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レベル100の引きこもり魔法使いが防御魔法を極めてたら  作者: 四季 恋桜
魔法使いが存在しなかったやる気を出して旅に出るまで
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それが今の日々に繋がる

 酒場で食事を済ませると、宿を求めて歩き続けた。


「どうしたんだい?ミルス?」


 さっきから何か言いたそうで言わないミルスにアルトから声をかける。


「アルト師匠……。強すぎます!!」

「そう?」

「そうって…。あんな大技を軽々と、魔法で受け止めるなんて…」


 先程の酒場での事で、まだ興奮が覚めないミルス。


「ふっ…惚れたかい?」

「えっ!?」

「防御魔法に」

「……っ………、いえ…」


 やはりこの人は残念だと心の中で思う。




 歩いてるうちに宿についた。しかし、今の時代そうそう甘くはなかった。


「部屋全部埋まってるって」


 冒険者が増えていく世の中では、宿は早い内から出ないと部屋が取れなくなってきた。

 現時刻は20時を回ったところ。宿を探すには遅すぎた。


「他のところじゃダメなんですか…?」


 ここに来るまでに宿はたくさんあったが、アルトはどれもスルーした。


「ダメなんだよ。ここ以外は、ただ儲けるための宿だから、虫は出るわトイレは汚いわで最悪な環境で寝ることになる」


 意外と潔癖寄りのアルト。


「それじゃあ…野宿…ですか…」


 困り果てた顔で地面に座り込むミルス。その前でアルトは何かを考えるような顔で立っていた。


「…宿…あるにはある」


 その言葉に対してミルスは期待を秘めた目を向ける。


「ほんとですか!?」

「でも………その………ミルスがいいならだけども………。…実はその宿…」


  アルトは浮かない顔でミルスに耳打ちをする。


「え?………えぇぇぇぇぇ~っ!?」


 ミルスの声が夜空に響く。





 アルトとミルスが来たのはどの部屋もカーテンで閉められた宿。看板には『ヒーリングフェアリー』とピンクの文字で書かれていた。

 ここがどんな宿なのか。謂わゆる夜の営み用のホテルである。


 他に行く場所が無いため、アルトはミルスの合意のもと、勿論、そういう目的は一切なしでここの部屋を借りた。


「……」

「……」


(なんだこの空気は…。別にそんなつもりはないのに、話し辛いな…。ミルスは何もしゃべらないし……、こんなところでまともに寝られるのか?無駄にヤバそうな道具ばっかり置いてあるし。最悪だ…。こんなことになるなら、宿とっといてから魔法を教えるべきだったな…)


(うぅぅ…。男の人…、それもアルト師匠と一緒にこんなところで一夜明かすなんて…。初日からこんななるとは思わなかったよ。どうしよう……。なんか変な気分……。何この『危険日のための装備』って……?どうしよう……、気まずくて口を開けないよ…)


 互いの思ってる事はだいたい同じであっても、顔が見えないように背中合わせになっていた。


「ねぇ…ミルス」

「ひ、ひゃいっ!?」


 名前を呼ばれただけにもかかわらず、ミルスはビクッと震えて、裏返った声を出した。


「あぁ…。その…、そんな気を張らなくてもいいよ?」

「は、はい……。……すいません…」

「それでシャワーなんだけども、ここの宿…、水使うと別料金なんだよね…。ケチってる訳じゃないけど、一応節約しておきたい。水は魔法で出してくれないかな…?」

「魔法でですか?」

「そう。水を作り出す魔法はもう教えたよね?先にどうぞ。ミルスは冒険者である前に女の子だからね。今日は頑張ってたから、かいた汗を流して、綺麗にしてくるといい」

「わかりました…。では、お先にしつれいさせていただきます…」


 顔を向けないまま、急ぎ足で少女はパタパタとシャワールームへかけていく。


「…………あ…」


 ドアの前に立つと、ミルスはノブを掴もうとする。しかしそこで硬直した。

 まさかとは思いながら、ドアノブをじっくりと確認する。


「ん?どうかしたのかい?」

「…あの…えっと…、マスター…?これ…鍵が無いんですけど…」


 ふるふると揺れる声でミルスは尋ねる。


「………え?……あれ、…もしかして…?」


 その言葉の意味をよく考えて、逆にアルトが尋ねる。


「…まさか、…僕が覗くと思ってる?」

「い、いえ…‼︎そんなこと……」


 否定はするものの、少女の声はくぐもっており、目にじんわり程度に涙を浮かばせていた。

 アルトが優しいことを知っているため、覗かないとは信じているが、やはりまだ15歳の思春期の少女。男と一緒の空間で、ロック無しでシャワーを浴びるのは特別な勇気が必要だった。


