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ver1.16-感染ウイルス

「お……おい、ショウ! 大丈夫か!?」


 ユヅキはアスカロンを解除しつつ立ち上がる。既にゲリュオンは解け始めていたからだ。頭部は完全に見慣れたショウのもの、鎧は上半身まで黒い粒子となっていて、それは見ている間に下半身まで到達している。

 頭からは血を流している。それは紛れもないユヅキが与えた傷によるもの。ユヅキは言い知れない悪寒を背中に感じた。表情から血の気が失せていく。

 ユヅキは転びそうになりながらショウの元へ駆けていった。ユヅキはうつ伏せになっていたショウの身体を仰向けにさせ、頭を膝に置く。


「ショウ!? ……ショウ!?」


 ユヅキは覗きこむように何度も呼んだ。見降ろすショウの顔には、血が頭部から垂れている。

 ――《ドラゴンヘッド》。あれは《聖剣アスカロン》の赤い文様が膨れ上がり、霧の様なものがまるで槍の様に伸びていくものだった。そしてその霧には、伸びたアスカロンの刀身が隠れていた。だから、あれだけ離れた距離でもアスカロンはショウの元へと到達し得、鎧を砕いた。

 どちらも奥義の状況としては変わらなかっただろう。しかし、《デュエルサモナー=アスカロン》はスピード、《デュエルサモナー=ゲリュオン》はディフェンス……その差が、分かれ目だったということ。

 ユヅキは呼びかけながら何度もショウの身体を揺すっていた。泣きながら、声を掠れさせながら。

 死んで欲しくはなかった。やっとショウの気持ちが分かったのだから。自分はまさに、ショウを前にしては劣等感の塊だ。けれど、それはショウも似た様なものということか。まだユヅキにははっきりとは分からない。けれど確かに、ショウも何かを抱えていた。

 あれはただの喧嘩だ。思いの丈をぶちまけただけの、ただの……。そうだから、これから。これからだから――。


「ユヅ、キ……」


「――ショウ! 大丈夫か!?」


 震える瞼が持ち上がり、ショウが目を開けた。しかし垂れた血が目に染みるのか、単に体が痛むのか、目を顰めていた。

 ショウが何かを言おうとしていた。しかしそれは掠れ過ぎていて、言葉が聞こえない。ユヅキは口元に耳をやる。


“逃げろ”


 確かに、そう言っていた。

 逃げろ、とはどういう意味なのか。この状況でユヅキが立ち去るなんて、有り得ない。まず、ショウを病院へと運ばなければならない。頭の怪我は、見た目の出血ほど酷くはないというが、そんなことで安心できる余裕は、ユヅキにはなかった。

 一刻も早くショウを助ける。それしか、ユヅキの頭には無かった。

 だからユヅキはそのショウの言葉が、理解出来ない。


「ほら、立てよ。早く、病院へ……」


 ユヅキはショウを引っ張り、肩腕を回し、肩で抱えるようにする。

 立ち上がり、歩きだそうとしてから、まず病院に連絡するべきだと気づく。何をやっているんだ、と焦る心にどうにかブレーキを掛けながら、ボードの画面を開こうとした――時。


「――あれ、おかしいな……もしかして宣戦送信してないのか?」


 突然、そんな声が校庭に響いた。場違いな男の声。

 ユヅキはその声に振り返る。

 居たのはやはり、男の影。背は高い。スーツを着ていた。声に聞き覚えがあった。


「――タクマ、先生?」


 澄ました顔の見覚えのある男。いつもと変わらぬ姿で暗がりの校庭にタクマは平然と立っていた。

 目の前の惨状に何も驚かない。異常。明らかにそれは異常だった。この状況を見れば何か反応はするだろう。ショウは血を流しているんだ。そもそも、あれだけ派手な事をやらかしたんだ。学校に居れば、何も思わない筈がない。

 いや、それよりも――今、あいつは何て言った?


