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レベル100の引きこもり魔法使いが防御魔法を極めてたら  作者: 四季 恋桜
五悪魔復活 ~崩れゆく関係~
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破壊と防御

爆発は立て続けに起きていた。音が鳴る旅に地が震え、中央で砂塵が舞い、逃げた人々の不安を煽る。

「一体…何が起きてるんだ…」

遠くで避難した人の1人が呟いた。

リブラントの住人や商人達は皆街の外に避難し集まっていた。女性も男性も、そして子供からお年寄まで全住民、擦り傷などの怪我はあるものの生き延びていた。しかし、その壊れ行く街を見つめる目には、この世の終わりを目の当たりにしてるような失望に染まっていた。

「なんでこんないきなり…」

瞳の先で、今呟いた男の住んでいるアパートが崩れた。

「うぅ…」

座り込んで顔を塞ぐように嘆く女性が経営する店が潰れた。

「……」

黙って崩壊していく街を見つめる年寄りの男性の好きな広場の噴水が壊れた。

「うぁぁぁぁっ!!」

母親に抱かれながら泣きじゃくる小さな男の子の家が燃えた。


彼らからすればその通り終わりであった。住む場所は失われ、思い出の場所も残さず消されてしまう。

生きているだけマシと言われればそうかもしれない。しかしその後の苦難は?何の変哲もなかった日々がいきなり壊され、どう立ち直ればいいのか。彼らは絶望した。



「…師匠…」

ミルスは師の名前を呟き、目から透明な水を流していた。。今なおあそこでデスタと戦い続けているアルトの身を案じているのもあるかもしれない。だが不安より、悲しみが胸に溢れていた。

アルトがいつもと違った。

いや、本当はいつも通りなのかもしれない。あまりコミュニケーションを取らなかった結果がこれだ。

師匠の信頼を失い、もう邪魔者扱いまでされた。

大切な人が遠ざかっていく。自分の居場所は、もうない…。そんな気分になってしまった。


「うぁぁ…」

その横には額に濡れたタオルを置かれ、気絶しているシーナがいた。剣を砕かれ、デスタに与えられたダメージは大きかった。

「大丈夫ですよ…泣かないで…」

その後方には保護者と一緒ではなく泣いている幼い少女を、必死に撫でてあやしているルナがいる。優しくルナは接しているようだが、それでも鳴き声はやまなかった。

「大丈夫か?しばらくは安静にしていろ」

そして目の前には足の骨が折れたらしく、ラルファに枝と布で固定された大人の女性がいた。

「ミルス…案ずるな…」

頭に乗ったディアスが囁く。

「でも…こんなの…。どうしてこんなことに…」

ミルスは少し責任感を感じていた。自分がもっと力を持っていればこんなことにならなかったのではないだろうか。自分がデスタを食い止められていれば、シーナはやられずアルトも戦わずして済んだのではないか。

「ミルス…確かに現状はそう言うことになってしまうのかもしれない…」

ディアスの声は低かった。

「じゃあやっぱり…」

「しかしだ…」

ディアスの言葉がミルスを遮る。

「逆にお前が時間を稼いでいたこそ、街の住人どもは逃げられたのだろう…」

「……そんなこと…ない…」

「いやある。もしお前が最初の一撃でデスタにやられていれば、誰も奴に立ち向かわず街は破壊される。もしお前がアルトの居場所を教えていたら、デスタはアルトの居場所を街ごと破壊する。もしお前がデスタの攻撃の被害の範囲をあそこまで抑えきれていなければ、もっと多くの死傷者が出ていた…」

ディアスは納得させるように優しく囁いた。

「ディアス…」


ディアスは苦しんでいた。この少女の心を一番早く楽にする方法は知っている。だがそれを実行するかどうかとても迷っていた。

ミルスは今、闇に影響を受けているアルトの言葉に傷ついている。だから、あれはアルトの本心ではないことを伝え、ミルスをすぐに向かわせれば済む話なのだ。

しかし言って良いものなのか?

