↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残照 ~俳句と人生、老いの旅~  作者: 松涛/編集:山鳥はむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
88/91

黒き海霧笛響くや大晦日

平成二十八年一月



 横浜山下公園を眼下に望むホテルの最上階。停泊中の船舶は豪華客船が多くアッパーデッキには光が溢れニューイヤーズイブを祝っているのでしょう。赤や青の誘導灯が暗い海面に揺れています。

 私達は今までほとんど外国でこの夜を迎えていたのですがワイフの体力が飛行機の旅を許されなくなっていたのです。

 爆竹も紙笛もない、馬鹿騒ぎのない日本本来の静かな大つごもりを迎えたのです。



 この句は今から七~八年前の想い出を詠んでみたのです。それから3年後にワイフは亡くなりました。

 その夜は除夜の鐘に替わって0時を刻に大きな霧笛が鳴り響いたのです。



 そしてその隣の船が、そのまた隣、そのうしろの船が受け継いでいくのです。

 今年は独りボンヤリとベッドで過ごしました。無論、お節料理もありません。今は寂しい想い出です。



 さて、次は誰か誘って迎えようと思います。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。