「……はぁ…。安心していいよ…。新人育成制度には、『上級冒険者が新人を襲ったり、脅した場合には、事実確認のもと、収監』って規約がある。覗きも一応は襲う事に含まれたりするから、絶対にしない」

「…はい…。失礼な事聞いて、すいませんでした……」


 納得はしたものの、悲しそうな表情をして、ミルスはシャワールームへ入っていった。


「…あの子は大丈夫なんだろうか?今日初めて会ったばかりだからか、少し神経質過ぎるな…。あんな状態で魔物と戦わせるのは、危険だな…」


 今日1日、彼女と一緒にいた事をアルトは振り返る。


 実力的には問題はない。魔法をすぐに覚えていってしまうところや、勤勉なところはよくできていると思われる。

 しかし1つだけ心配な事があり、緊張に弱かったり、気に病みすぎなところが多かった。


(冒険者と言ったって、そんな人の役に立ついい奴なわけじゃない…。実際は魔物を…、生物を殺したりするわけだ。場合によっちゃあ、人が魔物に殺される所を見る時だってある…。それがトラウマで辞めたやつなんかたくさんいるんだ…。)


 アルトは大の字になって、ベッドの上に倒れる。


(ただ一番心配なのが、エグい現場を見て、その場で戦意喪失に陥らないかだ…。冒険者にとって、取るに足らない魔物だって、隙をつけば一撃で仕留められる爪や牙、武器を持ってる…。彼女が1人になってからどうなるのかぎ、気になってしょうがない…)


 しばらく考えているうちに、眠気が少年を襲う。外に出て歩いた事自体久しぶりなため、アルトも疲れていた。


「ちょっと寝よう…」


 そう思って目を閉じる。意識はすぐに堕ちてしまった──────




 


