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ver1.04-感染ウイルス

「――家、あるじゃん」


 いや、正確には家でなくて部屋だろうけど、ユヅキの口から漏れたのはその名称だった。一応、貧相な部屋でもユヅキの寝床である家なのだ。そう呼んでしまうのも仕方がない。

 埃を十分被った玄関に革靴を脱ぎ捨て、奥へと続く廊下を走っても違和感は何もない。もはや年代物の煎餅敷布団のようにクッションの面影もない馴染みのベッドも健在だ。昔調子に乗って貼り付けたシールのあるテーブルも、二年前にしか座った記憶のない茶色の勉強机もすこぶる存在感を放っていた。


「……なんだ、嘘かよ。あいつ……」


 安堵の溜息を漏らしてその場に座り込む。

 これで面倒なことをしなくて済むからだ。もう、アンナの部屋で住むなんて言う選択肢は有り得ない。そんなことになってしまったら本当にめんどくさい。だからもし実際に引っ越しが行われていたのなら、訴えるつもりだった。めんどくさいけれど、アンナの部屋に行くなんていうよりかは遥かにめんどくさくはないだろう。

 大体、意味が分からないんだよ。私を護れ――だなんて。アンナも《デュエルサモナー》を持っているんだろう。ならば素人のユヅキに護られる必要なんてない筈だ。

 そう目の前にいない相手へ愚痴を零しながら、慣れたベッドへ横たえる。仮想デスクトップを開いた時点で、手を洗っていないことに気がついたが、今更身体を起こして洗いに行くのもめんどくさいので止めた。

 ベッドに身を預けながら、いつものようにヒューマンボードを起動――常に起動はされているが視覚的な意味で――する。仮想デスクトップの一番右列の一番下にあるショートカットアイコンは、剣と楯のまるで古代ローマの決闘の様なビジュアルでそこに鎮座していた。何となく、それをクリックしてみる――が、何も反応がない。


「……?」


 首を傾げながらもう一度。今度は先ほどよりも感覚の短い二度のクリックを想定。けれどやっぱり何も反応はない。常駐型アプリケーションなのだろうか、とタスクバーを全開にしてみるがやはり見当たらない。ならばタスクマネージャ―だ、と新たにウィンドウを開くけれど、当然のように何もない。試しにコントロールパネルの“プログラムの追加と削除”も見てみたが、見知らぬプログラムは何もなかった。アンチウイルスソフトも起動し検出を再度試みるが、それも当然のように反応がない。ということは、ウイルスの種類としてはトロイの木馬か、或いはロジックボムか……どちらにせよ達が悪いのは変わりがない。ワームの能力が究極的に高められているうえ、ステルス技術を持ったスパイウェアなのだから。

 仕方なく、インターネットブラウザを開く。するとホーム設定されていた《gohoo!》が開かれたので、検索ボックスに入力する。当然その単語は“デュエルサモナー”。しかしまあ、期待を裏切らずに、単語を分割されてのヒットしかなかった。ネット上に噂でさえも蔓延っていないという事は相当に水面下のことらしい。あの掲示板の住民がこんなものを知っていれば、食いつかない筈はないのだ。しかし、少なくとも《デュエルサモナー》に感染しているのがユヅキだけという可能性は万が一にもない。アンナも感染していると、確かに言っていたのだから。まあ、或いは別のワードで噂されている可能性も否めないが……流石にそれを探すのは労力を使い過ぎる。なによりめんどくさい。一応、《メタフォリックメタファープログラム》でも検索を掛けてみたが、何も無かった。


