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夢の世界の僕も、こちらの世界の僕と同じように
珍しく、こんな時間に目が覚めてしまった…
目が覚めたからには仕方がない。小説を書こう。
生暖かい空気が、この身を包み込んでいる。頭が半分、夢の世界だ。
さっきまで何かと戦っていたような感覚が残っているが、一体、何と戦っていたのだろうか?それを覚えていない。夢の世界の僕は、こちらの世界の僕とは違っていても、常に何かと戦い続けていることだけは同じなのかも知れない。
がんばれ!夢の世界の僕!
でも、駄目だ…
こちらの世界の僕は、ここまでらしい。もう1度、夢の世界へ…
クソッ!ユメユメ大魔王め。いや、ムネムネ大魔王め。そうじゃない、ネムネム大魔王だったか。それも、何か違うような。ま、何でもいい!待ってろよ!今、そっちに行くからな!
というか、ただ眠いだけ。次に、目が覚めたら、また小説を書こう。おやすみなさい…




