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夢の世界の僕にも…

 さて、今夜もそろそろ眠くなってきた。もう限界が近い…

 なんだか、日々、限界値が短くなってきているような気がする。夢の世界へと誘われる時間が早くなってきているような気が…

 代わりに、夢の世界で暮らす時間が長くなっているような。一体、僕は向こうの世界で何をやっているのだろうか?どのように過ごしているのか?もしも、それを覚えていられれば、きっといい小説が書けるだろうに。惜しい。実に惜しい。

 時々、覚えている日はあるのだけど。それが、毎日といかないのが、実に惜しい。そして、悔しい。どうにかして、夢の世界での記録が欲しい。向こうの世界での僕は小説を書いたりしていないのだろうか?夢の世界での僕にも小説を書いて欲しい。そして、こっちの世界の僕に、その記録を渡してくれれば嬉しいのだけれど。どうにか…して…

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