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東方海賊放浪記  作者: 名も無き小説作家
2/9

第1話海賊と貧乏紅白巫女

博麗の巫女の初登場です。

霊夢とジャックが出会い幻想郷はどう変わっていくのか。

これからも東方海賊放浪記をよろしくお願いいたします。

ジャック達スローネ海賊団は今日も海原に船走らせていた。

咲夜「そろそろ食料の補給をしに町に行きたいのですが」

ジャック「そうだな、そろそろいろいろ買い揃えたいしな」

早苗「それに、あの人にも挨拶をしておきたいですね」

ジャック「あの人?」

早苗「はい、博麗の巫女こと博麗霊夢さんです」

ジャック「博麗霊夢?今の代の博麗の巫女か?」

早苗「そうです、この幻想郷の管理者の一人で

異変解決のプロの一人ですねか 」

ジャック「先代の方は面識があるが、

今の代は名前しか知らないな」

早苗「それはいけません、早速会いに行きましょう私達もついて行きますから」

ジャック「そうだな、よし上陸するぞ」

レミリア「その前にチーム分けした方が良いじゃないの?」

ジャック「それはそうだな」


そして1分後

ジャック「とりあえず俺のチームは早苗と妖夢と

射命丸と椛とチルノと大妖精と古明地姉妹が

観光組だな」

咲夜「買い出し組は私とフランお嬢様と

シュガーお嬢様とパチュリー様とアリス

小悪魔二人とルーミアとリグルとミスチィーと

三妖精位かしら」

慧音「残りの私と妹紅とレミリア幽々子と美鈴と

レティと雛とリリーが留守番組だな」

ジャック「でもいいのか?早苗や射命丸や妖夢や

アリスやパチュリーやレミリアは其々普段と違う

行動をして」

早苗「私はジャックさんを最初から案内するつもりでしたから」

パチュリー「私は新しい本が欲しかったから」

ジャック「射命丸は海図の整理はどうした?

妖夢も剣の修行は良いのか?」

射命丸「私の仕事はすぐに終わりますから」

妖夢「私も大丈夫だみょん」

ジャック「アリスとレミリアは?」

アリス「私も新しい薬や上海に持たせる楽器が

見たかったし」

レミリア「私は吸血鬼としての弱点である日光を

克服したけどまだまだ外で昼間に歩き回るのは

辛いし、久しぶりにゆっくり休みたいからね」

ジャック「そうか、なら全員今度こそ上陸準備だ」

慧音「最後に私から、余り騒ぐなよ、と、

言って置くぞ」

全員「おー!!!」


早苗「そろそろ見えて来ますよ、あれです、

あれが博麗神社です」

ジャック「あれが博麗神社か、初めて来るが

良さげな神社だな」

早苗「そうですよね」

その後神社の境内に行くためジャック達は石段を昇る。

早苗「霊夢さん、居ますか?」

霊夢「早苗どうしたの?射命丸に妖夢までって、、、ってお前は!!」

早苗「ジャックさん、霊夢さんとお知り合いなんですか?」

ジャック「いや知らないな、この巫女が霊夢か?」

早苗「そうです」

霊夢「アンタに何の感情が無くても私には有るのよこの仕事泥棒!!」

ジャック「面識の無い相手にうらまれるのもな」

霊夢「アンタが変な条約を妖怪と結ぶから私の仕事が少なく成って家の食い扶持に困っているのよ、

どうしてくれるの!!!」

ジャック「それは悪かったな」

霊夢「悪いと思うなら賽銭よこせ!!!」

ゴン!!!

???「それは貴女が巫女の仕事をさぼるからでしょうが!後、家は別に食い扶持に困ってない!!」

霊夢「痛い!!!でもお母さん、、、」

ジャック「久しぶりだな、元気だったか來夢?」

來夢「家の子が迷惑をかけたな」

ジャック「なに、気にするな」

早苗「ジャックさんこの人誰ですか?見た目は

博麗の巫女ぽいですが」

ジャック「あ、悪い、この人は先代巫女の

博麗來夢だ、幻想郷統合会議で知り合った」

來夢「よろしくな、みんな」

ジャック「それよりも、アンタ娘が居たのか?」

來夢「まぁな、自慢の娘だ」

霊夢「それよりもお母さんはコイツとは知り合いなの?」

來夢「ああ、幻想郷の顔役は大体知ってる」

霊夢「そうなの?」

ジャック「まぁな、そんな感じだな、それより霊夢俺達の船に一緒に乗らないか?」

霊夢「バッカじゃないの?何で私が海賊なんかに、、、それに博麗の巫女の仕事が有るし」

來夢「その事なんだが、霊夢ジャックの船に乗って

幻想郷中を回って来なさい、こっちは大丈夫だから良いね」

霊夢「でもお母さん!!!」

來夢「でももへったくれももない」

霊夢「だけど、コイツ海賊なのよ」

來夢「良いじゃないか、ジャックは私も信頼を置く海賊なんだ、ジャック娘を頼んだぞ」

ジャック「了解」

霊夢「ちょっとお母さん!!!もう勝手に話し進めないでよ」

來夢「私は大丈夫だから霊夢は世界を見て来なさい必ず為に成るから」

霊夢「分かったわよ、行ってくるねお母さん!!」

來夢「ああ、行ってらっしゃい、霊夢」

こうしてジャック達は霊夢を仲間に加えた。

人里の咲夜達と合流し船に戻り宴会の準備をした。

その後霊夢の歓迎会を翌朝までぶっ通しで行い

皆で笑いあったスローネ海賊団であった。

來夢「やっと行ったか、全く世話の焼ける娘だ」

???「貴女よりは確りしてるんじゃない?來夢」

來夢「心外だな」

???「それよりこれで良かったの?」

來夢「全然問題ない、そっちこそ大丈夫なのか?

立場的に、仕事も増えるだろうに」

???「それこそ大丈夫よあの子にも世界を見て

欲しかったしね」

來夢「それもそうだな」

博麗神社に笑い合う二人の影は静かに霊夢の旅立ちを見送った。娘達の航海の無事を願って、、、、

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