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進めば、そこに道はできる
目が覚めた。さっそく小説を書こう。
昨日の夜は、一体、何を書いていたのか、よく覚えていない。
昨日の夜だけではない。その前の日も、そのまた前の日も。何を書いていたのか、あまりよく覚えていない。全く覚えていないわけではないのだけれども、うっすらと記憶にある程度といった感じ。果たして、こんなコトでいいのだろうか?みんな、こんな感覚で小説を書いているのだろうか?
ええい!迷ってはいけない。ただ、先に進み続けるのみ!!
とりあえず、進めば、そこに作品は残る。道はできる。その道こそが、僕の生きてきた証。それだけで、いいじゃないか。それ以上に、何を望むようなコトがある?




