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果して、結婚したら、いい小説が書けるようになるだろうか?

 さっきの話の続きだけど…

 でも、マジメな話、結婚って小説に役に立つのだろうか?結婚したら、いい小説が書けるようになる?それとも、全く逆?

 役に立つなら結婚してもいいし、そうじゃないなら遠慮したい。


 ここで、再び空想能力発動。

 極々普通に考えて、結婚したら忙しくなるよな。妻や子供の為に働きに出かけて、家に帰ってきたら、疲れてしまって小説を書く気なんてコレッポッチも起きやしないだろう。ビールでも飲みながら、野球の中継を見て過ごしたりするだろう。それで、労働の疲れを癒す。

 休みの日には、家族サービスをして過ごす。それで精一杯、手一杯。頭の中から“小説を書く”だなんて言葉はきれいサッパリ消え去ってしまうことだろう。


 でも、逆の可能性もあるのではないだろうか?

「あなた!立派な小説家になる為にがんばって!」とか「お父さん、みんなが認めるような凄い小説を書いてね!」なんて妻や子供が応援してくれるかも知れない。

 …と、これは、かなり理想的なパターン。おそらく、こうはならないだろう。たとえ、最初はこんなシーンが何度か訪れたとしても、しだいに薄れていく。なくなっていく。あげくの果ては、こんな感じ。

「何をいつまでも無駄なコトに時間を使っているの?夢みたいなコトばっかりに熱中してないで、そんな暇があるんだったら1円でも多く稼いできてよね。今月も大赤字。お金が足りないんだから!」

 ま、確率的に高いのは、こんな所だろう。

 結婚したら、家族は味方などになってはくれない。それどころか、世界最大の敵になるのは目に見えている。


 けれども、さらに逆の可能性もあるか…

 世の中、味方なんかよりも敵が多い方が、いい小説が書ける。「クソッ!負けるものか!」とやる気が出る。他の人たちがどうかは知らないけれど、僕はそうだ。

 子供が思い通りに成長しないってのも、いい小説のアイデアにはなるかも。誰もが、そう真っ直ぐに育っていったりはしないだろう。誰だって、失敗の1つや2つはある。それらは、その度に解決していけばいいのだ。そうして、その過程を小説にしていく。

 そういうのは、どうだろう?


 だけど、ここまで想像できてしまったら、もはやその経験も必要ないか?

 ウ~ム…わからなくなってきた。頭がこんがらがってきた。ちょっと頭を冷やしてこよう。

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