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迷い

 “迷い”が生じてしまった。ここで、迷いが生じてしまった。

 果して、このままでいいのだろうか?と。


 細かい文章の積み重ね。このやり方自体は、悪くない。僕の創作スタイルに合っている。ただ、1日に何度も更新し過ぎなのではないだろうか?と、そういう迷いだ。

 ちょっとずつの文章で、読む人にとっても読みやすい文章になっているはずだった。けれども、総合してみると、1日に書いている文章が結構な量になってしまっている。最初から読み続けている人はいいとしても、これだと途中参入は難しいのではないだろうか?あるいは、1日でも読むのを休んでしまうと、読むのが大変になってしまい、脱落者が続出するのでは?

 そういう危惧。そして、それが迷いにつながっていく。


 自分のスタイルを貫き通すのは簡単。このまま、書き続ければいい。読者のコトなど考えず、ただひたすらに書き続ければいい。それだけで、無限に原稿は増えていく。

 でも、それでいいのだろうか?自分の為に書くのならば、それでいい。けれども、それだと、読者の存在はどこにある?


 誰の為に?何の為に?

 これは、小説を書き続ける者にとって、永遠のテーマ。


 読者を気にし始めると、迷う。悩む。そうして、その迷いや悩みは、直接、作品に表れてしまう。作品がブレてしまう。

 けれども、そのブレ自体がおもしろいとも言える。この小説は、それでいい。ブレにブレまくって、逆にそれを個性に変え、おもしろさに変えていく。そういう方法もある。考え方もある。

 現に、迷ったおかげで、また1文書けてしまったではないか。そういう意味では、これでいいのかも知れない。

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