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僭王記(旧)  作者: 玉兎
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第一章 緋色の凶賊(二)

「おお、イン様、ご無事で! それにキル殿、アト殿も。皆様、ご無事でようござった、ようござった」

 そう言って姿を見せたのは、天を衝くような巨躯の男だった。

 陽光を反射する禿頭、顔に走る幾条もの傷跡、剛毛に包まれた両腕は丸太のように太く、握り締めた拳はそれだけで一個の武器たりえるだろう。見ようによっては直立した熊に似ているかもしれない。



 ちらとそちらを見やったインは、かるくうなずいてから相手に訊ねた。

「そちらもな、ゴズ。成果はどうだ?」

 緋賊でも随一といえる屈強な体格を持つゴズであるが、その内にはノミの心臓がおさまっており、争いごとに関してはまったくといっていいほど役に立たない。

 そんなゴズにインが与えた役割は、一言でいえば荷物運びだった。武器や防具の予備、食料や医薬品、そういったものを襲撃地点まで運ばせるのである。

 また、襲撃が成功した後は戦利品となるものを本拠地まで持ち帰る役割もあった。もちろん、インたちも空手で帰るわけではないのだが、緋賊を狙う者たちがいつ襲ってくるとも知れず、戦闘要員はできるかぎり身軽でいることが望ましい。

 ゴズのように専門の運搬係がいるといないとでは、効率はもちろん安心感という面でも大きな違いがうまれるのである。



 肝の小さなゴズにしてみれば、凄惨な戦場跡で戦利品を物色するのは苦行以外の何物でもない。しかし、ゴズはインに拾われたことで戦いを強制される身分から解放された。その恩を思えば、この程度の我慢は易いものだ、というのがゴズの考えであった。

 無精ひげのはえたアゴに指をあてながら、ゴズは朗々とした声でインの問いに応じる。

「檻車に乗せられていた者たちは十三名。いずれもアルセイスとの国境に住んでいたそうで、人狩りに捕らえられた後、奴隷商に引き渡されたとのことでござる。他には、傭兵団の食料とおぼしき小麦の袋と、塩漬け肉の樽、日持ちのする野菜やチーズ、ブドウ酒。それに少量ではありますが、胡椒と肉桂も見つかりもうした」

「……む」

 胡椒、と聞いてキルの身体がぴくりと動いた。



 胡椒一粒は黄金一粒、などと歌われたのはもうずいぶんと昔の話である。胡椒や肉桂といった香辛料を一度も口にしたことがない、という者は今ではほとんどいない。

 しかしながら、そういった香辛料が今なお高値で取引されていることも確かであり、まとまった量を売り払えば一財産を築くこともできる。もちろん、自分たちが食しても可、であった。

「今日の食事は楽しみ」

 無表情のままで呟くキル。いつも感情を感じさせないその声が、どこか弾んで聞こえたのは気のせいではあるまい、とゴズは思う。

 ゴズ自身、たっぷりと胡椒をまぶした肉を想像して唾をわかしていたりする。街で食べようと思えば、銅貨ではなく銀貨が飛ぶ代物だ、楽しみにするなというのは酷であろう。

 もっとも、戦利品をそのまま食卓に並べるかを判断するのはインであり、もっといえば、たとえインの口に入っても、キルやゴズの口に入るとは限らないのだが、そのあたりは主の腹の太さに期待しよう、と内心で同じ思いを抱くふたりであった。




 それはさておき、とゴズは頭を切り替える。

「イン様、奴隷であった者たちですが、大半の者は故郷を焼き払われ、頼るアテもないとのこと。いつもどおり我らの拠点に連れて行く、ということでよろしゅうござるか?」

「ああ。逃がす奴にもきちんと言い含めておけよ。お前たちを奴隷の身から解放したのは緋賊なり、と」

「おまかせを。ぬかりはござらん」

 ゴズはきっぱりとうなずく。

 ゴズ自身がそうであったように、緋賊によって奴隷の身分から解放された者は数多い。インは捕らわれていた奴隷に対し、逃げるか、自分に従うかの二択を強いるが、いずれを選んでも彼らの首に科せられた鉄枷は外すのである。



 もちろん無償の善意などではない。

 従う者たちには相応の役割をあたえて働かせたし、逃げる者に対しても一つの役割を与えていた。自分たちが緋賊によって奴隷から解放された事実を、家族や友人、知人に伝えろ、という役割を。

 これはいわずとしれた人気取りであったが、ただの野盗が民衆の人気を得たところで意味はなく、実際、この行動が緋賊の行動に益しているかと問われれば答えは否であろう。そもそも、解き放った者たちが言われたとおりのことをしているかなど確かめようもない。へたに緋賊に利する発言をすれば、役人に咎められる恐れもあり、口を噤んでいる者も多いに違いない。



