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エピローグ チェシャ猫の正体夢の始まり


「また、だめだったのかい?チェシャ猫」

「. . 帽子屋」

「もう、何度目になるんだろうね、このやり取りも」

「ああ..」

「今度も今取り出したアリスの記憶の欠片をアリスの心の不思議の国にばらまくのかい?そしてそれを自分で探させて、乗り越えさせて、生きる希望を取り戻させようとするのか?」

「それしか方法がないんだ!!アリスが生きようと思うまでチェシャは何度だってやり直しつづける」

「記憶の欠片を隠して不思議の国で生きさせてやるのも手じゃないのか?」

「それじゃダメなんだ!アリスはボクのせいで苦しんでる..だからそれを捨てさせて元の世界で幸せになってもらわないといけない!だってボクはアリスの!...?なんだったかな..でも何でもいいボクはアリスを守る..」

そう言うとチェシャ猫はアリスの中から取り出した記憶を砕きアリスの体と一緒に穴の中へ落とした

そして自分も飛び込んでいった

「そうか、もう自分が何者なのかもわからなくなってしまったか、、体もどんどん変わってきてしまっている、いつまで持つのか、チェシャ猫が壊れる前にアリスが希望を持ってくれればいいが..さて、私もお茶会に戻るとするか、またアリスが起きるのを待つために」

誰に言うでもなくそう言うと帽子屋も穴に飛び込んでいった

草原にはもう誰もいない





??? 現実



「先生、またあの子の容態が悪化しました」

「またか、もう体の怪我は治っているのに」

「不思議ですよね、時折目を覚ましそうになるのにそのたびにまた眠りが深くなる」

「ああ、まるでこの世界に戻ってくるのを拒否しているみたいだ、無理もないだろう、聞いた限りだがこの境遇では、せめて夢の中だけでも救いがあることを願うばかりだ、我々にはそれしかできない」


                  fin

最後までお読みいただきありがとうございました!一応記憶を取り戻す場所、その場にいるキャラなどは理由やそれぞれに意味を持たせています。たとえば何故他のキャラは耳やしっぽだけなのにチェシャ猫と芋虫だけ異形の形をとっているのかなどです。アリスの細かい設定もあります。ですがあえてここには書きません。読んでくださったかたそれぞれに想像してほしいからです。


ですが、話がわからない、想像はいいから詳しく設定を知りたいというかたがいれば言ってくだされば別途に設定資料のほうあげさせていただきたいと思います。


最後にもう一度ここまで読んでくださりありがとうございました!!



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