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ver1.06-感染ウイルス

 とても疲れたユヅキは情けないことにもアンナの肩を借りながら、どうにかアンナの部屋まで辿り着けた。アンナ曰く、細胞が疲れたらしい。細胞がってどういうことだよ、って感じだが、まあとにかく身体の微細なところまで隅から隅まで疲労困憊してしまったらしい。だから骨はギシギシいうし、皮膚の感覚はなくなるし、筋肉は張ってしまうし、腹は減るらしい。

 要するに、ユヅキは大変な状況にあった。まともに泥だらけの体を洗う事も出来ない。かと言ってそのまま寝るわけにはいかない。……いや、ユヅキとしてはそれで良かった。というよりそれの方が良かったというべきか。――こんな状況になるぐらいなら。


「ほら、ちゃんと頭下げて。洗いにくいでしょ」


「……」


「ユヅキは立端たっぱが性格の割にあるんだからさ」


「……」


「何で黙ってるの?」


「……いや、黙るだろう、普通。……常識的に考えて」


 ユヅキは身体を縮込ませながら、消え入りそうな声で言った。しかし消え入りそうな声の筈が、今二人がいる閉鎖空間では反響して、十分な音として伝わっていた。

 ごしごし、という音がタオルを体に巻いているユヅキの頭に響く。痒い所はないですかー、なんて明るい声で言ってくる制服から三本ラインのジャージに着替えたアンナ。アンナが身体を動かすたびに、床からきゅっ、きゅっ、という音が無駄に響いた。

 そう、二人は今お風呂に居る。アンナは膝立ちで、小さなピンクのファンシーな腰掛けに座っているユヅキの頭を泡だらけにし、一所懸命に洗っている。

 アンナは非常に楽しそうだった。何故かなど見当もつかないが。しかし対するユヅキはそれどころではない。こちらは裸に等しい状況なのだ。貞操を守っている防壁はバスタオルなんていうぺらぺらで頼りのないもの。気恥かしさで心臓が爆発寸前とはまさにこの事だった。


「なぁ……もう良いよ。シャワー浴びるだけで十分だしさぁ……」


「駄目だよ……頭とか、腕とか、脚とか泥で一杯になってたんだから。臭くなるよ? ばっちぃよ?」


「いや、しかしだな……」


「言う事聞こうよ、ユヅキ?」


 そう優しい声で耳に語りかけてくる。何ていう妖艶な仕草……傍から見れば、だが。タオルの結び目を掴まれているユヅキにとってはそんなものに魅せられている状況ではなかった。とにかく男としての貞操を守らなければ。お婿に行けなくなっちゃうよ! ……そんな状況あった。


「――うぶっ!」


 突然、シャワーで頭部全体を思いっきり掛けられる。いきなりで普通に呼吸をしていた為、思わずお湯をもろに吸いそうになった。


「てめっ、一声、掛け、やが――うぶっ」


 ぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃと乱暴に頭をシェイクするように泡を流していた。というか、シェイクされていた。

 粗方流し終わった後、仕上げらしくビターン! と頭を一発軽く叩くと、


「はい、じゃあ背中行くよ〜」


 と赤擦りを取りながら言ってくる。まだアンナはやる気らしい。しかしこっちの身体は大分調子が戻って来た。先程の頭部の叩きも感覚的に理解出来ていたし、頭のシェイクにも抵抗出来るだけ回復していた。

 だから数分後、体の前を洗おうとしたアンナを強引に押し出して、後はカラスの行水の如く入浴を終えて出たことは言うまでもないことだった。

 昨日と同じく、風呂から戻ると何やらパタパタとアンナが走りまわっている。聞けば、ユヅキの部屋をセッティングしているらしい。


「へぇ……オレの部屋を、ね。――――――んん? ちょ、ちょっとどういう事だ!?」


「え? だって、一緒に住んでくれるってことじゃないの? 助けに来てくれたしさ」


 何て大きな段ボールを持ったまま首だけで聞いてくる。


「いや、まあ……でもなぁ……」


 めんどくさい。

 別にあの部屋に未練がある訳ではないのだ。むしろあそことは別の場所に住んでいいというなら実際は大喜びだ。あそこに住まわされたのだって父親の海外転勤の際に捨てられたように放り込まれただけだ。あんな木造“風”だかっていう訳の分からんレトロ感を出している所なんてクソくらえだ。玄関は開きにくいし。