 それでもインが揺らぐことなく同じ行動を続けているのは、これが『次』につながら布石であると確信しているからに他ならない。

『誰であれ、他者の下につく気はない』

 常々そう公言するイン・アストラは、ただの野盗で朽ちるつもりなど微塵もなかった。





 今回の襲撃で鹵獲した物資は、先にゴズが挙げた物に加え、帝国兵が身につけていた武具に檻車、檻車を引いていた荷馬などがある。インが戦いの最中に脚を砕いた軍馬も、殺して肉にすれば食料になるため、捨て去るのは惜しい。

 ただ、さすがにそれらすべてを一度に持ち帰るのは困難であった。かといって、何度も往復するような時間的余裕はない。巡回の兵がいつやってくるとも知れないからだ。

 インは特に考え込む様子も見せずに指示を出した。

「馬は故郷に帰る者たちにくれてやれ。必要な食料もな。檻車は、傭兵たちの死体と一緒に燃やしてしまえばいいだろう。残った食料と武具はのこらず拠点に持ち帰る」

 我ながら貧乏くさい指示だ、とインは苦笑する。最後の部分が特に。

 とはいえ、この二つはこれからの緋賊にとって欠かせないものであり、なおざりにすることはできなかった。



 命令に従って、ゴズと、ゴズの配下の男たちが慌しく動き始める。

 甲冑姿のアトが手伝いを申し出たが、恐縮したゴズに丁寧に断られ、気落ちした様子で戻ってくる。

 緋賊に加わってまだ一月たらずのアトは、他人が働いているのを眺めているだけ、という状態がどうにも落ち着かないらしい。

 インは肩をすくめて言った。

「血まみれの甲冑がうろうろしていたら、他の奴らが落ち着けないだろうが」

「……ぐ」

 大暴れしたキルはいわずもがな、インにしてもアトにしても、敵の返り血を散々に浴びている。甲冑の半ばを覆う暗赤色の色合いが意味するものを考えれば、戦いを厭うゴズが、アトの申し出を辞退したのは当然すぎるほど当然のことであった。もちろん、命懸けで戦ったアトに自分たちの仕事を手伝わせるわけにはいかない、という責任感も含まれてはいたのだろうが。



 多少なりとも自覚はあったらじく、そこを指摘されたアトの鉄兜が力なく傾く。

 と、その時。

 アトを慰めるように、血と臓腑の臭いがたちこめる街道を一陣の風が駆け抜けた。北に位置するヒルス山脈から吹き降ろす涼風が、あたりに清涼な空気を満たす。

 だが、それはほんの一時だけのこと。風が止むと、周囲は再び胸の悪くなる悪臭に包まれていく。思わずという感じで、アトの鉄兜から嘆息がこぼれおちたのは、血臭に辟易したためか、それともそれ以外の理由があってのことか。

 インは問わず、アトは語らず、キルは先刻から今夜の食事に思いを馳せている。

 緋賊の要である三人は、それぞれに異なる考えにふけりながら、しばらくの間、その場に佇んでいた。




◆◆




 シュタール帝国に侵略される以前、自由都市ドレイクは独立した王国の都であった。

 当時の国名はリンドドレイク。勇猛な騎士団を抱える強国であったが、今からおよそ五十年前、帝国軍によって亡ぼされている。

 以来、ドレイクは帝国の一都市として新たな歩みを始めたのだが、その外観にはかつての都の名残が幾つも残っていた。市街を取り囲む城壁は高く堅固であり、評議会の拠点である白亜の居館はかつての王宮である。また、都市としての機能も驚くほどに整備されており、主要街区以外に上下水道が設置された都市は、帝国内でも数えるほどしか存在しなかった。



 ただ、当然というべきか、問題も存在する。

 ドレイクの地下水路は街区の拡大にともなって増築を繰り返して出来たもので、その場しのぎの増築や閉鎖が繰り返された結果、内部は非常に複雑に枝分かれしていた。

 これにくわえて、地上で罪を犯した者たちが地下に逃げ込み、自分たちの都合の良いように水路を埋め立てたり、あるいは新たな通路をつくるなどした結果、今では半ば迷宮と化してしまった観がある。

 ドレイクをおさめる評議会は、主要街区の水路こそ把握していたが、それ以外の水路の情報は紙面のものに留まっており、ドレイクの地下水路の全容を把握している者は皆無といってよい。



