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短編集  作者: 山芋娘
19/24

この世で最も美しい色

2年前に書いた小説とは言えないものです^^;


 


 ポチャン ポチャン ポチャン


 水が一滴ずつ落ちる音。


 色の付いた水が落ちる。



 あぁ、美しい・・・

 なんと美しい色なんだ・・・



 この世には様々な色がある。


 じゃあ、この世で最も美しい色は・・・?



「ピンク!」


「んー緑かな」


「私は、オレンジ」


「青…とか?」


「黄色も捨てがたい」


「透き通った水色っていいよね」



 人に聞けば様々な色が挙げられる。



 それでも、一番多いのは、



「白」


「白!」


「白…かな?」


「やっぱり白だよ」


「花嫁さんも白だし!」


「白が美しい色だよ。だって、なにも混ざってないから」



 そう、なにも混ざってない白。


 だから美しいのか?


 綺麗なのか?


 私はそうは、思わない。


 なにも混ざってないということは、何も知らないってだけで、美しいとは言えない。


 美しいというのは、この世の全てを知って混ざった『黒』


 これこそ美しい色だと、私は思う。


 黒こそがこの世で最も美しい色だ。


 何も知らないなんて、避けてるのと同じだ。


 黒、クロ、くろ


 全てを混ぜ、全てを知り、全てを受け止めた黒い色こそ美しい色だ。


読んで下さりありがとうございます。

2年前に別名義でブログに載せてたものです。

色の話に取り憑かれてるなと、自分でも思います笑


書いた当時もそうでしたが、やっぱり映像とかそういうもので表現してみたくなる

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