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短編集  作者: 山芋娘
13/24

片思いは隠せないーー300字

300字作品です。


一人称視点で書いたのですが、最後が分かりにくいかも^^;

ちなみに一人称視点で話してる子の性別は、指定しないので、ご自由に想像してください(∩´∀`∩)

「結婚してください」

「嫌です」

「結婚を前提に付き合うのは?」

「嫌です」

「友達は?」

「嫌」

「メル友は?」

「嫌」

「せめて番号教えて」

「嫌」

  このやり取りを見始めてから、既に半年経っていた。同じ会社の同じ部署。丘野は鈴江さんのことが好きらしく、毎日暇になると口説いている。けれど、鈴江さんは全く興味がないようで、ずっと断っている。

  しかし、今日はそれがない。休憩時間だと言うのに、丘野は自分の横で弁当を開いているし、鈴江さんは同僚と一緒にいる。

「丘野……」

「ん?」

「鈴江さんの所、行かないの?」

「うん。だってお前、俺のこと好きだろ?」

「え?」

  そして、自分の口の横に付いていた米粒をさりげなく取り、丘野は笑った。

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