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短編集  作者: 山芋娘
12/24

愛する者達とーー300字

300字の作品です。

名前の読みは、どう読んでくれても構いません。

あえてルビを振っていません^^


幽霊ものですが、ほんわか目指しました!


 


  寝室で眠る麻美。そしてその部屋には男、悠二がいた。ベッドの上で規則正しく息をしている麻美の事を、愛おしそうに見つめている。

「笑顔も好きだけど、寝てる時の顔も好きだなー」

  ほっぺをつつくが、麻美は起きる気配がない。それからしばらく麻美の寝顔を見つめていた。

  すると、部屋の扉がゆっくりと音が出ないように、開けられた。

「ただいま、よく寝てるな……。今日もお疲れさん」

  そう言いながら、スーツ姿の誠也は部屋に入ってくる。しかし、悠二の事を無視している。まるで見えていないように。

「今日も見守ってくれて、ありがとうな。ゆう」

  机の上には三人が写る写真立てが。

  開いている窓から、ふわりと風が入り込むと、悠二は消えた。

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