「……はあ」


 電源を切り、目を瞑る。

 まずはこのプログラムをヒューマンボードから引き抜くことが先決だ。またあのよく分からない姿に変えられては堪ったものではない。

 もし人前であれになったら――。そう思うだけで背筋が震える。

 失いたくない失いたくない――。身体を強張らせてそんな感情が駆け巡ってしまう。

 不意に、ユヅキの脳内にアラームが鳴り響いた。脳を揺さぶるけたたましい音。視界には自動的にデスクトップ画面が重ねられていた。そこにはタスクバーからポップアップの吹き出しが出現していた。そう、さっきは探しても現れなかった癖に――《デュエルサモナー》の恐らく大元のアイコンが。数秒と経たず、そのポップアップが強制的にクリックされ、画面いっぱいに奇妙なウィンドウで満たされた。

 ウィンドウには、無機質な長方形が幾つも並んでいる。それらの長大は様々でありながらも、ある程度規則的に並列されている。そしてその長方形の間には僅か隙間がある。

 ……地図、か?

 と心で呟く。そう、まるで……いや、まさに地図だ。街に立ち並ぶ高層ビル。間を縫うように敷かれている道路。それらを水色の無機質なグラフィックで大雑把に再現されていた。そう思ってみれば、この構造は何処かで見覚えがある。……上階だ。この天を突くような高い高層ビルは。それに恐らく学園の近く。

 そして全体の地図より忘れてはならないのが、赤く矢印が画面の中心を差していること。3Dで再現された楔形の矢印は中空にふわふわ浮きながら、かつ回転しながらある一点を差していた。これは、どういうことだろうか。ゲームのセオリーで言えば……敵の出現、だろうか。ということは無論、敵と言えば《オルトロス》以外には考えられない。つまり、この地点に行って《オルトロス》と闘って来い。そういうことか。

 ……そんなもの、嫌に決まっている。あの時は仕方なくだったんだ。命の危険があったから、目の前に危険があったから、起きた事態を知る為にも、状況的に戦うべきであった。しかし今はもう無関係だ。それに自分が行ったってろくに何か出来るとは思えない。自分は昨日、プログラムの存在を知った身だ。当然のように武道などかじってすらいない。

 アンナだって《デュエルサモナー》なんだろう。だったら、自分よりはよほど上手くやれる筈だ。あんな警察紛いなこと、オレがやる必要はない――。

 ユヅキはウィンドウを強制的に閉じる。

 一息溜息を吐いて、ユヅキはまたアウラの世界へと没入していった。


 ――朝日が顔を出した次の日、二時間ほどしか睡眠をしていないユヅキは、もそもそとシリアルを口にしながら仮想ディスプレイを開いていた。ニュースを見ようと思ったのだ。今まではただの行方不明者という認識では無くなってしまった為、ユヅキの興味を引いていた。行方不明者というのは、オルトロスに襲われて殺された人たち……そういう事なのだろう。ショウが言っていた学園で流行っているという噂も、あながち間違ってはいなかったという事だ。

 ……この行方不明者たちは、一体どうやっていなくなってしまったのだろうか。オレみたいに食い千切られたのだろうか……跡形もなくなるほど。

 思わずあの時の恐怖を思い出してしまい、ユヅキは背筋を震わす。

 嫌だ、嫌だ。オレはあんな化け物と闘いたくない。何でオレがあんな姿にならなくてはならないんだ。オレがあんな化け物と闘う? 冗談は止めてくれ。そんなの……オレには、怖くて無理だ。そんなヒーローみたいなことは、もっと……もっと人間として出来てる奴がやればいいじゃないか。所詮俺はめんどくさがりな、ダメな人間なんだぞ……なんで、なんでオレなんだよ――。

 ユヅキは右の肩を抱きながら、ベッドへと勢いよく身体を投げ出した。


 登校した教室では、何やら不穏な空気に包まれていた。とは言え、別に危ない雰囲気という訳ではなく、何処か地に足が着いていない落ち着かない空気が流れている。あっちこっちで生徒同士が固まって何かを話している。見た感じ、男子生徒が多いような気はする。


「……どうしたのさ、一体」


 ユヅキは座って本を読んでいたミナトに声を掛けた。ミナトが広げている本は今流行っている推理物。声に気づいたミナトは一瞬だけ視線を上げ、しおりを挟んでからユヅキを見た。


