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幻想入りシリーズ(番外編も含む)

八雲紫に幻想入りさせられたのだが 番外編(守矢の二神)

作者: 坂上儚月

竜神達の謎が少し分かります。

竜神達を見送った少し後、守矢の二神は竜神と桜について調べていた。


「しかし本当に分からないな。」


「確かに分からないね。特に桜は本当に謎だよ。」


「確かにそうだな。何故桜は神の力を封印されているんだ?」


「本当何でだろうね。もしかしたらそうとう力の強い神なんだろうね。」


「うーむ...」


二人が竜神と桜について悩んでいると、すぐ横でスキマが開いて紫の式神の八雲藍が出てきた。


「ありゃ、あんたはたしか紫の所の式神じゃないか。」


「久しぶりだな。紫は元気にしてるか?」


「紫様はいつも通りですよ。」


「それで?今日は何のようだい?」


「紫様がお二人をお呼びです。どうやら竜神と桜について何か調べがついたようです。」


「何?!それは本当かい?!」


「はい。一緒に来ていただけますか?」


「分かった。すぐに行こう。」






「紫様、守矢の二神を連れてきました。」


「分かったわ、通して。」


「紫、調べがついたって本当かい?」


「ええ、藍お茶を持ってきて。」


「分かりました。」


紫は藍を部屋から出した後、真剣な表情をして二人を見た。


「早速だけど、最初に桜についてはなしておくわね。」


「何で最初に桜なんだい?」


「調べていて一番危険だと思ったのが、桜だからよ。」


「そんなに危険なのか?桜は。」


「危険って言葉じゃすまないわよ。下手をしたら幻想郷を滅ぼせる力を持っているのよ。」


「何だって!?幻想郷を滅ぼせる力を持っているだって!?」


「そう、それと正体なんだけどね「...」なのよ。」


「...!!」


「うそ...だろ!?そんなはずない!あいつは滅ぼしたはずだ!!」


「そこらへんは調べても分からなかったのよ。だけど、これは事実よ。」


「それだったら、早く何とかしないといけないんじゃないのかい?」


「それなんだけど、確かに封印はされているのよ。だけどその封印の解除の仕方が既に失われているのよ。」


「それは本当かい?」


「ええ、封印をした一族は既に滅んでいるの。」


「それなら心配はいらないね。」


「それがそうとも言えないのよ。」


「それはどういう事だい?」


「確かに滅んでいるの。だけど一族の子孫がいるの。」


「一族の子孫?それは誰なんだい?」


「...儚月よ。」


「儚月?誰だいそいつは。」


「竜神の兄よ。」


「えっ!?竜神の兄貴!?」


「そう、儚月自身はその事を知らないみたいだけどね。」


「でも、竜神の兄貴は幻想郷に来ていないから心配はないだろう。」


「それが、紅魔館にいるのよ。」


「えっ!?幻想郷に来ているのかい!?しかも紅魔館に!?」


「ええ、執事として働いてるわ。」


「これは...かなりヤバイんじゃないのか?もし仮に儚月が何かしらの理由で解除の仕方を知ったら...」


「その心配は無いわ。幻想郷には封印の解き方は来て無いから。」


「それなら心配はいらないね。でも一応警戒はした方が良いかもね。」


「そうね。それと竜神の事だけど、どうやら幻想郷の住人と神の間に生れたみたいなんだ。」


「何だって!?じゃあ竜神は幻想郷の住人だって言うのか!?」


「そうよ。まだ誰の間に生れたかは分からないけどね。」


「そうか。でもこれで竜神達の謎は少し分かったね。」


「まあ、さらに謎は出てきたけどな。」


「それはまた調べていきましょう。」


「そうだね。っと、藍が戻ってきたみたいだよ。」


「お待たせしました。」


諏訪子が言ったのと丁度に藍が戻ってきた。


「ちょうど良いし、今回はこれで話は終わろうかね。」


「そうね。それとこの話は竜神達や他の者にはないしょで。」


「分かっているよ。」


「とりあえず、一度守矢神社に帰るよ。」


「分かったわ。それじゃあスキマを開くわね。」


そう言って紫はスキマを開いた。


「それじゃあ、また。」


「何か分かったらまた呼ぶわね。」


「分かったよ。」


そう言って二人は帰っていった。

話と少し繋がっています。なので呼んで頂いた方が良いかもしれません。

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