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妄執の果て
晟は卒業制作の準備をし、允華は止まっていた小説二話目のプロットの見直しと執筆準備に入った。
その時、晟が声を零した。
「…あー、ごめん」
雨さんから緊急連絡~緊急連絡~
允華は振り向き
「わかった」
と言い、加奈子は立ち上がると
「一応、先生に声をかけてくる」
と告げた。
すると、直彦からの
「移動できるなら宜しく」
と伝言を携えて戻ってきたのである。
三人は直彦の部屋へと移動し、久しぶりの雨さんタイムへと突入することになったのである。
タブレットのチャット画面には運んできている間にも流れており、雨さんの話は続いていた。
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




