表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編集  作者: 山芋娘
6/24

ガラス(原文)

前に投稿しました「ガラス」の原文?バージョンです。

こちらを先に書きまして、その後に前に投稿した作品を書きました。

小説とは呼べないものかもしれませんが、よろしくお願いします。


最新バージョン:http://ncode.syosetu.com/n1612dl/3/

【ガラス】




 とても綺麗なガラスがあった。


 最初は、とても綺麗でなにもかもをガラス越しに見ていた。


 毎日、違う世界が見えてくる。


 青く染まる世界も緑色に染まる世界も全て、輝いて見えていた。



 けれど、いつからだろうか。


 ガラスが黒く濁り出してきた。


 青く染まる世界が綺麗だと思っていた。


 なのに、今ではその青さえも見えなくなっている。


 ガラスは、どんどん黒くなる。


 そんな黒さが嫌で磨いてみる。


 綺麗なガラスが覗かせた。


 しかし、また濁りがガラスを覆う。


 そんな時、ガラスに大きなヒビが入った。


 割れた訳ではない。


 けれど、このままにしておいたらいつか割れてしまう。


 だから、ガムテープを貼ってみた。


 黒い濁りと茶色いテープ。


 しかし、そんな茶色いテープも黒い濁りで覆われる。


 また黒い濁ったと思ったら、またヒビが入る。


 ヒビの上にガムテープを貼る。


 黒と茶色が嫌で、明るい色を塗ってみた。


 すると少し心も晴れた気がした。


 しかし、また黒くなる。


 黒い濁りに負けじと明るい色を塗ってみる。


 けれど、明るい色を塗っても、黒い濁りがすぐに覆う。




 何度目だろうか。


 明るい色を塗ったのは。


 明るい色を塗っているはずなのに、黒く染まる。




 もうこのガラスは、明るくならない。


 なら、いっそのこと割ってしまおうか。


 割ってまた新しいガラスを買ってしまえばいいんだから。


 もう二度とあの綺麗なガラスにならない。


 私は、黒く濁ってしまったガラスを振り上げ、地面に叩き割った。





 ガラスは、粉々になり破片が飛び散りる。


 割れた破片は、キラキラと飛び散る。


 割れ目は、まだ黒く濁っていなかった。


 もっと頑張って磨いていれば、あの綺麗なガラスが見れたのか。


 あぁ、あの人のガラスは、キラキラと光輝いている。


 一部だけれど、キラキラと。


 もっと頑張っていれば。




 私の目の前が真っ暗になった。

解説というのは、あまり載せずに皆様のご想像で作品を広げてほしいのですが、こちらの原文を見つけた時に解説も見つけたので載せてみます。


ガラス=体や心

ヒビ=体や心の傷

ガムテープ=絆創膏

明るい色=笑顔になれること

ガラスを割る=自分を殺した(自殺)

他の人のガラスが輝く=仕事などが上手く行っている


こんな感じのものを考えておりました。

今もそうですが、映像や舞台や朗読劇などに出来たらいいなと思っております(^^)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