「ん? ……ああ。何かね、銀のお嬢が怪我をしたらしくてね」


「銀の、お嬢……?」


「何だい……ユヅキくん。キミはホントに何も知らないんだね……」


 一度視線を落として溜息を吐いてから、


「銀鏡先輩のことだよ、企業銀鏡の社長令嬢の……」


 ……ああ、アンナのことか。何だ、学園ではそんな呼び名で言われてたのか。全然知らなかった。


「……ん? 怪我を、した?」


「ああ、そうみたいだ。まあ、命に別状があるとかじゃないみたいだけど……片目を怪我したらしくてね、眼帯をしていたよ」


「……どうして?」


「さあ……悪いけど、そこまではボクも知らないな……」


「……そう、か」


 頭の中で繋がるのは二つのこと。

 ……知らない。そんなことは知らない。オレには関係のないことだ。これ以上オレの世界を広げるな。オレを巻きこまないでくれ。オレは今のこの世界で十分なんだ――。

 拳を固く握りながら、ユヅキは苦悩を表情に深く刻む。その横に向けられた表情は髪に隠れて、ミナトから覗く事は叶わなかった。

 もう考えたくない。寝よう。早く思考から解放されたい。

 そう思い、ユヅキは自分の席へと頭を抱えながら向かう。


「そういえば……ショウくんはまだ来てないね」


「え?」


 とその声に振り向き辺りを見回すが、確かにショウの姿が見えなかった。

 けれど正直、いなくて良かった……そう思ってしまった。来ていたらショウに事情を話さなくてはならないだろう……そんなことをしてしまったら、オレを包む世界が変わってしまう。そんなのは嫌だ。変化は嫌だ。変化は怖い。だから、怠惰という感情に置き換えて――。

 また思考が嫌な方向へと働いてしまう。嫌だ。何も考えたくはない。

 頭を押さえながら、ユヅキは聴力をなくして、意識を夢の中へと埋没させていった。


 気づけば、ユヅキの足はアンナの部屋へと向かっていた。自分でもこの行動に納得がいっている訳ではない。正直関わりたくはなかった。けれど、あのまま家に帰るというのはさらに納得のいくことではなかった。

 最悪なことに、放課後ユヅキは先生に手伝いを命じられてしまった。しかし部にも所属していないユヅキはその申し出を断ることも出来なかった。ただでさえテストの最終日で遅くまでやらされていたというのに、余計に下校時間が遅くなってしまったのだ。お陰で辺りは空は暗い。明るく照らす街灯のみがユヅキの足元を照らしていた。

 白く空へと立ち昇る息を吐きながら、ユヅキは歩いた。コートにポケットを突っ込んでも、顎をマフラーに沈めても、何処か冷えた心は暖まらなかった。

 不安定。そんな言葉が丁度良い。身体には意味の分からないものが入っていて、それの事情もある程度は説明されて、片足以上“そちら”の世界に踏み入れているというのに今までの日常へと戻ろうとしている。そんな中途半端さが、心に落ち着きを与えず、何処か体温を奪っていく。ユヅキは一人歩き、そう感じた。だから早く戻りたい。今までの、だらだらと過ごす日常へと。これ以上、世界を広めたくない――。

 殆ど無意識に、ユヅキの体はマンションの前へと着いていた。マンションの真下にいるユヅキでは、顔を上げただけでは天辺てっぺんの縁が見えるかあやしい。そのぐらいの高層さ。この建造物に住んでいるという事を聞くだけで、まあ懐がやたらとぬくぬくしている人なんだな、と簡単に連想できる。

 部屋の番号は覚えているので、呼び出して顔を見て、色々なことに断りを入れて、そしたらすぐに帰ろう――。そう心に決めて、暗い夜空の中で光を溢れさせているロビーへとユヅキは向かう。