アルトは何も信用をすることができないし、闇の力の発現は話すなと言われている。問題なのは前者の方なのだが、これ以上、アルトの心を刺激すれば彼は壊れてしまう。

今のアルトはアルトではない。

闇の魔力は普段生み出している魔力の1割ほどと言っていた。しかし、それっぽっちの量であの少年を別人に変えている。

言葉、感情、戦い方等々、いつものアルトではないことがすぐにわかる。




ミルスの目頭が熱に満たされる。涙が溢れようとするが、

「大変だっ!!」

後ろから飛んできた叫び声によって涙は流れなかった。

「魔物がこっちに来ている!!街が壊れたのを確認したせいか、かなりの数だ!!頼む!!今この場にいる冒険者達、力を貸してくれ!!報酬は払える余裕がない…、でもお願いだ!!」

男の必死の叫びを聞いた。

「ミルス フィエル…、今お前がやるべきことはなんだ?」

答えを知っているだろう、と言うような口調でディアスが言った。

「…今、私がやるべきこと…」

ミルスは周りを見渡した。

ラルファ、ルナ、そして目覚めたシーナと目が合った。

「……やれる範囲でいい…」

ミルスの声に力が入る。


「私も…守る!!」

師が今頑張っているのだ。だから自分も、アルトが守っている人々を守る。例え師が自分をどんな風に思っていても、憧れの存在であることに変わりはない。

そう答えを出した。






「おらぁっ!!」

「ちっ!!」

アルトとデスタの戦いは壮絶なものだった。

「オォォォ!!」

「効かねぇよ!!」

アルトにしては意外な肉弾的な戦いだった。拳に魔力を溜めて強力なパンチを放つ。たまには蹴り、膝蹴りや回し蹴りなどを放ったりする。

それを防御するときも同じように受ける部分に魔力を溜めてガードする。簡単な戦い方だった。簡単なのに一般的な次元を越えていた。両者とも魔力が強く、ぶつかり合う度に周りの空間に衝撃が走る。

「なんだどうしたぁ!?お得意の防御魔法は使わねぇのかぁ!!」

デスタは互角の戦いをするアルトに挑発的に吠える。

「お前に防御魔法を使うことは、割れると分かってて氷の上を歩くのと同じだ」

アルトは冷静に答え拳を握る。

「にしてもよお……、お前一体どうやってんだ?俺の拳は骨や肉に強力なダメージを与えるんだけども…、なんで無傷?しかも同等?意味わかんねぇな…」

デスタは頭をかきながら、あくびをする。

「一応、防御魔法の応用だ。俺は魔法をほとんど極めた。一般的な魔法と防御魔法は全て極めた。俺くらいのレベルになれば、魔法は自由自在に操れる」

アルトは右手を開いて前に突き出した。

「あ?」

手に光の膜のようなものが張られていた。

「防御魔法でガードをしている。しっかりと俺の細胞まで包んでいる。それをお前とぶつかる直前にだけ張っているんだ」

「ほおぉ…やるなぁ…。だがよ!!所詮そこまでが限界だろう!?俺もまだ破壊の魔法は使用してねぇぞ!!」

先程とは明らかに違う魔力を拳に集め、デスタが襲いかかる。

「『エクスプロージョンデストロイ』!!」

「っ!!」

アルトは今までと同じように受け止めようとしたが、即座にヤバイと判断し、ギリギリの所でデスタをかわした。

パァァァンッ!!

アルトがかわすと、デスタの手から音がした。何かが破裂したような空気を裂くような音。風船が割れるときのような大きな音だった。

「こいつ…今何をした!?」

アルトは汗を流した。

確かに今大きな音が聞こえた。なのに何もなかった。目にはデスタが何をしたのか映っていない、いや映ってはいるが見えなかった。

「ハッハー!!どうしたぁ!?あちぃのかぁ!?だったら水浴びでもすっかぁ!!」

デスタは地面を殴る。すると

ゴゴゴゴ…、と言う音と共に地面が鳴り響く。

「しまっ…!?」

ブシャアアア!!とアルトの立っていた地面から水が間欠泉のように吹き出てきた。

「おらぁ楽しいかぁ!?おいおい虹ができそうだぜ!?」

アルトの姿は水に呑まれたまま現れない。

「はぁぁぁ!!」

「…はっ!!やっぱりこの程度は止められるか」

吹き出る水が止まり、水に濡れたアルトの姿が現れた。

「やっぱりおかしい…、これは壊れた噴水の水だ…。だがどうやって…」

「ぼやっとしてんじゃねぇぞ!!」

アルトが出るとデスタはすぐに飛び掛かった。

「ちっ、だったら…」

「あっ!?」

アルトは横に避けて、デスタの腹部に

「『ジャックナイフ』!!」

蹴りを…

「アハァ…!!」

ガシッ、とアルトの足が掴まれた。

「やべっ…!!」

「掴まえたぞぉ!!レベル100!!」

デスタはそのまま両手でアルトを掴み、

「『キラープレッシャー』」

デスタの顔が凶悪な笑みに染まる。

「ぐぁぁっ…!!」

アルトが苦痛を壊れた機械のような音にして苦しむ。デスタに掴まれた足から、心臓に潰されそうな圧力がかけられているようだった。

呼吸をすることができず、胸の鼓動がゆっくりに鳴る。頭がかち割れるように痛く、アルトは呻き続ける。

「ぐ…が…がぁぁぁぁぁっ!!!!」

「っ!?」

デスタは驚いた。今デスタが使っている魔法は、触れている相手に闇の魔力で作り出した目に見えないエネルギーで相手の体内からバラバラに壊すもの。普通なら激痛にどうすることもできずに、苦しみそして死ぬ。

それをアルトは目を大きく開き耐えているのだ。

「まさか…内側から俺の『キラープレッシャー』と逆向きの力を!?」

「喰ら…い…やがれ…!!