「……まさか失敗ってことはないと思うんだけどな。……まあ、良いか。もう一度やれば良い」


 一瞬の間。

 一度閉じた目を、タクマはすっと開く。その開けられた瞳に、ユヅキは見覚えがあった。赤い瞳。俺や、ショウや、オルトロスが持っている双眸。その妖しい光を、間違いなく放っている。


「……おいで――《ドライアド》」


 暴風が起こった。何故か色が緑の暴風。それは竜巻の様な軌道をしていて、タクマの身体を包んでいった。

 ユヅキは訳も分からず、巻き上げられる砂に両腕で備える。ショウも吹き荒れる砂から、途切れそうになる意識で、瞼を閉じていた。

 その間も、何度もショウは囁いていた。その表情は悲痛で、本来は囁きではなく叫び。ユヅキへの懇願。しかし虫の息で吐かれるそれは、突如起こった暴風に虚しく掻き消されていく。

 暴風がやがて、空気から深い緑色の布へと変化して行く。吹き荒ぶ風に、ユヅキは片手で顔を覆った。

 ――数秒。それだけ経てば、風が収まり、夜の校庭には布に包まった何かがいた。

 バサッ、と深緑の布が弾けると、それは深緑の鎧の後ろに収まっていく。布は、まるでマントだった。細身の鎧の後ろ、未だ残る風で靡いている。


「さ、ショウ。もう一度だ」


 僅かくぐもった、しかしいつもの練習の時と変わらぬ声色で、タクマはそう言う。ショウがこの高校に入って、部活に入って何度も聞いて来た指導者の声だった。けれどそれは今は、悪魔の囁きに他ならない。

