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燃える絵

允華は頷き返すと

「春彦君に聞きたいんだけど、特別な家庭を支えているシステムについてどう考えている?」

と聞いた。


春彦はちらりと直彦を見た。

直彦は笑顔で

「お前の思うままでいい」

と答えた。


春彦は頷くと

「俺は九州で生活してそれぞれの地域で特別な家系の形が違うと思った」

と告げた。


隆も元も允華も春彦を見つめた。


春彦は腕を組んで

「俺、こう言ったらあれだけど」

隆さんのこと小さい頃から知ってるけど特別な家系だったってこと全然知らなかった

と言い

「凄いお金持ちとは思ったけど、それだけだったし恐らく伽羅も同じ感覚だったと思う」

と一息ついて言葉を続けた。

「つまり、東京での特別な家系は表面的に住んでる9割くらいの人々の普通の生活には影響がない感覚だと思ってる」


隆も元もそれについて反論はなかった。

確かにその通りなのだ。


もちろん、都民の生活を支える公共機関には多大な影響力を持っている。

だがそれは表立ってではなく裏側からであって人々は公共機関の裏に自分たち特別な家系がいることを知らないのだ。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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