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7月25日20時 Re.
拙作「この女の正体は」について
代谷神社 宮司 代谷雅彦様
ご丁寧なご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
身に余るほどのお気遣いのうちに拙作をご覧いただきましたこと、筆者としては恐縮しきりです。そのうえで、作品中の一部描写にご懸念を抱かれたとのこと、深く真摯に受け止めております。
ご指摘のように、このような題材を扱う以上、その余波が思わぬところへ波及する可能性は常に念頭に置くべきであると痛感いたしました。
とりわけ、作中に描かれた「象徴」に関しては、私自身、いかなる形であってもそれが現実と結びつくような事態は望んでおりません。 もしも、それがそっと眼を閉じ、語られずにいてくれるならば、この物語もまた、あくまでフィクションのままでありつづけられるだろうと、そう願っております。
ひどく遠回しな言いぶりで申し訳ありませんが、ご理解いただければ幸いです。
改めて、静謐な場を守られるご尽力に敬意を表するとともに、心より感謝を申し上げます。
こおり