「────…しょう…、師匠……。お、起きて、くだ…さい…」

「………むぅ…?…あれ?ミルス?」


 ミルスに起こされて、アルトは目を覚ました。


「そっか…寝てたのか…。起こしてくれてありがと…う………、…………なんでバスタオル一枚?」


 目を擦りながら起き上がると、目を疑うような姿でミルスがいた。

 バケツの水を被ったように濡れている金髪。滴り落ちる水は足元にポタポタと垂れ、首筋を通って流れ落ちる。

 控えめな胸から括れた腰まで滑らかな曲線を描き、締まったヒップが体の細さを強調する。


 タオルで隠してはいるがハンドタオルサイズで、腰に巻きつけて、上は腕で必死に見えないようにしていた。

 そのタオル1枚を剥げば、あられもない姿になるのは確実なのに、ミルスは服を着ていなかった。


「え、えっと…こ、こ、これは…。着替えがあるかと思ったらな、無くて…」

「あれ?そうだったの?バスローブくらい置いてあるかと思ったけど、そうだったのか…。じゃあ湯冷めしないように布団に入って今日はもう寝るといい」


 次は自分が入ってこようとアルトが立ち上がる。

 が、その時妙な事に気がついた。


「は、はい…。湯冷め……しないようにですね…」

「?なんでさっきから震えてるんだ?」


 起こされた時からそうだったが、ミルスの声は舌がガクガクになっていた。見てみると、身体も微妙に震えているようだった。


「…ちょっといいかな?」

「し、師匠⁉︎な、なな、何をっ⁉︎」


 アルトが手を伸ばして触れようとすると、ミルスは少し激しく抵抗した。

 しかし抵抗の効果は無く、アルトはミルスの肩に手を置く。


「冷た⁉︎冷えきってるじゃないか⁉︎」

「その……、魔法で水は出せたんですけど…、冷たくて…」

「‼︎しまった…‼︎温度の事忘れてた。そっか…まだ教えてなかったっけ…。ごめん…。僕がお湯出してあげるから、すぐに温まり直さないと風邪引くよ」

「そんな…‼︎アルトさんには迷惑をかけられません‼︎は…、ハクシュンッ‼︎」

「ほら、くしゃみしてる‼︎いいから早く入った入った‼︎」

「師匠⁉︎」


 聞かない少女の冷えた手を強引に引っ張り、シャワールームへと入る。


「冷水を我慢して浴びてたのか⁉︎なんで呼ばなかったんだ⁉︎」

「よ、呼びました‼︎ですが…反応がなかったので…」

「あ、僕、寝てたんだっけ…。……て言うかバスタブあったのか」


 適当な会話をしながら、水道が有料な部屋でも、バスタブが付いていることに気がついた。

 アルトはそこに手をかざし、魔法を使う。


「『ウォーター』」


 魔法の名を囁くと、その手から水が放たれる。


「『ウォーター』は、使うとだいたい10℃くらいの水が出せる。それを暖かいお湯にして出すんなら、熱を補える魔力をさらに加えないといけないんだ」

「は、はい…。勉強になります…」


 バスタブに半分くらい溜まったところで、アルトは魔法を止めた。


「こんなもんで大丈夫かい?ミルスは自分が入ったお湯に僕が入って欲しくないと思うから、入ったら捨てればいいよ」

「え⁉︎そんな気を使わなくても大丈夫です‼︎別に私はそういうの気にしませんから‼︎」

「そうなの?じゃあゆっくりと温まった方がいい。疲れも取れるしね」


 そう言い残すと、アルトは風呂場を去ろうと振り返った。


「ありがとうございます…。あ、アルトさんて。そこ石鹸が……」

「え?なんだって────────


 つるっ……、バシャアンツ‼︎


 石鹸を踏んだ少年は綺麗に宙で一回転して、入れたてのお湯に落ちた。


「あーーーーーーーっつ⁉︎ま、待て待て待て‼︎熱い熱い熱い‼︎」


 一度頭まで湯の中に沈んだアルトは、お湯の温度に驚きながら、飛び上がって浴室の足元に倒れた。


 服が濡れたため、しばらく体に熱いお湯がまとわりつき、アルトはのたうち回るように転がりながら上着を脱ぐ。

 しかしそれでも熱いという感覚は消えず、桶に水を入れて、頭から被った。


「冷たァッ‼︎⁉︎熱いと冷たいで全然丁度良くない‼︎」


 冷水を作ってしまったため、今度は背筋がぞっとするような寒さが体に纏わりつく。


「ハ、……ハックション‼︎」


 ミルスにも負けない大きなくしゃみをしながら、小刻みに体を震わせる。


「大丈夫ですか⁉︎アルトさんも風邪をひいてしまいます‼︎」

「い、いや構わないいいいいよよよよ⁉︎は、は、早く入って温まって…」

「そんなわけにはいきません‼︎どちらかが風邪を引くよりなら、私は裸なんて気にしません‼︎一緒に入りましょう‼︎」

「ぐぐぐぐぐ……、この際、し、し、仕方ないとは思わせてもらう‼︎寒いっ‼︎」


 やはり我慢できなかったため、ミルスからの厚意を受け取ることにし、2人一緒に入ることになってしまった。

 しかし宿の湯船はとても小さく、2人が浸かるには、背中を向け、肌と肌を密着させざるを得なかった。


「うぅ……師匠…。構わないとは言いましたけど……。そ、その…あまり見ないでくださいね…」

「見てないけど……。…その、……ねぇ…?」


 ぴったりと触れ合う背中越しに、互いの体温が伝わる。反対方向を向いていても、触覚が相手の肌を感じているため、それはそれで気がおかしくなりそうだった。



 タオルはあったものの、女子の上半身と下半身を同時に隠しきれるほどのサイズは無いため、下半身にスカートのようにタオルをまいて、胸は腕で隠している。

 アルトも腰にタオルは巻いているが、雄を刺激するちょっとした事が起きたときのために、取れないように注意していた。


「それにしても……。師匠…温かいです…」

「ちゃんと主語を言おうね?お湯がだよね?」


 ミルスとしてはお湯のお礼を言っているつもりであったが、この状況では別の意味に捉えてしまう。


 そして問題が1つあることに、アルトは気づいた。


(どのタイミングで出ようかな…)


 入るまでは問題が無かった。ミルスが入っている湯船に、急いで浸かるだけだったため恥ずかしいとは思わなかった。

 しかし今のアルトは入る時と状況が異なる。


(まずいって……。こんな状態じゃ上がれない…)


 今のアルトの状態で堪えろという方が無理だった。まだどちらも子供とは言え、相手は1人の女性。混浴して変な気にならない事は不可能であった。


(タオル越しでもわかるぞコレ……。どうしようか……)


 気づかれずに上がる方法を模索していると、ミルスが心配そうに話し始めた。


「師匠…。私…魔法使いとしてやっていけるでしょうか…?」


 急に悲しそうな声でそんなことを聞くミルスに、アルトは不思議そうに尋ねる。


「っ……?どうしてそんなことを聞くんだい?」

「………なんだか怖くて」

「怖い…何が?」

「はい。さっきの酒場でのあの男の人……、とても怖かったです。…だめですよね…。冒険者がビビってたら……」


 お湯に紛れてわからなかったが、ミルスの手が後ろからアルトの腹部にまわされていた。


 アルトは今、ミルスに抱きつかれている。タオルが落ちてしまっているのか、触れている部分は素肌と素肌。男性ならば理性を失い兼ねない状況でも、このときのアルトにはそんなことどうでもよかった。

