例の手法の登場
散歩に出かけ、頭を冷やしてきた。
冷静になって考えてみると、そろそろ“例の手法”の出番なのではないだろうか?と思えてきた。例の手法とは、つまり、作品を分裂させる方法だ。
気軽に始めたこの小説だが、サクサクと書き続けている内に、僕にも予想できなかったくらい作品が増殖してきてしまった。読者にも負担をかけてしまっている可能性が高い。特に、新規の読者様に対しては。なかなか敷居が高いというか、入りづらい状況になっているのではないだろうか?
最初にこの小説のリンクをクリックして、目次を目にした瞬間に「ウワッ!もう90話まで来てしまってるのか。しかも、毎日10話近くも更新され続けている。これは、読めない!ブラウザバック!」と、こうなってしまっているのでは?
これは、充分に考えられる。しかも、まだ90話程度だからいいものを、もう10日もすれば200話近くになってしまう。20日後には300話。毎日毎日、敷居は上がり続けていくコトになる。それって、かなりマズイ事態なのでは?
以前に、例の手段について考えた時には、“能力とエネルギーが分散化してしまうのでは?”という危惧があった。けれども、今回は事態が変わっている。むしろ、分散化した方が好都合かも知れない。1つの作品の枚数が増え過ぎて、読者に迷惑をかけてしまっているのであれば、エネルギーを分散化させて、1つ1つの作品の執筆枚数を減らした方がいい。そうも考えられる。
読者の方には、好きな作品だけ選んで読んでもらえばいい。もちろん、コアなファンは全作品を読んでもらっても構わない。その方が、より深く楽しめるだろう。だが、そうでなくても、それぞれの作品ごとの楽しみ方というのはできるだろう。
これぞ、まさに“食べ放題方式”!!数多くの料理を同時に並べ、食べられるだけの料理を、それぞれの人に選んで取ってきてもらうのだ。
よし、決めた!これでいこう!!
方針を決めたからには、後は実行に移すのみ!!