 ゆえに、その下水道を介して都市の内外を行き来するインたちの動向を把握できる者もまた存在しなかった。





 下水道から地上に出た途端、ゴズは溜め込んでいた息を盛大に吐き出した。

「…………くはー。いやはや、何度通っても慣れるということはござらんな」

「…………慣れたくない」

 めずらしく、はっきりと辟易とした表情を見せながらキルが応じる。

 当然といえば当然の話だが、誰にも全容を把握されていない水路が綺麗に整備されているはずもなく、特に下水区画は凄まじいまでの悪臭が渦巻く魔境と化していた。

 これは別に大げさなたとえではない。子供の身体ほどもあるドブネズミやら、手のひらほどの大きさを持つ油虫やらがそこかしこに徘徊する場所は、魔境と呼ぶ以外にないだろう。



 インにしても、無防備に息を吸い込めばそのまま昏倒してしまうような場所が快いはずもなく、おおいに二人に同感であったのだが、それを口にしようとはしなかった。

 言うまでもないことであるし、こちらに近づいてくる人影に気づいていたからでもあった。

「イン。それに皆さんも、ご無事で何よりです」

 そう言って姿を見せたのは、インと同じ年頃の痩身の青年である。金色の髪に碧い双眸、整った顔立ちは穏やかでありながら意思の強さをも感じさせ、やわらかな物腰の中に確かな気品を併せ持つ、そんな人物であった。



 緋賊の中でもっとも古参であるこの青年、名をカイという。正確にはもう少し長い名前があるのだが、面倒くさがったインが短くしてしまったのである。当人も当人で「その方が呼びやすくていいね」とあっさり納得してしまい、今ではみずからカイと名乗るようになっている。

 カイは右手に杖を持っているが、これはインとは異なり、扱いやすいからという理由によるものではない。それは右足を引きずるような歩き方を見れば誰の目にも明らかであった。




 インはカイに対して軽くうなずいてみせると、短い言葉で面倒ごとをまとめて押し付けた。

「カイ、後は任せる」

「はい、了解しました。イン以外の人たちも、どうぞ汚れを落としてきてください。ちょうど湯も暖まった頃合でしょう」

 その一言に、襲撃に出ていた者たちの顔が一斉にほころんだ。

 ひとり、ためらう様子を見せるアトに、カイは優しく笑いかける。

「アト殿も、どうかご遠慮なく。身を清めてから、リッカ君たちに無事な姿を見せてあげてください。とても心配していましたから」

「あ……はい、わかりました。ありがとうございます」



 カイはさらにゴズや、はじめてここに連れてこられた者たちにも丁寧に言葉をかけていく。

 そんなカイを尻目にインはさっさと歩を進め、その後ろに当然のようにキルが従った。それを見たアトは何か言いたげに二人の後姿を見つめていたが、やがて何かを諦めたように頭をひとつ振ると、自分も二人の後ろに続くのだった。










 セーデ地区。

 それはドレイクの西隅に位置する街区の名称であるが、ドレイクの住民の多くはこの地区をもっと別の名でよびならわしていた。

 貧民窟――スラム、と。

 交易都市として多くの人と物を集めるドレイクには華やかな成功の話が絶えないが、光が強ければ闇が濃くなる道理で、成功の影ではそれに数倍、数十倍する失敗が積み上げられている。

 ひとたび失敗すれば、店に財産、家族といった形あるものから、運に気力、信用といった無形のものまで、多くのものが手のひらから零れ落ちていく。中にはそういった逆境から再起する者もいたが、都市の闇に引きずられ、道を踏み外してしまう者も多い。

 セーデはそういった人々が流れ込む場所のひとつであった。



 昼日中から女子供の悲鳴が響き渡り、その響きをかき消すように男たちの怒号が耳朶を打つ。物陰には何のものともしれない腐乱した屍が放置され、そこかしこに植えられた赤紫色の幻覚草が放つ臭いとあいまって、吐気を催すほどの腐臭が街区全体を包み込んでいく。

 毎日のように人が死んでいき、それが問題とされることもなく、血で染まった衣服を着た人間が平然と歩き回る。



 それは今となっては過去の情景である。

 しかし、かつて確かに存在したセーデの日常でもあった。

 かつて――今から三年前。当時、セーデを牛耳っていたキルの父親を、インが切り捨てたその日まで、セーデはまごうことなきこの世の地獄だったのである。






 かぽーん、と音が聞こえてきそうな広さの浴場だった。

 貧民窟にあるとは信じがたい施設であり、これを建てたキルの父親の権勢のほどがうかがい知れた。

 言うまでもなく、スラムで水は貴重なものであり、湯を沸かすのは最上級の贅沢に分類される。インとて毎日のように浴場を使ったりはしない。ここを利用するのは、襲撃に出た後か、あるいは下水道の探索に出た後か、いずれにせよ、しっかりと汚れを落とさなければ健康に差し障りがある、と判断した時に限られていた。



