水の国 女王との対話
はぁはぁはぁ、お待たせしました。短めではありますが、続編を持ってきました。やる気の出ないからと言うのが正直な所ではあります。キータは私のオマージュです。ですのでご勘弁してください。今回は元々、短いのに更に短くしました。理由は上記にある通りです。
ですが、情報が多いのでご注意してください。
??「もう彼らの実力を知ることには十分だわ。」
そう止められた矛を持つ女性は不安ではあるけど、矛を僕たちに向けていたのを下げた。
??「申し遅れました。水の国の女王リアと申します。あなた方と戦っていたのが娘のカイです。」
不服そうにどうも、と小さく言いお辞儀する。
マホ「それで、何故このようなことを?」
真剣な話をしているのにマホは槍を振ったり、マジマジと見たり、まったくムードもあったもんじゃないぜ。
リア「このようなご無礼、お許しください。実力を試させていただきました。やはり、無の童長一行だったんですね。」
マホ「私たちのことをご存じで?」
リア「勿論です。この星中に知れ渡っていますから。」
マホ「どういう風に言われていますか?」
リア「えっ!知らないんですか!?」
と答えた後、僕は頷いてから女王リアが教えてくれた内容は‥‥‥
神の国に異様な服装で現れた、三人は、神の長になり、その一人である僕が長になった。元の長を倒した二人とは、別に行動した僕は軍将を倒したと噂されていたが、神たちは魔力を僕から感じることが出来ず、調子に乗っている僕に殺意を覚えて、人や魔物を殺して憂さ晴らしをしていた所、僕が現れフルボッコにされて僕への尊敬されるようになったある日、旅に出て、忽然と消えた。そんな長のことを人は“無の童長”と呼ぶようになった。最近では地獄の国に行って帰ってきたとかで初めての生還者だと一つの伝説になった。
と言う感じで所々、盛られていた。
マホ「だいだい合っていますね。しかし、それを誰が?」
リア「オール様がそう教えてくださりました。と言っても声だけですけど。」
人魚には不思議な声器をしているのか、海の中でもはっきり聞こえる。マホもそうだけど。
マホ「また、オール様ですか。オール様にお会いしましたら、だらしない人を伝説の人物する前に仕事をしてくださいと怒らなくては。」
リア「オール様を怒る!?そんな恐れ多いです。」
とリア女王は体を震わせている。
マホ「どうしたんですか?そんなに震えて?」
リア「マホ様が怒る等と言うものですから。おっと、ここは人が集まっていますね。宮殿の中へ入ってお話をしましょう。」
リア女王とマホは宮殿の中に入り、客間のソファに座り、
リア「それにしてもそんなにオール様と親しい間柄でしたか。私も一目、オール様を見たかったです。」
どこか寂しそうにニッコリと笑う。
マホ「見てみたかったですか、まだ、チャンスはあるんじゃないですか?」
リア「いえ、もうないのです。王にも階級があるのですが、私は24階級と一番下なのです。
階級の中で四階級以上の王の中で、一番強い王を決める戦い“赤い王座”で勝ち抜いた一人が、オール様から直々に真の王の証、統一の冠を被せてくれるのです。その事をどんなに夢見たことか。しかし、私ももう874歳になって、体も弱り始めて、これでは、四階級になっても勝ち抜く体力もありません。ですので諦めているのです。」
リア女王は悔しそうに涙を流し、海に消える。
リア「話が逸れてしまいましたね。無の童長ご一行を連れてきたのは、深海の王の軍勢を倒して欲しいのです。」
思ったんですけど、マホがいるのはキータのお陰かもしれません。何故かと言うと元々、家をマホにしたのはキータですし、キータのスキルがあったからこそ、マホは魔法やスキルの副作用に侵されずに済んだわけですし、そう思うとキータって何の役に立つんでしょう?用なしな気がしますが、まぁ~ムードメーカーとして一応、役に立っているのかもしれません。ファレやトキちゃんにもスキルはあります。
次回は水の国 正義と悪