 しかし、アンナの部屋に泊まるとなれば話は別だ。それはそれでとってもめんどくさい。何でか。いや、アンナの性格的にそんな気がしてならない。

 リビングからついさっき出て行ったアンナはまたも段ボールを持ってリビングへと帰還していた。顎に手を当てながら唸るユヅキを見て、


「良いじゃん。一緒に住もうよ、ユヅキ。それにその……《デュエルサモナー》とか関係なしに、その……ユヅキとは一緒に……」


 居たいし……と消え入りそうな声で言ってきた。シルクのようにきめ細かい純白の肌に、僅か赤みを染めながら。それと同時に目を僅かに逸らしながら。口を尖らせながら。

 ――――え? 卑怯だろ。それは。なんだ。お前は何かのヒロインなのか。えぇ? おい……あぁ、そうか、お前は体感型VR恋愛ゲームの新手のヒロインだな! 畜生、オレはいつの間にインストールしたんだ。…………何だぁ!! この胸のときめきはぁ!! これはこいつの作戦か、作戦だな! こうしてオレを引き入れようとしているんだな!

 ユヅキはそう心の中で格闘していた。どうにか理不尽な都合を並べに並べまくって、どうにか頭から発生した熱を冷ます。

 とりあえず、事情を聞く事にしよう。もし万が一ユヅキの予想に反しているのならば、それはそれで良いのだから。確認は重要だ。


「オーケー、分かった。ストップ、アンナ」


 え、何? というアンナに段ボールを置いてこっちに来いと手招きをする。首を傾げながらもアンナは大人しく言う事を聞き、てとてとこちらへとやって来た。

 ここで初めて気づいたのだが、意外とアンナの背は高かった。ユヅキよりも頭一つ分……の半分ほどしか差がなかった。きっと160は優に超えているんだろうなというほど。やっぱりハーフだからか、とかユヅキは思った。

 いやいや今はそんなことではないだろうとユヅキは頭を振って思考を断ち切る。


「……一つ聞きたい」


アンナのルビーの瞳をじっと見つめる。


「お前が《デュエルサモナー》を喚べないのはどうしてだ?」


「――それは」


 瞬間、それだけでユヅキは何故かということを理解した。王道だった。パターンだった。予想出来ていた。それをユヅキは、思考の内から避けていただけだった。


「オレの、せいか?」


「…………そう、かも」


 弱々しく、アンナは漏らすように答えた。その戸惑いながら返答したのはアンナの性格故か――それとも“演技”か。

 だから、ユヅキは拳を握った。


「アンナ」


「え?」


 アンナが顔を上げ、ユヅキの顔を見た瞬間。


 ――来い、アスカロン


 その声が口から漏れた瞬間に、部屋には一つの風が起きた。ユヅキの身体はもう部屋には無い――黒い騎士が存在しているだけ。黒い騎士の右の拳が巻き起こした風は、アンナの銀色の前髪を靡かせた。ユヅキの拳は、アンナの鼻先で停止している。

 ユヅキは、アンナに向かって寸止めの拳を放ったのだ。

 ――確かめるにはこれが一番だ。生命の危険に追い込む。もしアンナの言葉が嘘ならば、これで咄嗟に変身してしま、う、だろう――?

 拳を振り終わった体勢のまま、恐る恐る拳の影のアンナを見やれば……おそろしく泣きそうな顔をしていた。思わずユヅキは兜の下でぎょっとする。

 アンナはその拳を両目で捉えたまま、力が抜けた様にずるずると床にへたり込んでしまう。正座の崩れた様な座り方、いわゆる女の子座りで。


「え、えーっと……」


 表情のない兜の下でユヅキは多いに狼狽していた。何故なら、瞳人を涙で潤わせているアンナの様子は、まるで蛇に睨まれた栗鼠のようだったから。とても戦うような人間には見えない。普通の少女だった。

 流石に罪悪感が生まれる……というか、自分としては予想を恐ろしく斜め上に行っていて焦る。こっちは戦闘態勢に入るんじゃないかと思って食ってかかったというのに――


「……ふぇえ〜〜〜〜ん」


 ――アンナは泣き出してしまった。



「……正直、すまんかった」


 ソファに座りながら、部屋の隅で膝を抱えているアンナを見てユヅキはぽつりと零した。既に謝罪の言葉は何回も口にしていた。けれどアンナは嗚咽と共に肩を震わせているだけだった。もはやプライドを度外視して土下座をしようとも思ったが、こっちを向こうともしないのでそれはしても無駄だと判断したため、行ってはいない。


