表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/200

頭の中を、物語の世界で一杯にする

 物語の世界に没頭している時はいい。それ以外の何もかも全てを忘れられる。

 逆を言えば、そうでなければならないのだ。それ以外の雑念が頭の中に入ってくるようではいけない。刀を打つ為の鉄に、不純物が入ってはならないようなもの。


 とはいえ、外部からの影響が、物語の質を高めてくれるのも、また確か。

 頭の中を物語の世界で一杯にしながら、外部からの雑音に対応する。それができるようになれば、作品などいくらでも生み出すことができるようになる。もう、無限に近いくらいに。


 そこから先は“質”の問題になっていくる。

 “いかに、質の高い作品を生み出せるようになるか?”

 これは非常に難しい。1日や2日で、できるようになったりはしないだろう。半年やそこらでも、無理だろう。長い長い時間が必要となる。何年も…もしかしたら、何十年も。


 それも、ただ単に時間を過ごせばいいというものではない。作品を書き続けなければならない。もちろん、小説を。他の文章では駄目だ。小説でなければならない。日記やエッセイや雑文や、そういったものが小説に力を与えてくれたりもする。何も書かないくらいならば、そういった文章でも構わないので、書き続けた方がいい。だけど、できれば、小説を書いた方がいい。なぜなら、進歩のスピードが違い過ぎるから。小説を上達させたいならば、小説を書くべきなのだ。書き続けるべきなのだ。


 ここで注意しなければならないコトが1つある。それは、“ただ単に量をこなせばいい”というものではないということ。長い時間を使って書いたから、たくさんの枚数や文字数を書いたから、それだけでは駄目だ。もちろん、それも必要になってくる。時間も量も必要。でも、それ以上に“質”を意識し続けること。それがなければ、成長はしない。同じレベルのモノをひたすらに量産し続けるだけになる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