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プロローグ

新作です。書かせていただきました。どこまでかけるか分かりませんが 頑張ります。何小説というか分かりません。空想科学に入るかもしれません。どうぞよろしく。

僕は天才だ!この世に生まれた瞬間からI.Qが142あり小学1年の春に、科学雑誌「ネイチャー」を原文のまま完読して内容も理解していたし、小学五年で東大入試の過去問を十年分すべて正解していた。

そんな僕が、中学に入ったらかりの頃だ。僕はとある大発明をしてしまったんだ。大人たちが未だ誰も成し()げていないだろう大発明を。

世界最強かつ最凶と言える威力を持つ爆弾を。どんな爆弾、核爆弾やツァーリボンバよりも強力なやつ。(すなわ)ち、この地球ごとすべてを破壊できる爆弾を。

僕はその爆弾に、惑星破壊爆弾と名付けた。そして、慎重に保管した。それは、四畳半の僕の部屋の半分ほどを占める大きさだったが、僕はそれをホームセンターで買ってきたブルーシートで包み隠し、そのままショックを与えないように注意しながら一緒の部屋で過ごした。

爆弾が半分の体積を占めてしまったためにごく狭くなった部屋だったが、僕は期待に満ちていたので、ぜんぜん苦ではなかったのだ。

期待━━。これがあったら、これを上手く使ったら僕は一体何を出来るだろう?考えた。

なにしろこの地球を破壊出来る力を僕は手に入れたのだから、僕に逆らえるような人間はおそらく、世界中探してもいまい。

僕の言う事に逆らえば、この世は、人類の歴史は一瞬にしてなくなってしまうのだから。

そう。僕はもう何者も怖くない。僕は世界の支配者になるのだ。

はあ、まず何から始めよう?とりあえず、日本政府の中枢にアクセスし、この事実を報せてやろうか?勿論(もちろん)、僕の素性は隠したまま。

しかし、問題があった。まず、僕が本当にそんな強力な爆弾を作り上げたのをどうやって信じさせるか、そしてそれを証明するか、だ。

一発 使ってみればその破壊力は 示せるのだが、それをやってしまったら一気に人類は終わってしまう。僕も含めて。

これでは何の意味もない。世界 人流 で 道連れに自分の人生を終わらそうなどと考えていないのだ。

さて、どうしたものか?

何から始めていいのかわからない。自分で言うのもなんだけど、 偉大な発明を目の前にして。


お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。

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