『アルターマジック』『サンダーフォース』!!!!」

詠唱をするとアルトの体から電撃がほとばしった。デスタはギリギリの所でアルトを手から放し、距離を置いていた。

「やりやがる…魔法を同時に2つか…、っ!?」

言葉の途中でデスタは目を見張った。

「さてと…、そろそろ…マジでやろうぜ…」

デスタの目の前にいたのは、両手に電流がバチバチと走っているアルトだった。

「なんだ…そりゃ…?」

「ハハハ…やるのはこれで2度目だ。お前は知らないだろうけど僕は元引きこもりだ。それもレベル100になってから。それまで何してたと思う?ただぐうたらしていたのも正解だ…。半分だけどね」

「うぉらぁ!!『エクスプロージョンデストロイ』!!」

アルトがフフっと笑うとデスタは既にアルトに向かっていっていた。

「ようやくタネが分かった…『エレクトロジャックナイフ』!!」

アルトの足が電光を放ち、デスタの黒く光る腕とぶつかった。

ドォォォォォンッ!!

力と力の衝突。互角な両者の力が周りにある瓦礫や砂を吹き飛ばした。

「なっ!?どうなってやがる!?」

デスタは顔に驚きを浮かべる。別に圧されている訳ではない。力の差は五分五分。だが互角だから問題なのだ。

「なんで俺の『エクスプロージョンデストロイ』を正面から喰らって生きてんだ!?」

デスタの今の技は本気のときしか使わないものだった。先程は音だけを残して何も起きないように見えたが、デスタの技なのだ。

「安心しろ…お前はしっかり魔法を使っている…。俺がおかしいだけだ」

火花が散る中でアルトは笑う。

「お前のあの技…魔法で、殴った物を爆発四散させるものだろう?」

「っ!!」

「なんで分かったのか…って顔だね…。確かに最初の1発で、お前は何も壊していないように見えた。だがしっかり理解したさ…。あのときお前は空気を破裂させたんだ…。そのときに響いた音ならまだ覚えてるさ…。空気が破裂したことによって、お前自信の髪が風に吹かれたようになったんだけど、気づいてたか?」

アルトは左手をバチバチと鳴らして、デスタに向けてパンチを打つ。

「ぐあっ!!」

頬を殴られたデスタの体はそのまま力の法則に従い、後ろに飛んだ。

「触れたものをバラバラに破壊する…か…。確かに強力な悪魔にしかできない魔法だ。だが魔法には魔法。『サンダーフォース』で細胞間を電気エネルギーで結んだ。強力な電気だ。体は爆発しないで済む」

両手を離し、バチバチと電気を鳴らす。

「まだいける…お前もだろ?」

アルトは自らデスタに近寄ろうとせず、挑発的に言う。

「ちなみにお前から抜け出すときに使った魔法『アルターマジック』は、自分が触れている魔法を魔力に戻す魔法だ。自分の魔力も消費してで効率が悪いから普段は使わない。それとこの『サンダーフォース』。魔力を電気エネルギーに変換かつ自在に操ることができる。まぁこれも使うとしばらく神経が麻痺したり、数日間静電気に悩まされるから滅多に使わないけど…」

