表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
発達障害と僕  作者: 日本のスターリン
3/3

エピローグ

 昴は開き直って生活保護で生活を始めた。酒とギャンブルに保護費の大半を叩いていた。その分、食事は貧しいものとなっていた。だが、昴はそれで満足していた。不満は全てパチスロと日本酒にぶつけた。昼間はパチスロをやって時間を潰し、夜は日本酒をちびちび飲んだ。昴はパチスロだけで月に4万円近く使うようになった。

 ギャンブルと酒に全ての鬱憤と欲望を託した。それでも不満が晴れない時は、反原発デモに参加して鬱憤を晴らした。将来が展望できない自分への不満を反原発運動で晴らすのであった。反原発デモには生活で困窮する人々が多く参加しているため、昴も共感が抱きやすく、一体感を味わえたのだ。

 日本酒を飲み、パチスロをやり、気が向いたら反原発デモを行う。そんな毎日を送っていた。反原発デモに参加することで「社会貢献する」という願望と歪んだ正義感をみたしていたのだった。昴はそれで幸せだと思う事にした。


赤井昴「『発達障害と僕』完!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