始まり
はじめまして、外来 緑と申します。
最近は、暑く、雨が多いので、気晴らしに読んでみて下さい。
とても短いので、ササッと読めちゃいます。
この作品が、ちょっとした笑顔を作れるように。
信号が赤になり、道路の近くで待つ、いくつかの車が通り、自転車が通る、いつもの光景だ。
しかし、横からトラックの音が近づいてくる、何だ?と振り返ろうとした、強い衝撃が、体中を駆け巡る。 トラックは、僕を見捨てて、走り去る。
そこで、やっと、トラックに轢かれたことに気がつく。
周りの人は、慌てているが、誰も救急車を呼ぼうとしていない。知らない人まで、僕を見捨てると思うと、僕は、生きることを諦めて、そして、意識が遠のいた。
そして、眼を覚ますと神々しいオーラに包まれた女性が現れた。その女性は、何かを僕に言っているが、聞き取れない。耳を澄ますと
神々しい女性「あなたは、何を求めるの?」
この女性は、何を言っているんだ!
主人公「何も求めない。」
と言うと、
神々しい女性「分かった」
と返事する。僕は、何も訊けないまま、意識を遠のかせた。
そして、再び、眼を開けると山に囲まれた草原の中で、立っていた。あまりの出来事に頭が追い付かず、混乱していると、
神々しい女性「ここは、あなたが元居た世界とは、別の世界なの、まぁ、オープンと言うと何もかも分かるから、それじゃ!」
その後、僕は、何度も叫んだが、女性が返事してくれなかったので、
オープン
と言ってみた。
そうすると、自分の名前、ステータス、スキル、地図、世界線の5つの項目があり、1つずつ見ていく事に、
まず、自分の名前は、無い。その画面に触ると、日本語のキーボードが出てくる、どうやら、まだ決まってないらしいので、そこから決める。僕の名前は、木田巧助だったから、
キータ、キータにしよう!
決まった所で、キータと入力してっと、よし!
次にステータスは‥‥‥絶望的だった、攻撃力が1、魔力がなんと、0。
現実から逃げるために、頬をつねる、痛い。‥‥現実って厳しいな~。
気を取り直して、スキルを見ることに、そこには、3つのスキルが書かれていた。
『スペシャルスーパースター』
ネーミングセンスが無い。僕も言えないけど!
『害を成すもの、全て、無効』
攻撃は、効かないってことだと理解する。
『石』
どゆこと?
『ON·offと言うことで存在感·気配を0にすることが出来る』
かくれんぼが無双出来るってこと!?すごいな!
でも、もともと、無双出来るし、要らないけどね。
悲しくなったので、次に行く。
『限界突破(強化)』
ステータスを上げてくれるなら、ありがたい!
『立った一つだけ、生き物以外の物をLv無限大(超)にすることができる。』
なんでだよ~! 少し泣けてきた。
『ただし、自分の肉眼で、ものを通さずに見れるものに限る。』
ここには、納得がいく、国にこれを使われると、生き物以外って言うのに反する。
一通り、スキルを見て、把握したところで、地図で村を探す。ふと、疑問が出てくる、僕の言葉って通じるのか?と、
そこで、世界線の項目を見る、長いので、最初と、知りたい所だけにすると、言葉は、通じるが、魔王、神、モンスター等々、多くの種族が共存している世界、魔法もあるらしい。こういう世界に憧れていたから、嬉しいが、実際に住むとなると、不安だ。
とりあえず、近くに村があるみたいだから、行ってみよう!
こうして、森の中に入って行った。
今回は、森に入るまでを書かせて頂きました。
主人公にしては、攻撃も出来ないし、魔力もないので、
出来損ないだと思います。
しかし、主人公は、意外と生き残りますので、ご安心ください。
次回も読んでくださることを心から祈っています。