 《デュエルサモナー=ドライアド》は左手を緩やかに上げた。


「逃げろ……!」


 ショウが叫ぶと同時に、両腕でユヅキを突き飛ばした。まさに最後の力を振り絞ってか、瀕死の状態とは思えない力でユヅキを突き飛ばした。

 突然の出来事にユヅキは混乱しながらも、たたらを踏み、とどまる。そして、ショウを見る。

 ――ユヅキが見たショウの姿は、何処か不気味だった。


「……駄目だ」


 ぼそり、とそう言うと両腕で血だらけの頭をショウは抱えた。

 俯いて、地面を睨んで、怪我があるにも関わらず、十本の指で強く頭を押さえている。――いや、もはや、掻き毟っている。


「駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ――」


「……ショ、ウ?」


 ショウは頭を押さえて何度も呟いていた。酷く、不気味だ。目は虚ろなのに、見開いている。耐えるように、苦しむように顔中には皺が刻まれている。

 壊れたレコーダー……。同じところしか再生しない映像の様に、ひたすらに繰り返している。

 しかしそれも不意に終わり――。


「出、ろ……ゲリュオン」


 掠れた、今にも何かが折れそうな弱々しい呟き。それに呼応して、ゲリュオンの装甲がまた現れた。


「ショウ……? お前何やってんだよ。もう無理だろ? なぁ、止めよう、もう……オレはもうお前と闘いたくなんか」


 震える声でユヅキは懇願するも、鎧は紛うことなく顕現し、ショウの身体を覆っていった。

 戦いたくなんてなかった。もうこれ以上親友を傷つけたくない。既にミナトでさえ傷つけてきたんだ。知らずの内に、ショウまで。だからこれ以上は――。

 けれど、ユヅキの仮想デスクトップに表示されたのは、宣戦送信受信を知らせるポップアップ。

 まさか、と思いつつそれをクリックすれば、送信者は――ゲリュオン。YES/NO表示が無機質に浮かぶ。


「さあさあ、お二人さん。デュエルをしようか、デュエルを。ツユクボ、お前は俺の予定を狂わせたんだからな。しっかりと働いてもらうぞ……その命尽きるまで」


 そう――“ショウ”の口が動く。

 おかし過ぎる、この状況は。現れたタクマに、気を失いかねない体力で尚サモナーを呼ぶショウ。


「全く、困るよねぇ。邪魔でしかないよねぇ? こんな男はさぁ。ねぇ――“銀ノ姫君シルバープリンセス”?」


 色のない瞳で、ショウは“飄々”と身振り手振りでユヅキに語りかけている。


「何の、ことだ……?」


「いやいや、気にしないで、ツユクボ。お前はさっさとその宣戦送信を受ければ良いんだよ。じゃないとさ――自分か、お前にとって大切な友達が死んじゃうでしょ?」


 その言葉を合図に、ゲリュオンが地面を蹴った。

 先ほどと比べても、その動きに威圧感は存在している。何も変わらない。その黒い巨躯は、未だに恐怖と言う空気を纏って、拳を握っている。

 そうだ……“倒れる前と変わりがない”。ショウは一度変身をしたというのに、敗れたというのに、頭から血を流したというのに、“既にショウの意識はないのに”――だ。


「ショウ……!」


 仕方なし、歯を噛みながらユヅキは一瞬でアスカロンとなり、風を切る拳を避ける。ユヅキにとって、動きは遅い。ユヅキのサモナーの性能ならこれは十分に目で追える速さだ。

 だがその反面、与えられるダメージは致命的なほど存在しない。これが恐らく、タイプ特化の相性なのだ。

 ゲリュオンの攻撃は遅いから避けられる。だが、ユヅキの攻撃は所詮軽い為、あの重厚な鎧の前では意味を成さない。


「――ッ」


 ユヅキは不意に走った頭痛に歯を食い縛った。それは紛れもなく、サモナーへの連続変身、及び身体の損傷自体の負荷の現れだった。

 当然。

 それをゲリュオンが見逃すはずはない。ショウも、脳に尋常ではない負担が掛かっている筈なのに――。

 ハンマーのような拳が空中で折り返し、ユヅキの脇腹に入った。


「――がっ」


 それはアスカロンの鎧など貫通して、衝撃が伝わってくる。前となんら劣化のない威力で。

 明らかに、これはおかしい。

 《デュエルサモナー》間の勝敗を決する条件は、どちらかの《デュエルサモナー》が強制終了することだ。

 アプリケーションの強制終了とは即ち、緊急で行われる終了の事だ。何故、それは緊急で行わなければならないのか。パーソナルコンピューターで考えれば明瞭としているだろう。単純だ。“そのアプリケーション媒体に限界が来たから”だ。

 それはメモリーの最大容量を超えたり、保持熱が限界を超えたり。つまりは、《デュエルサモナー》が意図せず消えた時点で、それがヒューマンボードを埋め込んだ“人間”に起こっているということ。

 先ほどユヅキに走った頭痛は、ヒューマンボードの過剰駆動による頭痛だ。つまりは、連続起動時間に限界が来ているようなもの。

 比較的ダメージを受けていないユヅキでこれだ。ならば、一度デュエルサモナーが消滅したショウは、直ぐに起動できる筈がない。いや、不可能ではないのかも知れない。けれどショウは一度“落ちて”しまったほどダメージが脳に響いているのだ。あの、オクシスの様に。本来ならしばらくは屍の様に横たわる筈なのだ。

 だというのに、ゲリュオンが振るう拳は一切衰えがない。

 それはユヅキが受けた衝撃で明らかだった。

 ふらついた足では支えきれず、ユヅキは無様に地面の上を吹き飛んでいく。それに身体を向け、ゲリュオンは天に腕を翳す。


 ――アイギス。


 その小さな呟きと共に、再び二つの盾は顕現する。

 手を横に薙げば、その盾はユヅキへと飛来していく。直線に、或いは曲線に。

 脇腹を押え、地面に転がっていたユヅキはそれを視界に捉える。震える体に力を入れ、息を止めて、地面を転がる。

 横に、砂まみれに成りながらユヅキは地面を転がっていく。それを追い掛けるように、盾は二度、連続で地面に突き刺さる。

 だが、それでは終わらなかった。

 突き刺さったまま、盾は地面を奔った。二つの抉れた軌跡を残して、尚ユヅキを追尾する。


「クソ……アンフォールド! アスカロン!」


 片手でどうにか身体を起こしながら、ユヅキはその黒い剣を握る。


「グッ……」


 剣を握った瞬間、ユヅキの頭に感電したような鋭い衝撃が奔った。それが何を意味するのか。脳の伝達物質である電気信号の暴走か、ヒューマンボードの限界の訪れか――。何かは分からないが、それが危険なことは分かっていた。けれどこの行為を、止める訳にはいかない。

 盾は一直線に並び、迫っていた。地面を削る音が、夜の校庭に響く。

 正面から盾を見据え、ユヅキは剣を両手で構えた。そして再び、剣先で盾を迎え撃つ――。

 ガチィィ――と火花を散らして、剣と盾は鬩ぎ合う。最強の矛と最強の盾――。そんな矛盾した状況、均衡した力関係が、両者ともに譲らない。

 それでも徐々に、ユヅキの身体は背後へと下がっていく。

 足がもう、耐えられないのか――。

 剣先で受け止めるのを止め、刃全体で受け止める。剣を支える基盤がしっかりしていないのならば、こちらの方がまだマシだろう。

 しかし、それはショウも同じらしい。いや――むしろショウの方が重傷なのだろう。ユヅキはただ足に来ているだけ。鋭利な頭痛はするが、直接的に起こっている症状はその程度だ。

