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一巡する異世界の果てでまた君に逢う  作者: 花浅葱
第一章 一巡する異世界でまた君に逢う
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南暦1672年6月13日 ドラコル新聞朝刊3面

 

 南暦1672年6月13日 ドラコル新聞朝刊3面

 ナール海岸で身元不明の黒髪青年が発見されるも逃亡、現在行方不明


 6月11日、ナール海岸──11日午前、ナール海岸で身元不明の黒髪の青年が発見された。この青年は、同地域を領有するファング家の管理員によって発見され、一時的に保護されたものの、その後逃亡。現在に至るまで行方が分かっていない。


 発見当時、青年は混乱した様子で、自らの状況を説明できない状態だったという。管理員は取材に対し、「彼は武器などは所持しておらず、危害を加える様子もなかった。ただ、なぜそこにいるのかさえ理解していないようで、会話が成立しなかったため、一時的に保護する判断を下した」と語った。しかし、その後青年は隙を見て逃走し、足取りがつかめていない。


 地元当局はただちに総勢20名を超える保安隊を動員し、青年の捜索を開始した。だが、12日時点で有力な手がかりは得られておらず、発見の目処は立っていない。青年が危険人物である可能性は低いと見られているものの、保安当局は「万が一の事態に備え、発見した場合は近づかず、速やかに最寄りの保安官に連絡してほしい」と住民に呼びかけている。


 この謎の青年の正体や、彼が海岸に現れた経緯については一切不明であり、捜索が続く中、周辺住民の間でも不安と憶測が広がっている。引き続き状況を注視し、新たな情報が入り次第お伝えする。

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