表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コンティニュー・ロール  作者: 如月いさみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

98/126

燃える絵

元は二人を愛おしそうに見て

「不思議なものだな」

と呟いた。


直彦も隆も

「「そうだな」」

と答えた。


太陽はこの館で生まれ、元を父として1歳まで朧清美と育てたのだ。

つまり、元にとっては娘でもあるのだ。


反対に月は別れた妻の叶が育てていたのだ。

それが、叶は次男の陽介を連れて本当に愛する男のところへ行き、太陽は本来の父である直彦を父として、月は本来の父である元を父として成長していっているのだ。


運命とは不思議なモノである。


允華は感慨にふける元たちを見て

「兄さん、そろそろ」

と呼びかけた。


元は頷いて

「応接室で話をしよう」

と応接室へと誘った。


白露家の応接室は特別な家系に恥じない立派な部屋で壁には有名な画家の絵画が掛かり、調度品も置かれていた。


テーブルも椅子も海外からの特注品であった。


それぞれ椅子に座り元が口を開いた。

「春彦君、夏月と津村には話しておいたんだが…これからのことを話しておきたい」


春彦は頷いた。

元は允華を見ると小さく頷いた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