ギャンブルにハマるな!小説にハマれ!
さて、今日も、そんな風に英字新聞を読み進めていく。
すると、2つの記事が目に止まった。
1つ目の記事。
日本のマンガが、どうのこうのと書いてある。
ジュエル?宝石だろうか?4年半?宝石屋で4年半働いた人が、マンガ家になっという話だろうか?
いや、違うな。プリズンとかいう単語が目に入ってきた。ジュエルじゃなくて、ジェイルだったか。刑務所だな。つまり、こういうことか!「4年半、監獄で暮らしたマンガ家が、がんばってマンガを描いてデビューしました!」と。なんという感動的な話か!『刑務所の中』というマンガがあるけれども、アレに近いものなのだろう。獄中マンガだな。
いやいや、それも違うぞ。よく見ると、ジュエルでもジェイルでもなくて、ジェラスじゃないか!嫉妬だ!マンガ家に嫉妬して、脅迫事件を起こした男に4年半の判決が下ったという記事か。ああ~、例の有名なあの事件か。よく読むと、文中に『黒子のバスケ』とハッキリ書いてあった。
2つ目の記事。
こっちは、簡単。辞書なんて引かなくても、すぐに理解できる。「日本で、500万人がギャンブルをやっています」という内容だな。でも、addictedという単語の意味がわからない。ここで、英和辞典の登場!
辞書を引いてみると…フムフムなるほど。“中毒になる”という意味か。つまり、「日本人の500万人がギャンブル中毒になっています」だな。
ここで、僕の頭はフル回転する。
なぜ、ギャンブルなどにハマるのだろう?きっと、お金が欲しいからなのだろうな。楽をして、お金を手に入れたい。そう思う。だから、ギャンブルなどに手を出す。あるいは、最初は気軽な気持ちだったかも知れない。でも、気がつけばドップリと沼の中。もう抜け出せない。実に、愚かな行為である。
ギャンブル中毒になるくらいならば、活字中毒になる方が、まだマシ。それも、読む方ではなく、書く方に。そう!この僕のように!
そうすれば、作品は残る。何はなくとも、少なくとも作品だけは残り続ける。これに勝る幸せはない。喜びはない。
世の人々よ!ギャンブルにハマるくらいならば、小説にハマろう!!