 なぜなら、ミルスが泣いていたからだ。湯に浸かっている状態では、涙はよくわからない。それでも確かに感じたのだ。背中を伝っているものは、ただの水滴ではなく、ミルスの涙であると。


 泣く少女に向けて、アルトはそっと口を開く。


「怖いなら怖いで、しょうがないと思うけどなぁ…」

「え?」


(何を言っているんだろう?女性の扱い方を知らないのに同情するつもりなのか?むしろ傷つけはしまいか怖いな…)


「僕だって怖いものはあるさ」

「師匠…の怖いもの…?」


 その時、少年を抱く手が少し緩んだ。


「手にいれた大切なものを失ってしまうこと」


(……いや…。これでいい。本心をそのまま伝えよう…。今日感じた事を彼女に伝える)


 手が離れると、振り向いてミルスの頭に手を置く。


「今はミルスがいなくなるのが怖い…。僕が1年ぶりに外が楽しいと感じることができたのは、今日、君と過ごした時間だ。……だから怖いんだ。もし君が僕から魔法を教わって、僕のもとを離れていった後にどこかで死んでしまうんじゃないかって…。特に、そんな弱音を吐かれると不安だよ…」

「師…匠…」


(そうか、わかったぞ。彼女の不安を今拭い去るために教える事。今、ミルスに教えるべき魔法のような事が…。どんな防御魔法より硬く、永遠に続く魔法だ)


「ミルス。僕とパーティーを組んでくれるかい?君にも君の目標があるだろうけど、それなら僕はそれを手伝う。だからしばらく一緒にいてくれ、ミルス…」


 名前を呼ぶと、ミルスの目からは溢れ出ている水は涙ではなかった。涙の流れは止まり、水が彼女の頬を伝い落ちた。


(これが教えなければならない、特別な魔法……)


  『約束』


 その効果は強く、時が過ぎても常に効力を発揮し続ける力。


「………。クスッ…。アルト師匠…。頼もしすぎますよ…」


  ミルスが見せた笑顔は最高の輝きだった。アルトの網膜に強く影を残す、眩しい笑顔。


「そうかな?自分としては普通のつも………あ」


  だがその笑顔をずっと目に収める事無く、慌てて目を手で覆い隠す。振り向いて話していたため、ミルスの白き女体が目に入ってしまった。ストレートに表現して、エロすぎるその容姿を、これ以上見てはいけないと、自主規制をかけ、心を無にしようとした。


 しかしミルスはその手を掴み、顔から離す下ろす。

 目と目を合わせるために、顔を見させたのだ。


「ミ、ミルス…?」


  顔がすごく近く、アルトの鼓動を加速させる。


「その言葉…すごく嬉しいです…。約束ですよ…?パーティーを組んだら、私の目標を手伝っていただけるんですよね?」

「あ、ああ…」

「……私の目標は魔王を倒す事です」


 柔らかいものが頬に触れる。その時、アルトは動揺し、感覚全てが麻痺するような気分に陥った。


「エヘ……」


 頬に残った感触は何にも流されずにずっと残っていた。


 ミルスの悪戯な笑みも、アルトにはまた魔法であった。


「…って!?魔王…!?」

「はい師匠‼︎それが私の目標です!!何年かかってもいいので、手伝ってくださいね‼︎」


 やる気に満ちた目で、ミルスはぐっ、と拳を作る。

  彼女には色んな思惑があっての事だとは理解したが、アルトはとんでもない事を教えてしまったと後悔した。


 まさかそんなに巨大な野望を彼女が持っているとは思わなかった。

 が、次から次へと色んな事が起こるため、ひとまず気を落ち着かせ、


「…それよりそろそろ隠した方が…」


  目を覆いながら指摘する。慎ましい成長期ボディが丸見えである事に、ようやく意識が行った。


「え…?………い、イヤアァァッ!?」


 そのときの、ミルスの叫びを、アルトは今でも忘れない。




  そして少しの時間が立ち、今の状態に至る。アルトは町の家で最も安いものを購入した。その理由は、パーティーになったからには、まさか通勤のような形にするわけにはいかず、そこで共に生活するためだ。

 今はまだ2人しかおらず、少し広すぎる気がしてならないが、帰ってくるとミルスが待っていてくれるため、寂しくは無い。


────────────────────


 僕はロリコンじゃないけど、ミルスの可憐さに毎日癒される………。

 働きたくは無いけど、彼女と食べていくためには致し方無い。


 引きこもりを卒業しよう。


  そしてなんやかんやで、僕の新しい日々は始まった。

 打倒魔王を目指して……(気が進まないけど)





   頑張っていきましょうか(消極)

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