 丁度外とロビーの境の自動ドアを潜った途端、少し曇った内部のドアが開いた。少し驚いて隙間を見れば、出てきたのはアンナだった。その少女を見て、ユヅキは目を見開いた。


「……やあ、ユヅキ」


 あの綺麗だった赤い相貌は今や片目しかなく、それで見せられる微笑みは酷く可憐で脆く感じた。

 どう声を掛けるべきか、ユヅキはまごついていると、


「ごめんね。今から、私外へ出なくちゃ」


 そう言って弱々しく笑い掛けてきた。足取りが重いのは見てとれるのに、背中を伸ばして歩いている。まるで、無理をしているかのように。


「何処へ、行くのさ」


「ん? 別に当てはないけど……とにかく外へ行かなくちゃ」


「何でさ……」


「……そうしなくちゃいけないから、かな」


 目尻を下げて、アンナは言う。その儚い表情に、過去の記憶が蘇って、胸が痛くなる。

 目を合わせたまま、アンナがユヅキにまた笑い掛けた――直後、咆哮が聞こえた。昨日と同じような、けれど今度はもっと甲高く……そう、怪鳥のくちばしから発するこえの様な――。同時に、視界には昨日のウィンドウが表示された。


「な――」


 その声に耳を塞ぎながらユヅキは思わず声を漏らした。


「あぁ……もう来ちゃったか……」


 アンナは一度溜息を吐いてから、もう少し話したかったんだけどな、なんてぼやく。歩きながらも、アンナはユヅキを優しく見ていた。


「……ユヅキ、昨日は楽しかったよ。もう、私と会わなくていいからさ。キミは“そっち”にいなよ? ……さよなら」


 そう横目で、デスクトップに重なっているアンナの顔はまた笑い掛けてきた。そして、自動ドアを開かせながら、細い背中をオレに見せ、アンナは走る為に腰を落とした。

 掛ける言葉も見つからないまま、ユヅキはその駆ける背中を見送る。

 ――薄い唇から紡がれた言葉は願ってもいない言葉。オレがそう伝えようと、ここまで来たそれそのものではないか。そうだ、良いじゃないか。本人がそう言っている。きっと冗談だったんだ。倒さなくちゃいけないっていうのも、護らなくちゃいけないっていうのも。その証拠に、引っ越し業者なんて来ていなかったじゃないか。悪い冗談――そう、ブラックジョークだったんだ。アンナはハーフだから、そういうのが好きなんだろう。うろたえるオレを見て、内心面白がっていたんだろう。だから、良いじゃないか……。


「良い、じゃねえかよ――」


 握り締める拳の熱さは、喰い込む爪の痛みは、誰から再び与えられたものなんだ。あの頬に伝わった暖かさに救われたんだろう。誰がオレを生きるように導いてくれた。彼女に当てられた額に、向けられた表情に、救いを覚えたんじゃないのか。彼女が傷ついている理由はもう分かっているんだろう、察しているんだろう。それを防ぐにはどうすればいいのかも、分かっているんだろう――。

 アンナの背中が右へと曲がっていき、見えなくなる。

 違う。帰れよ。このまま。帰ればまたあの部屋で楽に生きられる。惰性で。努力なしに。起伏なしに。苦痛なんてなく生きられるじゃないか。逃げろよ。目を背けろよ。追うなよ。手を伸ばすなよ。それで、終わりだろう。


「だって言うのに……」


 どうしてこんなにも――。

 気づけば、駆けていた。帰る方向は左。けれど足は右へと迷いなく向いていた。

 夜の街と重なるウィンドウに目を向ける。視界の半分ほどの大きさだったそれを縮小させ、右端に寄せ、まさにゲームのミニマップのように表示させた。示された座標はマンションのすぐ近く。恐らく、林に囲まれた公園だ。――絶対に、アンナは其処へ向かっている。

