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目が覚めたら、小説を書こう

 目が覚めると、そこは現実の世界だった。

 そこで、僕が最初に思ったのは、こう。

 “そうだ。小説を書かないと”


 こうして、僕は今日も1文字目を打ち始めた。

 大丈夫。これさえできれば、大丈夫。この1文字目が難しい。どんなに苦労しても悩んでも、この1文字目が出てこない日もある。それが、何の迷いもなく書き出せた。

 “何かを書こう”と思って書くのではない。自然と生まれてくる。この感覚。これさえあれば、まだ行ける。まだ進める。生きていける。


 それから、僕は紅茶を沸かし始める。小説家に必要なのは、紅茶。散歩に加えて、紅茶は欠かせない。散歩と紅茶、この2つさえあれば、大丈夫。やっていける。

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