「……なぁ、悪かった。ごめんって」


「……ぐすっ」


 一体何分経っただろうか。恐らく十分を数回以上も重ねているだろう。だからいい加減ただ謝ってるだけなんじゃ駄目なのか。そう思い始めた。

 だから、血迷ったんだ。きっと。


「分かった。じゃあ……一つ何でも言う事を聞いてやろう」


 こんなことを言うなんて。


「……」


「出来る範囲で。百万円寄こせとかは無理だ。貯金は五千円しかないからね」


 悪いか、五千円で。

 そう誰ともなしに突っ込みを入れた瞬間、ユヅキの背筋に嫌な予感が駆け巡った。何となく、恐る恐る再びアンナを見る。

 相変わらず綺麗な銀髪を背中に投げている。いや、それは良い。相変わらず麗しいことで結構じゃないか。ただ気になるのはな、完全に嗚咽が収まっていること。


「……じゃあ、一緒に暮らしてよ」


「――はぁ!?」


 ぐぐ、とアンナは首をユヅキに向けながら。


「何でもするんでしょ?」


「……う」


「男に二言はあるの?」


「……そんな古い仕来たりに囚われてはだな」


「ふぅ〜ん……嘘なんだ。ふぅ〜ん……」


 そう言って、背中を向けたまま冷やかな視線を横目に向けてくる。


「――大したことない男なんだね、ユヅキって」


「ああ分かったよ! 暮らしてやるよっ!」


 口にした瞬間、しまったと思った。しかしもう遅い。言ってしまったものは言ってしまった。アンナは既に立ち上がってこちらを見ている。満面の笑みで。……満面の笑みで?


「……演技だったのか?」


「さて、何処からでしょう?」


「……最初からか?」


「ううん。三分あとくらいから」


 なんて、音符が付いていそうな調子で語尾を跳ねさせてやがる。ああ、そうかよ。それってつまり――


「ほっとんど最初からじゃねえええかよおおおおおおおおお〜〜〜〜!!」


 ユヅキの嘆きの慟哭はアンナ以外の誰にも伝わることなく、部屋の中でのみ虚しく響いていた。



 五分後。今度はユヅキが立ち直る番だった。どうも泣き出してしまったのは本当らしく、途中からは意識がしっかりしていたらしい。ああ……嫌だ嫌だ。これだから女は怖いんだ。

 何はともあれ……いや、別にめでたい事では断じてないのだが、一緒に住む事になってしまった。不本意だが! ……いや、確かに可愛いぞ? でもめんどくさいじゃないか。マジで有り得ん……はぁ。

 ただ、ここまで来たら流石に自分でもけりをつける気にはなった。少なくとも、アンナが《デュエルサモナー》に変身出来るようになるまでは護ることにした。流石にこの後にアンナを放って飛び出しておいて傷つく事にでもなったら夢見が悪すぎる。夢で出てくるだろ、絶対。それに一度はインストール出来たんだ。もう一度出来ない筈がないだろう。

 だからやるべきことはそれだ、と一人決める。ただそれは、雲を掴むことのように先が遠いことのように思えるが。


「……はぁ」


 ――実際、アンナは引っ越し業者を元々呼ぶ気はなかったらしく、あれは殆ど本気で投げ掛けた訳じゃないらしい。部屋で言った言葉もそうだが、あの程度で首を縦に傾けてくれるなら、そのまま部屋に強制的にでも招くつもりらしかったが、ユヅキの反応は拒んでいることがはっきり見てとれたから強行作戦には至らなかった。だから、あの時マンションのロビーでは本当にお別れをしようと思っていた。――けれど、ユヅキは助けに来てくれた。そういうことらしい。

 それで、とりあえず生活用品が何もない訳だが、それに関しては明日本当に業者を呼ぶらしい。昼には到着するだろうとの事なので、ユヅキは明日は学校に行く前に荷物を片づけることになる。めんどくさいことこの上ないが、幸い物は極限まで少ないので時間的には問題ないはず。問題はめんどくさいことだけだった。

 昨日泊まった段ボールだらけの空き寝室も、今はすっかり片づけられていた。すっかり片づけられ過ぎていて、ベッドしかない有り様だが、もはやそんなことが気になるような気分ではなかった。めんどくささで低空飛行し過ぎて顎を地面に擦りつけている。そんな気分。

 何もする気になれず、リビングのソファに呆、と仮想デスクトップを開いてパソコンにインストールされているゲームに興じていると、アンナが何やら薄い黒いノートのようなものを弄っていた。


