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石になり風化するのを待つだけの人生にならない為に

 目が覚めた。正確に言えば、1~2時間前から目は覚めていたのだが、布団の中で考え事をしていた。夢と現実の間を行ったり来たりしていた。ここがどこなのか、よくわからない。

 とりあえず、小説を書こう。


 昨日の夜は、なんだかいい小説が書けたような気がする。読み直してみると、確かに、なかかないい。

 このままでは使い物にならないかも知れないけれども、仕立て直せば、いい感じになりそう。少なくとも、素材としては最高品質。やはり、夢の世界へ旅立つ直前は、いいモノが生まれやすい。歪んで混乱した状態は、普段生み出せないモノを生み出してくれる。


 相変わらず、頭がボ~ッとしている。僕は、何をしていたんだっけ?

 そうだ。世界と戦っていたのだ。剣を取らねば。そうしなければ、他の者達と同じになってしまう。いずれ、何も書けなくなり、消えていき、石になってしまう。そうなったら、風化するのを待つだけ。そんな人生だけは避けなければならない。


 考えてみると、“人気鳥”もいいかも知れない。

 1匹くらい頭の中に飼っておこうか?上手く飼い慣らせば、今よりも先へ進めそうな気がする。

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