 だが、ショウは違った。盾のグラフィックが、乱れている。ざらざらと、砂が崩れるように。

 盾の動きはやがて、数十メートルショウからユヅキを突き放した所で静止した。


「……さあ、受けろ。宣戦送信を」


 遠く。掠れた声でショウは呟く。何年も聴き慣れた筈の声なのに、たった鎧を通して聴くだけで、まるで別人の声に感じられた。

 どうすればいいんだ……。

 仮にデュエルを受ければ、確かに、強制終了のお陰で、ショウ自身が万一にも傷害を受けると言う事はないだろう。だがそれは、自分の選択肢を狭める意味になる。簡単なことだ。デュエルを受ければ、ユヅキはショウに勝たなければならない。負ければ半数のSPを奪われる。SPは、文字通りユヅキの命なのだ。無くなれば《デュエルサモナー》を失い、即座に身体はウイルスに侵され――黒く、黒く――。

 だが、ショウを倒すという選択も考えたくなかった。既にショウの体は限界だろう。《デュエルサモナー》が如何に負担を掛けるかは、自分の身で知っているのだから。


「ほら、どうした。このまま闘い続けるのか? 良いのか? ショウが廃人になっても。知ってるか? 《デュエルサモナー》には使用制限というものがあってな。サモナー本人に過度な負担が掛かる場合にも強制終了するんだよ。……正当デュエルの場合だけだけどな」


 ショウの喉から、嘲る笑いが漏れる。


「――フ、は、はははは! いや、そこまで頑なに拒むならさ、別にいいんだよ。良いね、青春だね青春。謳歌してるね、少年。……君もよっぽどこの力に固執しているようだ。まあ、気持ちは分かるがね。大方、SPを失いたくないが、友達を傷つけるのは気が引ける、と言った所かな?」


 マントを羽織ったドライアドは、腕を組み口元に手を当て、肩を震わせ笑いを堪えていた。実に滑稽だと。道化だと。喜劇だと。

 ――ああ、ダメだ。オレ、タクマ(あいつ)を殺したい。ショウにこんな笑い声は、似合わない。

 ユヅキの睨む赤い瞳は暗闇に輝く。そこだけ刳り抜かれたように赤く、赤く。


「何、まあ良いよ。仕方ないね。俺も生徒の友情を壊すのは忍びない。だからさ、俺がショウを喰うことにするよ」


「――分かった」


「……んん?」


「分かったって言ったんだよ、カスが」


 ユヅキは視界に仮想デスクトップを開く。未だなお、タスクバーから飛び出るポップアップ。“YES/NO”の表示。ユヅキは迷いなく“YES”へとカーソルを動かす。

 状況はもう理解していた。確信を得た。

 ――ショウは、操られている。原理は知らない。ただ、それが《デュエルサモナー=ドライアド》――エクセプションタイプの能力ということだろう。


「受けてやるよ――ショウ」


 ユヅキは、ショウの赤い瞳を見据えながら、“YES”をクリックした。

 〜 サモナー道場! 〜



ショウ「…………」


ユヅキ「…………」


ショウ「……何か言う事は?」


ユヅキ「お久しぶりでございます。皆さん、覚えていてくれたでしょうか。それともこんな作品は駄目だと投げてしまったでしょうか」


ショウ「何か言い訳は?」


ユヅキ「きっと何かの陰謀でございます――まあ良いじゃないか。どれだけ読んでくれてるか分からないんだからさ」


ショウ「ちょ、おま……」


ユヅキ「だってさあ、話別の読者数出てないしさ……どのぐらいの人が読んでくれてるのか分からないしごにょごにょ……」


ショウ「そこは自分の腕を信じて……信じるほどの腕はないのか……」


ユヅキ「そうだよ。作者は一定の周期でただでさえない腕に勝手に自信を無くすんだよ。カスだから」


ショウ「駄目な人間だ……」


ユヅキ「とまあ茶番を続けましたがあれですよ。そんなことは関係なく、ちょっと更新は滞ります。いや、ちょっとじゃないかも? ですので、読んで下さっている希少な方々に申し訳ない感じあります。切腹しようかしら?」


ショウ「諸事情ってやつだな。――切腹は俺がいなくなってからやってくれ」


ユヅキ「陰謀ともいう。――言う事はそれだけか……。――――えー、今回の後書きは何かよく分からないことをただずらずら書いただけですが、忘れずに待っていてくれるとミナトがサービスシーン見せてくれるんじゃないでしょうかね!?」


ショウ「なんだと!? ホントかッ!?」


ユヅキ「……」


ショウ「……ごほん。つ、次もお楽しみに……」


アンナ「あたしってメインヒロインだよねぇ……?」


ユヅキ・ショウ「……サブメインヒロイン?」


アンナ「やってられっかぁぁぁぁぁぁぁ!!」

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