「……何だ、それ」


「え、ノートパソコン」


 そう言ってアンナは留め金のようなスイッチを外して、上の部分を持ち上げた。

 それは紛れもないノートパソコンだった。縦横15センチから20センチといった所だろうか。画面ではない方の、いわゆるキーボードが存在する場所にはボタンは何もなく、アンナがタッチすればそこには水色の半透明なキーボードのグラフィックが出現した。素晴らしい事に、そのホログラムは指で触ればボタンを押したことになるという優れもの。

 原理なんかさっぱり分からないそれは、パーソナルコンピューター。略してパソコン。今の時代は一般市民であるなら絶対に不必要だと断言しても良いくらいに時代錯誤な代物だ。

 オフラインのゲームなどやっていてもつまらない、とユヅキは仮想デスクトップを閉じた。


「なんでそんなもの出してるんだ?」


「いや、だってユヅキに必要だから……ほら、パーソナルコード入力して登録してよ」


 アンナはテーブルの上に開いたノートパソコンをすっとユヅキに向ける。


「ちょ、ちょっと待ってくれ……オレに必要なのか?」


「だってボード全く使えないんだからしょうがないでしょ」


 ……もはや何も言うまい。

 そう思いながらユヅキはコードを入力するのだった。

 入力してから数分。ありとあらゆる個人的な設定を行っていた。デスクトップの壁紙に始まり、不要なソフトのアンインストールまで。お陰で一時間は経過していて、時計の針は既に10時を回っていた。

 隣でぐーすか寝ている銀髪のお嬢様を少し殴りたくなったのは内緒。

 ふぅ、と溜息を吐きながら、ユヅキは瞼を指で揉む。

 ……やはり目を本当に行使していると非常に疲れる。普段のネットは脳内で行っているから良いものの、やはり肉眼でディスプレイを見続けるのは尋常じゃなかった。こんなのを千年前の人類は行っていたのだと思うと、もはや尊敬の念が生まれるほど。きっとネットサーフィンの神様みたいな連中何だろうな、とか感じる。……まあ、ネットサーフィンの神様って何だよ、って感じではあるのだが。

 パソコン自体の設定から、ホットメールのサインインなどのネット上の設定に取りかかっていた頃、ノーパソのタスクバーにコールサインのポップアップが沸きあがった。既にパーソナルコード――要は《ヒューマンボード》の代わりをノートパソコンに為せるようにする作業――を打ち終わった為、ユヅキ宛てのものはもう全てノーパソに転送されるようになっていた。

 その事実にだるいながらもコールサインの人物を見れば。


「――ミナト」


 表示名は三嶋湊。とても綺麗な響きの名前だった。

 緩慢にマウスを操作しポップアップをクリックすると、波の波長が円形に広がるマークの横に無機質な丸で描かれた人間のアバターが表示された。


『……ユヅキくんかい?』


 という控え目な、音質の悪い少しノイズ混じりなミナトの声が聞こえた。それはとても“らしく”ない声色。

 ノーパソにはマイクが標準装備されている為、ユヅキはその声をノーパソのスピーカーから聞き取り、ノーパソに喋る返すことになる。


「……何?」


 いや、何もあったものじゃない。要件など、ミナトの声色から容易に想像はつく。あれは、“本来”のミナトならば見逃すことの出来ない事なんだ。


『ごめん。あんまり聞くべきじゃないって、思うんだけど、やっぱりどうしても気になるんだ。……ユヅキくんに、何があったのか?』


 ああ、やっぱり。そう思いながらユヅキは返答する。


「……納得したんじゃないのか?」


「……した、つもりだった」


 スピーカーからくぐもった息を吸う音が聞こえていた。

 ……ああ、今、ミナトは泣いているのだろうか。違うんだ。オレはただ、皆に知られたくないだけなんだ。身体がこんなことになってしまったこと。オレの身体はまさしく変化してしまったんだ。装着だの、そういう話ではない。アンナは言った。オレはウイルスだと。だから、何も、誰にも言いたくないだけなんだ。別にミナトを――。

 だから。


「まあ、納得も何も、話すことは何もないんだけどな」


 はは、と乾いた笑いをユヅキは上げるが、次の瞬間には自分の演技力のなさを呪う。

 乾いた笑いなんて……そんなのは嘘を言うよりも明らかな嘘だろうが。

 そっか、とスピーカーからノイズ混じりに聴こえた。


「それがボクとユヅキくんの――」


 その先は聴こえなかった。

 じゃあね、というミナトの声と共に回線は途切れた。ユヅキはもう表示されていないアバターをただ見つめていた。

 聴こえなかったけれど、何を言っていたのかは確信を持って分かっていた。その思い起こされるフレーズが、強く、重く、鋭く、ユヅキの胸に突き刺さった。

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