ湖に続いている湖岸の村にやってきた。予定ではここら辺に目的の漁師の家があるはずである。


347

湖畔沿いに小さくて古いが手入れが行き届いているような舟と家があった。その周りで近所の子供たち5人ぐらいが何かのゲームをしているのか、歓声を上げながら走り回っている。


一行に気が付いて寄ってきた。[おじさん達なんか用。][ここら辺に漁師のソンミンさんがいると思うんだけど。][うちのお父さんだけどどんなことなの。][家にいるかな。]


[今日は日曜日で漁はお休みだからいるよ。][案内してくれるかな。][うん。いいよ。]長男なのか他に弟と妹もついてきた。親父さんは昼酒を飲みながら寝っ転がっていた。


[お父さん知らない人が用事だってよ。]すぐに親父が出てきて怪訝な顔をして、[私に何か用ですか。]


[私は明日香王国からきた井戸掘りのボランティアですけれど、ソンミンさんの友人の知り合いという人で名前は忘れましたが飲み水で困っていているという話を聞きましたので、駆けつけた次第です。]


348

親父[そりゃあどうも。飲用水に困っているのは本当です。ご覧の通りに湖の傍ですがきれいな水がないのです。


井戸掘りでしたら大事ですので、近くに村長がいますので呼んできますので少し待っていてください。]すぐに村長と役員がやってきた。


村長[井戸を無料で掘ってくださるとか。とてもありがたいことです。ここらへんは村有地ですのでどこでも適当なところを選んでください。]


[ゴンちゃん。どこにしようか。]ゴン太がみんなを引き連れて2・3分歩いたところで、ワンと一吠えした。


[ここに掘りますので、8メートル離れてください。]みんなが後ろに下がったのを見届けて、[ゴンちゃん。それじゃあここに井戸を掘ってくれるかな。]ワンワンワン。


”グッ”周りから歓声が上がった。[それじゃあ。村長さん。ポンプを押して試してくれますか。]言われた通りにポンプの取っ手を2・3度上下すると、勢いよくきれいな水が出てきた。


349

皆歓声を上げながら手ですくって飲んでいる。村長[これは不思議です。本当にきれいな水が飲めるようになりました。お礼はどのようにしたらよろしいですか。]


[村有地ということなので地代を払いますので、ここに別荘を建てたいのですがよろしいでしょうか。]


村[それは構わないよ。][それではソンミンさんの家の近くに住居を建てて、その前に桟橋を造り舟を係留して舟小屋も建てたいのですがよろしいですか。]


村[ソンミンさん。私はいいと思うけどどうかな。][私は結構ですよ。井戸も掘ってくれましたしお礼もしなくてはいけません。]


村長[そういうことですので好きにやってください。][ありがとうございます。それではソンミンさんの隣70メートルぐらいのところに造らせていただきます。]


村[わかりました。ソンミンさんいいかな。][私は結構ですよ。桟橋を造って舟を係留をするようですが漁のことは何でも教えますので。聞くいてください。]

350

[桟橋を造りますのでそちらの船も係留して結構ですよ。桟橋だけそちらとの家との真ん中にしましょうか。]


[それはありがたいね。係留ができる桟橋があると便利です。][それでは自宅から造っていきますので、あとで桟橋を見てください。]


一行は建築予定地に歩いていった。サスケ[ここに10部屋の物でも造りますか。][そうだな。そうしましょうか。ゴンちゃん。ここに10部屋のものを造ってくれるかな。]ワンワンワン。”グッ”


湖岸の別荘としては申し分のない10部屋のものが出来上がった。[ゴンちゃん、ありがとうね。]サスケ[備品も完ぺきにそろっていますよ。]


[詳細に点検するのは後にして桟橋を造っちゃいましょうか。][ゴンちゃん。ここに25メートルで先端が8メートルで4隻が舫える桟橋を造ってくれますか。]ワンワンワン。”グッ”


漁師の家と王様の別荘の中間点に桟橋ができてロシアのキノコ会社の傍にある湖のものと同じ釣り船が舫ってある。


351

桟橋の傍の陸地には舟小屋に3隻用に引き上げ機まで用意してあり投網3セットや釣り道具も同じものが用意してあり小屋の横手には屋根付きの炊事場と屋外にはバーベキュー用のセットも用意してある。


サスケ[さすがにゴンちゃん。完璧ですね。]すぐに漁師夫妻と子供たち3人がやってきた。親父[あっという間に造っちゃいましたね。


この船は船外機が2つついていい舟ですね。エンジンは今はやりの水燃料エンジンでしょ。ガス代がかからなくていいですよね。]


[希望するなら同じものをプレゼントするよ。これは10人乗りなのでもっと小さい方がいいのかな。]親父[ガス代がかからないのならこのサイズがいいです。


月に1・2ど遠出して買い物や魚の加工品を売りに行きますので。それと値の張る大きなパーカーホや大ナマズが獲れた時にも都会の市場に持っていきますから。]


[わかりました。ゴンちゃんお願いね。]ワンワンワン。”グッ”舫ってあるものと同じものが出現した。


356

[じゃあこれをプレゼントしますよ。それからあそこの船小屋には3隻置けますので、使っている船も使用してください。]


漁師の家族たちは驚きと嬉しさの混じった表情をしている。親父[こんな立派なものを本当にいただけるんで。]


[ええ。どうぞ。それから飲み水のことは解決しましたけれど他に困っていることはありますか。はい。


ここらへんはアンコールトムの時代から観世音菩薩の仏教を信仰していますが、お寺と10キロメートルの距離があることと貧乏人ばかりなのでなかなか葬式でも来てくれません。


それと医者も同じ10キロメートル先なので往診に来てくれません。この2つの問題が村での昔からの問題です。]


[わかりました。その2つの問題を解決しましょう。医院付きのお寺を建てますので村長と場所を決めてきてください。子供たちにはお菓子を用意しているので遊びに来てください。]


357

親父[それはありがたいです。すぐに村長のところに行ってきます。子供たちはお菓子をいただけるんで遊びに行ってきなさい。]次男[一緒に行っていいんですか。][3人とも一緒に来なさい。]


子供たちはうれしがってついていった。

すず[お菓子の詰め合わせにジュースだけど、食べてもいいですよ。]


3人はしばらくもじもじしていたが娘が真っ先にパクつきだした。と同時に他の2人も無言で貪っている。


そのうちに昴とチヨと一緒に桟橋の方に行って遊んでいるようだ。もちろん警護2人に犬2匹もついている。


間もなく先ほどの村長と役員2人がやってきた。村長[お医者さん付きのお寺を造ってくださるようで、夢みたいな話ですがありがたいことです。


アンコールワットはヒンズーのお寺ですがアンコールトムは観世音菩薩のお寺です。


釣れた魚をすぐに料理して食べたらおいしいでしょうね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