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「さんねんねたろう」

 さて、図書館より帰還!!40分ほど睡眠も取って、精神状態もバッチリ!!

 では、書いていくとしますか。


 図書館では、読むような大人の本がないので、雑誌を何冊もペラペラとめくってみたり、絵本を読んだりしていた。

 雑誌の方は、ジャンルを問わず。たとえば、「将棋世界」とか「キネマ旬報」とか「English Journal」とか「サライ」とか「俳句α」とか「現代農業」とか「園芸ガイド」とか「趣味の園芸」とか「週刊ベースボール」とか「天文ガイド」とか「鉄道ファン」とか「日本カメラ」とか「相撲」とか「歴史読本」といったような雑誌を、次から次へとめくっては情報を吸収していく。

 なかなか有用な情報もあった。今度、小説に使おう。


 絵本の方も、いい本が何冊か見つかった。

 特に、「さんねんねたろう」という絵本は掘り出し物。3年間、働きもせずにグ~タラ寝ていた寝太郎が、ある日、一念発起して川の堤防を作る…とかいう知っているストーリーとは違っていて。どちらかといえば、「一休さん」のとんち話に近いものだった。

 働きもせず寝てばかりのニートの寝太郎君が、町の大金持ちをだまくらかして、お金持ちの娘と結婚するという詐欺師的なストーリーなんだけど。最後は寝太郎も母親に一杯食わされて、マジメに働くようになりましたとさ、というお話。

 これ、何が凄いかというと、ストーリーを書いてるのが外国人なんだよね。絵の方も別の外国人が描いている。それを日本人が日本語に翻訳して、この本が完成し、図書館に並んでいるというわけ。

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