 湯船につかったインの脳裏に、ふと以前にこの浴場を使っていた人物の顔がよぎった。

「……セーデの紅狼、か」

 かつて死闘を演じた相手の異名を呟く。

 すると、インと同じ湯船につかっていたキルが不思議そうに顔をあげた。

「父さんが、どうかした?」

 シュタール帝国にも、アルセイス王国にも、服を着たまま湯船につかる習慣はない。当然のようにキルは生まれたままの姿をインに晒している格好になるのだが、その顔に戸惑いや羞恥はない。

 もちろんというべきか、インに誘いをかけたり、あるいは媚びを売っているわけでもない。あごまで湯船につかったキルの様子は、一から十まで湯浴みを楽しんでいる子供のそれであった。




 インはそんなキルに視線を向けて、軽く肩をすくめた。

「三年前を思い出した」

「父さんを、殺したときのこと?」

「ああ」

 インの言葉で自分もその時のことを思い出したのか、キルは淡々と言った。

「強かった、イン」

「お前の父親もな。もっとも、今となってはキルの方が上かもしれないが」



 その言葉にキルは小さく首をかしげた。

「まだ、届いていない、と思う」

「そうか? ま、キルが言うならそうなんだろう」

「ん。キルは三年前の父さんに届かない。だから、今のインにも届かない。けど――」

 不意に、キルの目に強い光が浮かんだ。

 それまで、自身の父を殺した相手と会話を交わしながら、一片の恨みも憎しみも感じさせなかった少女が、はじめて強い意志をあらわにした。



「けど、追いつく。いつか絶対に」

 だから待ってて。

 そう呟くキルに向かい、インは楽しげに笑って応じた。

「楽しみにしているが、なるべく急げ。俺が狙う敵も、俺を狙う敵も、どちらも多いからな」

「大丈夫。どっちもキルが片付ける」

 まったく力むことなく断言したキルは、前触れなく立ち上がると湯船を出た。

 その足取りがややおぼつかないのは、湯の熱さにのぼせたせいなのだろう。



 こんなところは子供らしい、と一糸纏わぬキルの後姿を見やったインは、小さく苦笑する。

 キルが浴場から出て行った後、インは一人用になった湯船に身体を沈め、これから先のことについて考えた。

「評議会も間抜けばかりじゃない。都市周辺をいくら探し回っても拠点が見つからないとなれば、スラムに目をつける奴も出てくるだろう」

 セーデ地区におけるインの立場は、君臨すれども統治せず、というものである。イン・アストラの名前を知らない者は存在しないが、だからといって地区全体が緋賊に加担しているわけではない。むしろ、インたちが緋賊であることを知らない者の方がずっと多いのである。



 ただし、それとなく感づいている者は少なくない、とインは判断している。多少の詮索でインたちの正体が判明することはないだろうが、多少ではない詮索の手が伸びてきた場合、事態は急迫するかもしれない。

 その時はその時で評議会と刃を交えれば良いと思う反面、まだ早いと囁く声もインの中には存在する。

 インが奴隷商を繰り返し襲う理由のひとつは、解放した奴隷を自分の兵に仕立てあげることにある。その数はまだ百にも達していない。

 対するドレイクの正規兵は六千弱。評議員たちが私財を割いて傭兵ギルドを抱き込めば、楽に一万を越える兵を動員できるだろう。



 正面から戦えば勝ち目はない。いざとなれば奇襲でも暗殺でもするつもりのインだったが、仮にそれでドレイク軍を破ったとしても、次に出てくるのはシュタール帝国の正規軍。常時、数十万の兵を抱える帝国と事を構えるのは明らかに時期尚早であった。

 評議会とぶつかるためには、帝国がドレイクの混乱に介入できない状態をつくりあげる必要がある。街道でこそこそ暴れるだけの今のインには、いささか荷が勝った条件といえた。



「帝国で大規模な内戦でも起きてくれれば言うことはないんだが……」

 さすがに都合が良すぎるか、と自分の着想を笑い飛ばしたインは、さらに深く考えにふける。

 結果、あわや湯船でのびる寸前までいってしまうのだが、この時のインは、そんな至近の未来にまったく気がついていなかった。





勢力名    緋賊


本拠地    自由都市ドレイク(セーデ区)


主要構成員


イン・アストラ(頭目)  緋賊の頭目。ヒノキを削った棒を愛用する

キル(軽歩兵)      鉄塊のごとき大剣を扱う少女

アト(重歩兵)      全身を覆う板金鎧をまとう。緋賊に加わって間もない


NEW!

ゴズ(雑役夫)      熊のような巨躯の持ち主。ただし戦闘には加わらない

カイ(薬師)       薬師と子供たちの先生を兼ねる。右足が不自由



戦力


軽歩兵(解放奴隷) 三〇人

雑役夫(解放奴隷) 一〇人

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