表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
99/200

1日に書ける枚数

 この辺で、もう1度、量について書いておこう。

 量というのは、執筆枚数のコトだ。


 いい小説の条件は、質。質を重視した為に、書ける量が減ってしまう。それは仕方がないことだと思う。

 とはいえ、同じ質ならば、量が書けた方がいい。また、ある程度コンスタントに書き続けられないと、お話にならないという場合もある。特に、長編小説の場合は。


 現在、僕の執筆枚数は1日に15枚程度。1日に5枚とか10枚しか進まない日もあれば、20枚も25枚も書けるという調子のいい日もある。それらを平均して、大体15枚くらい。それも、無理矢理に書いた枚数ではなく、自然に生まれてきた枚数で、それくらい。


 無理に引き伸ばすということは、いくらでも可能だ。だが、それでは小説の質が下がってしまう。また、読者に対しても、失礼にあたるだろう。だから、僕は、なるべく無理に引き伸ばすようなことはしない。

 もちろん、その方が読みやすくはなる。また、ある種の効果を狙って、わざと引き伸ばしを使うコトもある。1つの小説のテクニックとして、意図的に。けれども、それ以外の場合は、なるべく短くまとめ、濃密な内容にしようと心がけている。

 あるいは、改行や段落を増やすことで、読者が読みやいようにと気をつけたりはする。けれども、それで増える行数など、わずかなものだ。わずか1割か2割だろう。そうではなく、何倍にも薄める。そういうコトはしないようにしているつもりだ。


 ただし、読者の方は、それを望んでいない可能性もある。

「濃密な文章など要らないから、サラッと読んで、サクッと楽しめるモノを書いてくれよ!」

 そんな風に望んでいる読者も多いかも知れない。だとすれば、このやり方も、ちょっと考え直す必要があるのかな~?と、時々、考えたりもする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