アルトが長い説明をする。しかし、デスタは仰向けのまま動かなかった。

「…?」

そんなデスタを見てアルトは不思議に感じた。

殴り飛ばしてからデスタから魔力の気配がしない。闇の魔力なら濃すぎるためすぐに変化がわかるのだが、

「ハハ…!!」

「っ!?」

デスタが急に笑いだした。その目は赤く、口の中の八重歯がキラリと鋭く光り、何か面白そうに笑っていた。

「やっぱお前…強い…サイコーだわ!!」

「なっ!?」

デスタは急に飛び起き、一直線にアルトへと向かってくる。

不意打ちにアルトは咄嗟にガードの姿勢をとろうとしたが間に合わず、デスタのアッパーを腹部に受けた。

「ぐっ…!!」

アルトの体はそのまま空へ打ち出された。デスタのパンチ1発で20メートル程空へ飛んだ。

普通なら風穴が空くほどの威力だ。しかしダメージはあるもののアルトはただ空に舞っただけだった。

「グルルルルァァァァ!!!!」

「ちっ!!『クリスタルウォール』!!」

アルトを追いかけるようにデスタが大きくジャンプをして飛んできた。それはまるで猛獣のように獰猛な雄叫びをあげながら。

アルトは舌打ちをしながら、1枚の壁を目の前に作り出す。

「やっと作ったか!?だがすぐに割ってやるぜ!!」

デスタは右手に力を込める。

「誰が守るためっ、つった!!」

「あぁ!?」

アルトはデスタが迫ってくる壁に魔力を流す。

「地に落ちろ!!『ブラックブラスト』!!」

「こいつは…!?」

デスタが言い切る前に壁が爆発し破壊の悪魔の体を包み込む。


「…っ!!」

爆発によりアルトの体は少しばかり高く飛んだ。

「『クリスタルウォール』」

自由落下が始まる前にアルト1人が乗れる程度の足場を作る。

「奴はどこだ?」

デスタがあの程度で倒せるなんて思っていない。

しかしデスタの姿が見当たらない。瓦礫の山に落ちたわけでも、消滅したわけでもない。

「…どこに…?」

「ここだよぉ!」

背後に殺気を感じた。それは悪魔の狂喜。アルトが振り向く事をせず、レベル100の筋力で高く跳んだ。

後ろで大きな音がした。おそらくデスタが『クリスタルウォール』に拳を振り下ろしたのだろう。後少し反応が遅ければこの音はアルトが潰れる音だっただろう。

アルトは新しい足場を作り、デスタの声がした方向を見る。

「なんだあいつ…!?」

自分の目を疑いながらアルトは呆然とデスタの姿を眺める。


背中から生えた真っ黒いコウモリのような翼。1秒間に1回翼を動かし、体が落下を始める前に重力に逆らう力で羽ばたくことにより、デスタの体を浮かせていた。

「何驚いてんだ?俺は悪魔なんだぜ、悪魔には翼があんだろ…。ジョーカーが飛ばなかったからと言って、俺が飛ばない訳じゃねぇぞ!?」

デスタが腕を後ろに引く。

「来るっ!!」

「『ブレイズノヴァ』!!」

デスタの右ストレートから、黒と赤の混じったような閃光が放たれる。

「『クリスタルウォール フレキシブル』!!」

伸びてくる光線を反射させる角度でアルトは、ディアス戦の時に使用とした曲げる壁を作り出した。

ボンッ

光線は透明な壁に当たるとトランポリンで跳ねるように上に曲がる。

「『クリスタルウォール フレキシブル』!!」

その曲げた方向にもう1枚アルトは『クリスタルウォール』を作り出す。ディアスのときのように、相手の攻撃をそのまま返すように角度を計算して、

「行けぇぇぇぇぇ!!」

「ハッ!!」

光線がデスタに向かって斜め15°から飛んでいく。

デスタはそれを鼻で笑うと腕を大の字に大きく開いた。

「なっ!?」

光線がデスタに当たり爆発を起こす。アルトは驚きをそんなデスタの自滅ともとれる行動を見て驚きを隠せなかった。

「なんで…避けなかったんだ…?」

アルトは口を開けて爆風を見つめる。闇の魔力が空中へ散っていくのがわかる。

煙が黙々と舞っていて、デスタの姿が見えない。

「…倒した…訳ないよ…、っ!?」

アルトが油断したその時だった。

無数の光線が爆風を引き裂いて飛んできた。

最初の1本目は避けられたがそれ以降は、避けきれず散弾のように体に飛んできた。

「ぐぁっ…!!」

ほぼ全ての光線が直撃したアルトはそのまま真っ逆さまに地上へ落ちそうになるが、ギリギリ手が『クリスタルウォール』を掴みぶら下がる形でなんとか落ちずに済んだ。

「う…ぉぉぉぁぁぁ……!!!!」

大きなダメージを負った体に力を込めて、なんとか『クリスタルウォール』に乗り上がることができた。

「どうした?苦しそうだなぁ」

飢えた悪魔の声がした。それも爆風の中からではない。アルトの頭上からだ。

アルトの足場に腕を組んで笑いながら立っていた。アルトから見たその顔はちょうど太陽を隠すようになっており、悪魔に太陽の光を遮断されたような気分で、まさしく悪魔に見えた。

「デス…!!」

「死・ね!!」

デスタの容赦ない本気の一撃が、アルトの乗った宙に浮かぶ透明な壁を砕き爆発させた。

その爆発は花火とも少し違う、大規模な爆発を巻き起こした。アルトはその中心に極限に近い部分で爆発の餌食になった。

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