4.赤ちゃんが泣くとき
AK○板○さんがアヒル口で、
アヒル口可愛い、というブームが
一時期あったと思いますが、
赤ちゃんって、
アヒル口なんですよね。
アヒル口LOVE
夫、起きて、録画してあったハンタ○ハンタ○を見ています(笑)
幸せなことを書くと先回言ったけど、
基本的に幸せな中で、
幸せじゃないこともあります。
あのひどかったつわり……、とか。
産むときのあの痛さ……、とか。
また今度書くことにして、
赤ちゃんが泣くことについて書きます。
赤ちゃんが泣くのって、
苦情受付係とクレーマーに似ていると思うんだけど、
クレーマーのお客さんから電話がかかって来て、
こっちは冷静に、にこやかに、
もの分かりよく「どうされましたか?」と対応しているんだけど、
相手はぎゃんぎゃんと文句を言って来て、
一生懸命なだめても、全然収まらない。
しかもまずいことに、相手が外国人で、
何を言っているのか全く分からない(笑)
え? 何?
おむつ? お腹空いたの?
暑いの?
うんち出ないの? げっぷかな?
遊んでほしいの? 抱っこかな?
眠いの? どっか痛いの?
虫に刺された?
上記を全て試し、確かめ、
何が正解か不明。
運がいいと、すぐに当たりが出るが、
運が悪いと、いつまでたっても当たりがでない(笑)
こっちは一生懸命やっているのに!
というのは通用しない。
こっちが一生懸命だろうとそうでなかろうと関係ない。
その辺、容赦がない。
こんなに頑張ってくれているから、許してやるか、なんてない。
(相手しないとあきらめきってサイレントベビーになるらしいけど)
相手との関係を壊したくないから非難しない、とかない。
遠慮会釈なく文句を申し立てる。
それに対して、そっちがその気なら……! と言ってキレる、とか無い。
苦情受付係よろしく、辛抱強く、笑顔で耐え、いろいろ試す。
赤ちゃんは可愛いのだ。
その可愛い赤ちゃんがこんなに怒って、
涙を流して泣いている。
でも、それをどうしたらいいか分からない。
こんなに可愛いのに、
泣かせてしまった。
とてもかわいそう → 罪悪感 → あれ、自分ってだめな母親??
→うつ
妊娠・出産でホルモンバランスが崩れているのと、
環境変化多すぎ、慣れない・うまくできない、
加えて睡眠不足で、
こんなに可愛くって大好きな赤ちゃんから、
こんなに文句を容赦無く言われて(泣かれて)
悲しい!
という気持ちもあり、
ため息いっぱいで落ち込みます。
ですが、
産後に母乳育児のために助産院へ通って、
そのこともまた別途書きますが、
「赤ちゃんは泣くのが仕事だからね。
ちょっとくらい泣かせておいた方が、
お腹が空いていいだろう。
泣いているから可哀相って、誰か言っても、
気にしなくていいよ」
と、御年90の、勲章ももらった
おばあちゃん助産師さんが言って、
気が楽になりました。
その助産師さんは、看護師として
従軍して北京へ行き、
多くの人の死を目の当たりにした結果、
人の命の大切さを痛感して、
戦後は助産師としてずっと働き続けているそうです。
ちょっと耳は遠いけど、
笑顔がデフォルトで顔に張り付いているようで、
お化粧もばっちりしていて、
さばさばして、かっこいいおばあちゃん先生です♪
それにしても、赤ちゃんが泣くときに、
まだ恥も外聞も知らないので、
あられも無い顔をして、
ぎゃーっ! と泣きます。
今はまだ文句を言う声を覚えたので、
ぎゃーっ! は、ほとんど無くなったけど、
産まれたての頃は、文句声というバリエーションが無いので、
ほんと一瞬でクライマックスの「泣き声」までいって、
この子、顔真っ赤で、目は上を向いて、
まさにザブング○の悔しいです!の顔だけど、
大丈夫かなあ、と思ったものです。
そのうち、知能が上がって自我も強くなってくると、
本能的な満たされなさや不快感で泣くだけではなく、
自分の要求が通らないことに腹を立てて泣くようになるので、
それはまた手強くやっかいなことだろうなあ、と思う。