 距離は優に500メートルはあるだろう。けれど関係ない。ユヅキの身体は既に制御出来なかった。

 短距離全力疾走スプリントでの走り方。たった100メートル走るだけで、息は極端にあがってしまうだろう。けれど関係ない。既に思いはその場所へと辿り着きたくて暴れているのだから。

 本来の入り口ではなく、林を突っ切って公園の内部――赤い矢印の示す先へと突き進む。

 ユヅキの枝が何度も頬を切っていた。けれど、それは意に介さない。というより、気にならない。そんなものを撥ね退けるほどの、焦燥感がユヅキを包み込んでいる。

 林が開けた。噴水の前。そこにいた人物は――


「――アンナッ!!」


 声の限り叫ぶ。空を見上げていたアンナは、寒空の下、弾かれたようにこちらを振り向いた。


「ユヅキ!?」


 アンナの表情は驚きに満ちる、が直後に空を見上げた。それに倣って、ユヅキも空を見る。

 な、とユヅキの口から無意識に漏れた。

 暗い雲に覆われた空の下、《オルトロスそれ》は巨大な翼を何度も羽ばたかせて、空中に居座っていた。鷹、鷲、そんな肉食の大型鳥類に似たそれは、黒い黒い身体でありながらも、赤い嘴と眼玉をぎらぎらと光らせていた。

 不気味。まるでゾンビの様な外見は、容赦なく人の心に恐怖を植え付ける。

 その嘴が、一瞬だけユヅキを見ると、直ぐに外れてアンナへと向いた。しかしアンナは気づいていない――ユヅキの顔を見ているから。


「逃げて!!」


 馬鹿野郎、逃げるのは――お前だろ!

 ユヅキの足はまた駆けだした。敷き詰められた枯葉を巻き上げて、弾かれたように木々を飛び出す。

 《オルトロス》も降下を始めた。しかしアンナは気づかない。向かってくるユヅキへ、驚いた瞳を向けているから。

 ちらり、と駆けながら上を見やる。《オルトロス》は大分アンナへと近づいていた。既に半分は距離が縮まっている。赤い嘴を前へと突き出しながら、隕石の如く降下していた。

 アンナはユヅキの視線に気づき、忘れたものを思い出したように、慌てて顔を空へと上げた。けれど遅い。きっとアンナは回避は出来ないだろう。

 だから――


 ――来い! アスカロンッ!!


 一瞬にしてユヅキの体を包んだ光はアンナの前に立ちはだかる。同時に、赤い嘴はそれへと到達していた。

 収まった光の後には、黒い籠手で赤い嘴を受け止めている、黒い騎士の――ユヅキの姿が在った。

《ワーム》

不正ソフトウェアの一種。自身が独立したプログラムであって、感染する宿主ファイルを必要としない点で、狭義のコンピュータウイルスとは区別されるが、ネットワークを介して他のコンピュータに入り込んで増殖する動作を繰り返し、結果としてCPUやネットワーク負荷の異常な増大などの実害を伴うため、ウイルスと同様に扱われている。 USB接続のフラッシュメモリなどのリムーバブルメディアを介して感染するワームも出現している。



《トロイの木馬》

コンピュータの安全上の脅威となるソフトウェアの一つである。ギリシア神話に登場するトロイの木馬になぞらえて名前がつけられた。なお、トロイの木馬は、自己増殖機能がない事からコンピュータウイルスとは区別されている。しかし、目的が悪意のあるものがほとんどなため、一般的にはウイルスとして認知されている。毎年いくつかの新種と、膨大な数の亜種が作り出されている。



《ロジックボム》

指定時刻の到来など、システム上における条件が満たされると自動的に動作を開始するプログラム。多くはデータの破壊・盗用などを行った後、最終的に自分を消滅させる。また、自滅の際に、あらかじめ搭載された不正プログラムを拡散させる種もある。



《ステルス技術》

ウイルス対策ソフトに見つからないようにする技術。まんまだけど一応。



今回もまたwikipediaを参考にさせて頂きました!

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