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OL小杉の呑み語り。

作者: unknownさんだよ

OL小杉の、或る日の午前中・昼休みのこと。

「あー、小杉さん。ちょっとこっちいい?」


隣の席から、何やら助けを求む声が聞こえてきた。

そんな彼、滝沢君に対して私は「ほいほ〜い?」と、巫山戯気味に答えてみると、

「ここのプログラムなんだけどさ、どうやって組んだらいいのかわかんなくてさ、手伝ってうんぬん〜。」

…完璧にスルーしやがった。嘘だろ。

「少しは突っ込んでくれたっていいじゃないか。」

「なんの事かな?(フッ)」

此奴、分かってて態と…。

東京都内に本社を構える我が社。

有名IT企業「新田(にった)開発」(しんでんかいはつ じゃないよ)。そのオフィスの一角でのことだった。


「お昼入りまーす。」

誰かのそんな声をきっかけに、続々と昼休みに入っていく。ほかの社員。

「小杉さんは?まだ仕事するの?」と滝沢君。

「んーそうかな。今ちょっとキリ悪いし。」

「んじゃお先〜。小杉さんも、休憩取りなよ。」

「うぃーっす」

適当に流しつつ、パソコンモニターに向かい続ける。


さて1人になったことだし、1人寂しいから容姿紹介に移ろうと思うんだが、私は先に謝ならなくてはならない。タイトルにOLってあったから私をどんな美人さんかと想像した人は少なからずいるだろう。

悪いな。私はそんなんじゃない。ん~、どこから説明すればいいだろ?

髪型 赤みがかった茶髪を、適当に後ろでポニーテー

ルに束ねている

服装 ワイシャツとズボン (あまりにもレディース

が似合わなかったから)

その他 楕円メガネ

属性 ヲタク

そんでやる気のない目付き。そして見ろ!この断崖絶壁の北半球を!!BよりのAとも言えないわ!!!すとーんって効果音聞こえてくるわ!!!!

と、とてもじゃないが、自分から言わないと男性と間違えられる。

そんでもって名前が「小杉 愛梨」(こすぎあいり)。

自分で言うのもなんだが、容姿と名前が合ってない。

メタ発言しててそろそろ読み飽きる人が出てきそうだがもうちょい付き合ってよ。

次、私のお巫山戯をスルーしやがった

滝沢君改めて「滝沢 慎」(たきざわまこと)君。

同期&ヲタク仲間&呑み仲間。

ボサボサの黒髪に目元にうっすらとクマ。

同じくワイシャツとズボンで、こっちは青のネクタイをちょっと雑につけている。他に触れるところはない!!

そんな外見ダメ人間2人が机並んで仕事しているんだよ。


そこまで言ってたら午前中にやっておきたかったとこまでいったから休むとするか。

自販機で緑茶買って、出勤途中にコンビニで買ったツナおにぎりにかぶりついて、昼食はササッと終わらせた。


「…さて。」

スマホを開き、あるアプリを起動する。

暫くするとロードが始まり、タイトル画面が出る。

タップするとゲームが始まり、ホーム画面に出る。

「…食後のルーティン。」くい、とメガネを上げながらそう呟く。

キャラクターのボタンを押すと、手持ちキャラ一覧が出てくる。

「美少女摂取中?」

いつの間にか帰ってきた滝沢君が、そんなことを言う。

「摂取言うな。鑑賞だよ。」

一覧に出てくる美少女の大群にうっとりしながら反論する。

ロリっ娘やらお姐さんやら手持ちキャラ計214人。

はぁ…。可愛いですねありがとうございますこれで午後もやる気出ます。

「これなんのゲーム?」

流石ヲタク。リサーチを怠らない。

「アズール〇ーンだよ。聞いたことない?」

「あぁア〇レンか。知ってる知ってる。最近アニメのCMにもよく出てくるよ。」

アズ〇ンもといアズー〇レーン。艦船を美少女擬人化したシューティングゲーム。似たものを挙げるなら、

「艦〇れ」とか、最近出た「ブラックサー〇ナイト」

などだろう。

「推しは?」

「箱推し」

「指揮官Lvは?」

「カンスト」

「…流石っす姐さん」

男性がこんな事してたら捕まらずとも引かれそうだが、私は女なんでね。犯罪にはならない。

「美少女ってさ、ホント罪だよね…」

「まぁそれは当たり前だけど」

と、昼休みにヲタク談議をしていたら。

ガチャリとオフィスのドアが開き、二人の人が入ってきた。


はじめましてこの業界。

はじめまして読者の皆々様。

この度はしがない僕の書いた作品を読んでくださってありがとうございます。

作者のunknownです(さんだよはただのおまけです)。


「はじめましてこの業界」でわかる人もいるかも知れませんが、そうです新参者でございます。

中学生が小卒の語彙力でこんな所に顔を出しました。何故そんな奴が短編を出すことになったかと言うとそれは簡単で。

両親になろうの存在を知られたからです。

最近友達の誕生日プレゼントに、二次創作を書いていたのですけど、両親が「それを生かせないか。」となって、やがてココが見つかりました。そんでもって課されたのが、

「夏休み中に、なろうで短編を三本出す。」

です。課題出てるのに…。


そんな訳で、このシリーズは、少なくともあと2本出る予定です。僕の作品が気に入った人は引き続き読んでいただけると嬉しいです。次回はオフィスに入ってきた二人との色んなことを書いていく予定です。


最後に謝辞です。

学校で「なろうのネタちょうだい!!」って相談した友よ。こうなったよ。結局お前がくれた案1つも飲んでなかったよ。悪いな。


という訳で、残り2本も頑張るので、是非とも読んでください。ではサラダバー。

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